- Date: Thu 20 12 2012
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: D-DAY ダイス D-DAY DICE 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
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D-DAY ダイス D-DAY DICE 2012/12/12
チョット変わったウォーゲームの「D-DAY ダイス」。
「D-DAY ダイス D-DAY DICE」 プレイ人数1-4人 10歳以上 プレイ時間45分間

プレイヤーは皆で協力して敵陣地めがけて、ひたすら突撃します。全員全滅せずに目標まで辿り着ければ勝利。

ゲーム開始時の写真です。中央手前が戦場地図で、4枚(両面仕様)あり今回はオマハ海岸での実戦演習です。
ゲームはターンを繰り返すことにより進行し、各ターンは以下の5つのフェイズから構成されています。
フェイズ1:ダイスロール
フェイズ2:補給
フェイズ3:専門技術者の配属/装備の確認/物資の交換/勲章の獲得
フェイズ4:移動
フェイズ5:戦闘
戦場地図の波打ち際に置かれている二つのダイスがプレイヤーの部隊マーカーです。
ダイスの目をシェブロン(山形のそで章)1つにして、さあオマハビーチに上陸です。目標は敵陣地に突入。

このように、プレイヤー全員が敵陣地に突入できれば勝利します。
波打ち際のスペースには、スタート位置を示すSのアイコンと、
開始時の兵士数4人を示す兵士のアイコン4つが表示されています。
中央の数字2は、
部隊がこのエリアに留まっていると敵の攻撃により1ターンあたり兵士2人を失うことを表しています。
部隊が同じエリアに留まっているとターン毎に、
部隊マーカーであるダイスの目がシェブロン1から2、3へと変わり、3からさらに矢印に変わります。
部隊マーカーの目が矢印になったら、部隊はそのターンの移動フェイズで移動しなければなりません。
部隊移動は前方または横方向への移動しか許されず、後退や以前にいたスペースへの移動はできません。
ボード左端の勲章のようなアイコンは、前進するために必要な勇気の数を示しています。
波打ち際から砂浜へ上陸するには勇気1が、さらに前進するには勇気2が必要となります。
敵陣地に近づくに従って、前進するためにはより多くの勇気が必要となります。
波打ち際から1つ先のエリアは、左右2つにわかれています。
左のエリアで留まると敵の攻撃により1ターン毎に4人の兵士が失われます。
ただし良いこともあります。ここでは、SCOUT(斥候)が部隊に加わります。
さらに、このエリアに留まると1ターンあたり勇気を1つ獲得できます。
一方右のエリアでは、SUPERSHOOTER(スナイパー)が部隊に加わり、1ターンあたり星を一つ獲得できます。
星を集めるとフェイズ3で、専門技術者(スペシャリスト)を部隊に加えることができます。

専門技術者が部隊に加わると様々な効果を部隊に与えます。
チョット見えにくいですが、カード下端の星の数がこのカードを獲得するためのコストを表しています。

カードはこれ以外に、写真上段の大将などの強力な働きをする特殊専門技術者や、
通常装備(下段のスパナの背景が灰色)や特殊装備(同じく下段のスパナの背景が黒)、
勲章カード、車両(今回は登場しません)などがあります。
先ほどの戦場地図で、左右のエリアは地雷原で遮られています。
この地雷原を超えて移動すると、ダイス1個の出目に相当する数の兵士が失われます。
勇気2を消費して、さらに前進するとエリアが左右方向に3つに分かれます。
敵の攻撃により1ターンあたりに失われる兵士の数の表示の背景が黒になっているエリアには、
部隊は留まることが許されません、部隊は侵入した次のターンで移動しなければなりません。
中央のエリアは留まることができますが、ここに前進するにはCORPORL(伍長)が部隊に必要となります。
またこのエリアに留まると1ターンあたり工具1を獲得できます。
工具は装備カードを獲得するための装備ポイントを提供します。
赤に十字のアイコンは、このエリアが敵の機銃掃射にさらされることを表しています。
ターン毎に6面ダイス1個を振ることで、機銃掃射により失われる兵士の数が決まります。
このように敵陣地に接近するに従って、エリアごとに様々な過酷な試練が待ち受けています。
前進するために必要な勇気と、敵の攻撃により失われる兵士の数は次第にエスカレートしていきます。

プレイヤーはフェイズ1のダイスロールで、このような6個のダイスを振ります。
ダイスは3回振ることができますが、1回目に6個の内の2個のダイスの出目を固定しなければなりません。
2回目と3回目は、残りの4個のダイスを任意の数だけ振ることができます。
この3回ダイスを振ることで得られた出目を最終結果と呼びます。
写真のダイスで、上段の右端の出目では兵士を一人獲得できます。
同様に下段の右端は兵士を二人、上段の中央は星一つ、下段の中央は勇気一つ、下段の左端は工具一つを、
それぞれ獲得できます。
上段の左端の髑髏の出目は、他の髑髏でない出目一つを無効にします。
フェイズ2の補給では、ダイスロールの最終結果に応じて部隊に補給を行います。

部隊の補給は、このようなリソースカードで部隊毎にプレイヤーが管理します。
補給には、前述のようにダイスロール以外に特定のエリアに留まることで追加で得られるものもあります。

ダイスロールの出目の組み合わせによって、このような特別ボーナス(RWBボーナス)も追加して発生します。
これ以外にも、ダイスの色にかかわらず6個全て異なる出目のストレートという組み合わせがあって、
この組み合わせを実現すると任意の勲章カード1枚を獲得できます。

勲章カードは、いずれもこのように非常に強力な支援を部隊に提供してくれます。
勲章カードは、勇気6を支払ってランダムに1枚引くことができます。
フェイズ2では補給以外に、部隊マーカーの目を一つ進めます。シェブロン1→2→3→矢印へ。
工具や星が集まれば、フェイズ3で専門技術者や装備を獲得することができます。
装備を獲得するために必要な装備ポイントは工具の獲得により得ることができます。
フェイズ4で部隊は移動しますが、
部隊マーカーの目が矢印でなければ移動せずにエリアに留まることができます。
兵士に余裕があれば、できるだけエリアに留まって補給することが肝要です。
フェイズ5では、敵の攻撃によりエリアごとに指定されている兵士を失います。
また、機銃掃射による損害も加わります。
このゲームでは、ホントにこれでもか、これでもかと敵にたたかれます。
激しい敵の攻撃にさらされながらも、ビーチに散在する味方の兵士や装備をかき集め再編しながら、
勇気を振り絞って敵陣地を目指す戦場の様子が結構うまく再現していると思います。。
今回初めて勝利しました。今回のプレイで勲章カードの重要性を強く認識しました。
これまで勲章カードを軽視していて、ことごとく砂浜半ばで全滅していました。
「D-DAY ダイス D-DAY DICE」 プレイ人数1-4人 10歳以上 プレイ時間45分間

プレイヤーは皆で協力して敵陣地めがけて、ひたすら突撃します。全員全滅せずに目標まで辿り着ければ勝利。

ゲーム開始時の写真です。中央手前が戦場地図で、4枚(両面仕様)あり今回はオマハ海岸での実戦演習です。
ゲームはターンを繰り返すことにより進行し、各ターンは以下の5つのフェイズから構成されています。
フェイズ1:ダイスロール
フェイズ2:補給
フェイズ3:専門技術者の配属/装備の確認/物資の交換/勲章の獲得
フェイズ4:移動
フェイズ5:戦闘
戦場地図の波打ち際に置かれている二つのダイスがプレイヤーの部隊マーカーです。
ダイスの目をシェブロン(山形のそで章)1つにして、さあオマハビーチに上陸です。目標は敵陣地に突入。

このように、プレイヤー全員が敵陣地に突入できれば勝利します。
波打ち際のスペースには、スタート位置を示すSのアイコンと、
開始時の兵士数4人を示す兵士のアイコン4つが表示されています。
中央の数字2は、
部隊がこのエリアに留まっていると敵の攻撃により1ターンあたり兵士2人を失うことを表しています。
部隊が同じエリアに留まっているとターン毎に、
部隊マーカーであるダイスの目がシェブロン1から2、3へと変わり、3からさらに矢印に変わります。
部隊マーカーの目が矢印になったら、部隊はそのターンの移動フェイズで移動しなければなりません。
部隊移動は前方または横方向への移動しか許されず、後退や以前にいたスペースへの移動はできません。
ボード左端の勲章のようなアイコンは、前進するために必要な勇気の数を示しています。
波打ち際から砂浜へ上陸するには勇気1が、さらに前進するには勇気2が必要となります。
敵陣地に近づくに従って、前進するためにはより多くの勇気が必要となります。
波打ち際から1つ先のエリアは、左右2つにわかれています。
左のエリアで留まると敵の攻撃により1ターン毎に4人の兵士が失われます。
ただし良いこともあります。ここでは、SCOUT(斥候)が部隊に加わります。
さらに、このエリアに留まると1ターンあたり勇気を1つ獲得できます。
一方右のエリアでは、SUPERSHOOTER(スナイパー)が部隊に加わり、1ターンあたり星を一つ獲得できます。
星を集めるとフェイズ3で、専門技術者(スペシャリスト)を部隊に加えることができます。

専門技術者が部隊に加わると様々な効果を部隊に与えます。
チョット見えにくいですが、カード下端の星の数がこのカードを獲得するためのコストを表しています。

カードはこれ以外に、写真上段の大将などの強力な働きをする特殊専門技術者や、
通常装備(下段のスパナの背景が灰色)や特殊装備(同じく下段のスパナの背景が黒)、
勲章カード、車両(今回は登場しません)などがあります。
先ほどの戦場地図で、左右のエリアは地雷原で遮られています。
この地雷原を超えて移動すると、ダイス1個の出目に相当する数の兵士が失われます。
勇気2を消費して、さらに前進するとエリアが左右方向に3つに分かれます。
敵の攻撃により1ターンあたりに失われる兵士の数の表示の背景が黒になっているエリアには、
部隊は留まることが許されません、部隊は侵入した次のターンで移動しなければなりません。
中央のエリアは留まることができますが、ここに前進するにはCORPORL(伍長)が部隊に必要となります。
またこのエリアに留まると1ターンあたり工具1を獲得できます。
工具は装備カードを獲得するための装備ポイントを提供します。
赤に十字のアイコンは、このエリアが敵の機銃掃射にさらされることを表しています。
ターン毎に6面ダイス1個を振ることで、機銃掃射により失われる兵士の数が決まります。
このように敵陣地に接近するに従って、エリアごとに様々な過酷な試練が待ち受けています。
前進するために必要な勇気と、敵の攻撃により失われる兵士の数は次第にエスカレートしていきます。

プレイヤーはフェイズ1のダイスロールで、このような6個のダイスを振ります。
ダイスは3回振ることができますが、1回目に6個の内の2個のダイスの出目を固定しなければなりません。
2回目と3回目は、残りの4個のダイスを任意の数だけ振ることができます。
この3回ダイスを振ることで得られた出目を最終結果と呼びます。
写真のダイスで、上段の右端の出目では兵士を一人獲得できます。
同様に下段の右端は兵士を二人、上段の中央は星一つ、下段の中央は勇気一つ、下段の左端は工具一つを、
それぞれ獲得できます。
上段の左端の髑髏の出目は、他の髑髏でない出目一つを無効にします。
フェイズ2の補給では、ダイスロールの最終結果に応じて部隊に補給を行います。

部隊の補給は、このようなリソースカードで部隊毎にプレイヤーが管理します。
補給には、前述のようにダイスロール以外に特定のエリアに留まることで追加で得られるものもあります。

ダイスロールの出目の組み合わせによって、このような特別ボーナス(RWBボーナス)も追加して発生します。
これ以外にも、ダイスの色にかかわらず6個全て異なる出目のストレートという組み合わせがあって、
この組み合わせを実現すると任意の勲章カード1枚を獲得できます。

勲章カードは、いずれもこのように非常に強力な支援を部隊に提供してくれます。
勲章カードは、勇気6を支払ってランダムに1枚引くことができます。
フェイズ2では補給以外に、部隊マーカーの目を一つ進めます。シェブロン1→2→3→矢印へ。
工具や星が集まれば、フェイズ3で専門技術者や装備を獲得することができます。
装備を獲得するために必要な装備ポイントは工具の獲得により得ることができます。
フェイズ4で部隊は移動しますが、
部隊マーカーの目が矢印でなければ移動せずにエリアに留まることができます。
兵士に余裕があれば、できるだけエリアに留まって補給することが肝要です。
フェイズ5では、敵の攻撃によりエリアごとに指定されている兵士を失います。
また、機銃掃射による損害も加わります。
このゲームでは、ホントにこれでもか、これでもかと敵にたたかれます。
激しい敵の攻撃にさらされながらも、ビーチに散在する味方の兵士や装備をかき集め再編しながら、
勇気を振り絞って敵陣地を目指す戦場の様子が結構うまく再現していると思います。。
今回初めて勝利しました。今回のプレイで勲章カードの重要性を強く認識しました。
これまで勲章カードを軽視していて、ことごとく砂浜半ばで全滅していました。
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