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ウォーターディープの支配者たち Lords of Waterdeep 2012/12/10

今回は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のファンには堪らない「ウォーターディープの支配者たち」。

ウォーターディープの支配者たち Lords of Waterdeep」プレイ人数2-5人 12歳以上 プレイ時間1時間

lofw121210_001.png


ウォーターディープとは、
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の世界のひとつであるフォーゴトン・レルムにある高名な都市だそうです。

このウォーターディープという町で、
プレイヤーは代わりに依頼(目的)を果たす冒険者を、エージェントを通して雇い報酬(勝利点)を得ます。

最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。

lofw121210_01.jpg

ゲーム開始時点のゲームボード(ウォーターディープ)の写真です。

lofw121210_09.jpg

ボード下にあるラウンドトラックです。ゲームは8ラウンドで構成されています。
ゲームスタート時には、各ラウンドのスペースに勝利点トークンが3個乗っています。

lofw121210_10.jpg


ラウンド開始時に建設業者組合の3つの建物の上に、ラウンドトラックの勝利点トークン3つを1つずつ置く。

この写真はラウンドの途中のもので、左端の建物が既に売れてしまってありませんが、
建物はラウンド開始時点に空いた所に補充されて、必ず3つ並ぶことになっています。

建物が売れ残っていると、勝利点トークンがどんどん積み重なっていき売れやすくなります。

lofw121210_11.jpg

ウォーターディープには様々な建物が存在しています。

左下隅はウォーターディープ港で、ここにエージェントを置くと陰謀カード1枚をプレイできます。
さらに、プレイヤー全員がその全てのエージェントを配置し終わった後に、
ウォーターディープ港に配置したエージェントを空いた建物に再配置することができます。

lofw121210_16.jpg

これが陰謀カードです。
他のプレイヤーを攻撃したり、共同で冒険者を獲得したり、様々な効果を発揮します。

その上のウォーターディープ城では、陰謀カードを山札から1枚引くことができます。
さらに、次のラウンドではスタートプレイヤーとなります。

その上のブラックスタッフの塔では魔法使い1人を、
左上隅の凱旋スタジアムでは戦士2人を、
右上隅の怒れるライオン酒場では盗賊2人を
その下のザ・プリンスでは僧侶1人を、それぞれ雇うことができます。

右下隅のオーロラ王国商店では、ゴールド4個を獲得します。

lofw121210_12.jpg

ボードの一番上にある絶壁展望旅館では、公開されている4枚の依頼カードから1枚を獲得します。

一番左のスペースにエージェントを置くと、依頼カード1枚とゴールド2個を、
真中のスペースであれば、依頼カード1枚と陰謀カード1枚を、
一番右のスペースであれば、旅館で公開されている依頼カード4枚を全て捨て札とし、
山札から新たに依頼カードを4枚引いて公開した中から依頼カード1枚を、それぞれ獲得します。

lofw121210_07.jpg

これが依頼カードです。依頼カードで要求(REQUIRES)されている冒険者を集めて報酬(REWARD)を得ます。

要求される冒険者は、
僧侶(白色のキューブ)、戦士(橙色)、魔法使い(紫色)、盗賊(黒色)の4種類。
依頼の中には、ゴールドを要求するものもあります。

報酬は、勝利点(赤色の六角形の中の数字)やゴールドなど。

依頼のなかには、
大使や副官などのエージェントを追加で獲得できたり、特別な効果がゲーム終了まで継続するものもあります。

lofw121210_08.jpg

依頼は大きく以下の4タイプに分けられ、主に要求されるもの(カッコ内)がタイプ毎に異なります。

1.Arcana 神秘(魔法使い)
2.Piety 信心(僧侶)
3.Skullduggery ペテン(盗賊)
4.Warfare 戦争(戦士)
5.Commerce 商売(ゴールド)

lofw121210_05.jpg

各プレイヤーは、ゲーム開始時にこのような支配者カードを1枚引きます。
このカードは、ゲーム終了時点まで公開しません。

このゲームでは、依頼カードの要求を満たして勝利点を獲得していきますが、
8ラウンドが終わりゲームが終了した時点で、各プレイヤーは持っている支配者カードを公開して、
その指示に従って、追加の勝利点を獲得します。

この支配者カードによる追加の勝利点は、相手のプレイを注意深く観察していれば予測可能ですが、
最後のどんでん返しを食う可能性を秘めています。

lofw121210_14.jpg

プレイヤーは、エージェントを建設業者組合に派遣して、
建物タイルの左上隅に書かれたコスト(ゴールド)を支払い、任意の建物を建てることができます。

プレイヤーが建てた建物は、誰が建てた建物でも使用することができます。

ただし、その建物の所有者以外が使用した場合、
その所有者は、建物ごとに書かれた冒険者やゴールド、勝利点などを獲得できます。(OWNER:)

ゲーム開始時点で、各プレイヤーは自分の代理人であるエージェント(人の形をしたコマ)を4個持っています。
くわえて、5ラウンド目に1個追加されます。

またある種の依頼を達成することにより、大使や副官など追加でエージェントを獲得できます。

各ラウンドでは、プレイヤーはスタートプレイヤーから順にエージェントを1個ずつ建物に配置して、
その建物に明記されているアクションを行い、依頼カードを達成して勝利点の獲得に努めます。



25勝利点が獲得できる依頼カードを3枚もツレに持っていかれました。
結局、25点もの高額の勝利点が得られる依頼カードは1枚も手にすることができず…。

しかしPiety(信心)のカードを必死で集めて達成したので、ゲーム中に大きく引き離されていた勝利点も、
かなり追いつきはしたものの、あと一歩で敗退。

ワーカープレイスメントをそのまま絵にしたようなゲーム。
コンポーネントの仕上がりも良く、収納名人。

lofw121210_15.jpg

なんか、どこをとってもクールにまとまっている感じがチョット気に入らない。
プレイしていて、結構面白いが、何故でしょうか、いまひとつ気に入りません。

上品すぎてアクがないというか、クセが無いというか、オリジナリティに欠けるのでは。

でも、おそらくプレイした人のほとんどが面白かったと言うでしょう。



ありゃあ大将、イモ谷に江戸中の和尚さんを集めてたんじゃあ、ありゃしやせんか。女将さん。

イモ谷の近くに住んでいる医者の山中鹿之助先生が血相変えて、あっしのところに駆け込んで来なすってね。
女将さんが髪振り乱して、イモ谷中に火をつけて回ってるって。

あっしが駆け付けたら、イモ谷を流れているトンダ川から次々と坊主が流れてくるわ、流れてくるわ。
女将さん、トンダ川がなかったら坊主み~んな丸焼けでしたぜ。

そのうち、なんと坊主に交じって大将が流れてきやしてね。必死で引き上げたまでは良かったんだが。
着物の裾は、はだけちゃって、おまけに外れたフンドシが髷に絡まっちゃって、ひどい様ったらありゃしねえ。

それになんだね、大将ったら近頃なんであんなに鼻たらすようになっちまったのかねえ。
ガキじゃあるめえし、半泣きで鼻ズルズルたらして。

おめえは、お上から十手預かって悪いことする奴をとっ捕まえては「こら、こら」と説教するから、
「こらこーらのマサ」って皆から呼ばれてるんだろう。それなら今スグ、あの女将をふんじばって来い!って。
あの山中鹿之助先生にこっぴどく説教されちまったよ。今回はホントやりすぎでさあ~、女将さん。
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boardgameaddiction

Author:boardgameaddiction
ボードゲームが大好きで、プレイするだけでなく、
集めてルールを読むだけで十分満足している、
生きることに結構真面目な、
そこら辺にゴロゴロしている、ごく普通の人です。

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