- Date: Tue 17 12 2013
- Category: ボードゲームのお話
- Tags: D-DAY AT OMAHA BEACH 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのお話" ジャンル "趣味・実用"
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D-DAY AT OMAHA BEACH は簡単にはプレイさせてくれない
以前にもお話ししましたように、
私は難しいゲームほど、とりあえずテスト的にプレイしてみることにしているのですが...
「D-DAY AT OMAHA BEACH」には、この方法が通じないようです。
このゲームを購入して数カ月経っても、いまだにルールブックとにらめっこしている状態が続いていたので、
少ししびれを切らして、昨晩とうとう思い切ってテストプレイに踏み切りました。
しかしながら残念にも、駒を並べる程度で実際にプレイするまでに至りませんでした。
ルールが非常に難解だというわけではないんです。といっても、決して決して簡単なものでもないのです。
ルールを読み進めていくと、
どのルールも成程と納得できるものばかりで、どちらかと言えばルールとしてはかなり優れ物なのです。
オマハビーチにおける潮の流れや干満で上陸部隊の上陸地点がドリフト(押し流されて変わる)したり、
上陸に失敗して上陸時間が遅延したりします。
歩兵部隊の攻撃を砲兵部隊が支援する場合には、
ターゲットが射程距離内にあり、攻撃に参加している歩兵部隊の少なくとも1つが司令部の指揮下にあり、
支援する砲兵部隊も同じく司令部からの指揮下にあり、なおかつ敵軍の射界外に配備されていなければならない。
敵部隊をせん滅するために必要な兵装や、
工兵部隊のアクション、盤外砲撃、艦砲射撃、司令部などに関する細かなルールも存在しています。
また戦闘結果は単なる攻撃力と防御力の比較に止まらず、
数多くの条件を加味してチャートから導き出すようになっています。
これらはルールのほんの一部で、あらゆる面にわたって詳細なルールが設けられています。
そしてルールの一つ一つは、とても理にかなっていて共感こそすれ文句をつけるようなことは何一つありません。
では、なぜプレイできないかというと、一言でいえばルールが頭に入っていないからなのです。
ルールがそれほど複雑でない場合は、全体通して概念的にルールがぼんやりとでも頭に入っていれば、
ルールブック片手に曲がりなりにも強引にプレイすることができるのですが、
このゲームはそんな生半可な姿勢では楽しませてくれそうにありません。
このゲームでは、上陸部隊の死傷者の割合が約50パーセントだと言われている壮絶な戦いが描かれています。
浜辺を500ヤード進み、堤防や砂丘を越えて、パビリオンと呼ばれる浜辺を一望できる観覧席のようなエリアへ
このエリアには
機関銃で武装したコンクリート製のトーチカからなる抵抗拠点(Widerstandsnester)が配備されています。
さらに200ヤード進むと高さ100~170フィートの崖があり、これを登り切ると目指す内陸部に辿り着く。
身を隠す場所もない戦場には、水中機雷を含む障害物やヘッジホッグ(対戦車用の障害物)、
高さ2メートルにも及ぶ鉄のゲート、先に地雷が設けられた杭、地雷原など堅固な防御施設が待ち受けています。
これは、まさに妥協を許さない重量級のウォーゲームの本格派。
プレイするには、それなりの努力と心構えが必要なのです。
私は難しいゲームほど、とりあえずテスト的にプレイしてみることにしているのですが...
「D-DAY AT OMAHA BEACH」には、この方法が通じないようです。
このゲームを購入して数カ月経っても、いまだにルールブックとにらめっこしている状態が続いていたので、
少ししびれを切らして、昨晩とうとう思い切ってテストプレイに踏み切りました。
しかしながら残念にも、駒を並べる程度で実際にプレイするまでに至りませんでした。
ルールが非常に難解だというわけではないんです。といっても、決して決して簡単なものでもないのです。
ルールを読み進めていくと、
どのルールも成程と納得できるものばかりで、どちらかと言えばルールとしてはかなり優れ物なのです。
オマハビーチにおける潮の流れや干満で上陸部隊の上陸地点がドリフト(押し流されて変わる)したり、
上陸に失敗して上陸時間が遅延したりします。
歩兵部隊の攻撃を砲兵部隊が支援する場合には、
ターゲットが射程距離内にあり、攻撃に参加している歩兵部隊の少なくとも1つが司令部の指揮下にあり、
支援する砲兵部隊も同じく司令部からの指揮下にあり、なおかつ敵軍の射界外に配備されていなければならない。
敵部隊をせん滅するために必要な兵装や、
工兵部隊のアクション、盤外砲撃、艦砲射撃、司令部などに関する細かなルールも存在しています。
また戦闘結果は単なる攻撃力と防御力の比較に止まらず、
数多くの条件を加味してチャートから導き出すようになっています。
これらはルールのほんの一部で、あらゆる面にわたって詳細なルールが設けられています。
そしてルールの一つ一つは、とても理にかなっていて共感こそすれ文句をつけるようなことは何一つありません。
では、なぜプレイできないかというと、一言でいえばルールが頭に入っていないからなのです。
ルールがそれほど複雑でない場合は、全体通して概念的にルールがぼんやりとでも頭に入っていれば、
ルールブック片手に曲がりなりにも強引にプレイすることができるのですが、
このゲームはそんな生半可な姿勢では楽しませてくれそうにありません。
このゲームでは、上陸部隊の死傷者の割合が約50パーセントだと言われている壮絶な戦いが描かれています。
浜辺を500ヤード進み、堤防や砂丘を越えて、パビリオンと呼ばれる浜辺を一望できる観覧席のようなエリアへ
このエリアには
機関銃で武装したコンクリート製のトーチカからなる抵抗拠点(Widerstandsnester)が配備されています。
さらに200ヤード進むと高さ100~170フィートの崖があり、これを登り切ると目指す内陸部に辿り着く。
身を隠す場所もない戦場には、水中機雷を含む障害物やヘッジホッグ(対戦車用の障害物)、
高さ2メートルにも及ぶ鉄のゲート、先に地雷が設けられた杭、地雷原など堅固な防御施設が待ち受けています。
これは、まさに妥協を許さない重量級のウォーゲームの本格派。
プレイするには、それなりの努力と心構えが必要なのです。
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いつもありがとうございました。
来年も、貴Blogに、ちょこちょこと、
顔を出させていただきますので、
今後も、よろしくお願いいたします。
いつか、お会いしたいものです!
来阪の際にはご一報をいただけますと嬉しいです!
良い年をお迎えください!