- Date: Fri 05 10 2012
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ロンドン London 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame レビュー
- Community: テーマ "ボードゲームのレビュー" ジャンル "趣味・実用"
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ロンドン London 2012/10/2
ロンドン大火の復興を描いた「 ロンドン 」です。

デザインは、かのマーティン・ワレスですが比較的軽めの作品です。

ゲームは、大火にあったロンドンの土地を購入し建物を建てるというまさに復興を行います。
建物や土地、地下鉄などで勝利点を獲得します。
手番では、
建物を建てる
町を運営する
土地を購入する
カードを3枚補充する
のなかのどれか一つだけアクションが可能です。
建物を建てる場合は、手札のカードをプレイヤーの前に出します。
カードを出す時に、必ず同じ色のカード1枚を捨て札にしなければなりません。
またカードによっては出す時にお金がかかるものもあります。
勝利点が高い建物や多くのお金を稼ぐことができる建物ほどお金がかかります。
プレイヤーの前に建物カードは何枚でも出すことができますが、
後で町の運営を行った際に、建物カードが置かれているスペースの数だけ貧困ポイントが増えます。
ゲーム終了時に残っている貧困ポイント数に応じて勝利点が減点されますので、要注意です。
建物を建てただけでは、何の効果も得られません。
厳密に言うと、ゲーム終了時に建てた建物毎に明記された勝利点が得られます。
町を運営して、建てた建物を活性化すれば建物毎に特有の効果が発揮されます。
効果はお金や勝利点の獲得に加えて、貧困ポイントを増減するものもあります。
この活性化には指定された手札を1枚捨て札にしなければならない場合もあります。
町の運営の最後に、
手札の枚数+建物のスペース数-獲得している土地の数=受け取らなければならない貧困ポイント数
で算出された貧困ポイント数が増えることになります。
町を運営するときは、手札が極力少なくなるように心がけなければなりません。
また、むやみにプレイヤーの前の建物のスペースを増やすと危険です。
このスペースは一度増やすと以降減らすことができません。
建物を建てるときに、すでに建物を建てているスペースの上に重ねておき、
建物スペースを増やさないで建物を建てることができます。
ただし、町の運営で活性化できる建物は、各スペースの一番上に乗っているカードだけです。
土地は指定されたお金を支払って購入します。
土地ごとに価格と購入した時に山札から引くカードの枚数、そして勝利点が明記されています。
土地を数多く購入すると町を運営した時に受け取る貧困ポイントを少なくすることができます。
ゲーム終盤では、獲得した土地の数が手札の枚数と建物のスペース数の合計を上回り、
逆に貧困ポイントをその差分だけ減らすことができるようになります。
ゲーム序盤ではお金が不足しますが、銀行から借りることができます。
ただ、10ポンド借りたらゲーム終了時に15ポンド返さなければなりません。
返済できない借金は、10ポンド当たり勝利点が7点減点されますので、これまた要注意です。
建物(カード)の効果が非常に多彩で、どのような建物を建てるかが戦略となります。
加えて土地の購入が絡んできます、終盤には地下鉄の敷設がポイントです。
なかなか楽しませてくれるシステムです。
ゲーム終了後に、土地と建物の勝利点を集計して勝敗が決まります。



土地の購入に出遅れた私があせって20ポンド借金をしたのが敗因です。
ゲーム終了時までお金に苦労して、とうとう返済できず勝利点が14点減点となりました。
81対87の僅差でツレが勝利しました。
ゲーム終了時の残っている手札も枚数分貧困ポイントとなりますので、最後まで気が抜けません。
今回は終始勝敗の行方が見えない、とてもよいゲームとなりました。
建物カードの内容を熟知するに従って、このゲームの良さが増してくるような気がしました。
良く知った仲間で繰り返してプレイするのに適した作品であることは間違いないようです。
本ブログを開設して以来おおむね10日間になりますが、これまでにご訪問を頂いた方は累計千人を超えました。
ここに日頃のご厚情に厚く感謝申し上げるとともに、引き続きご愛読賜りますよう心よりお願い申し上げます。

デザインは、かのマーティン・ワレスですが比較的軽めの作品です。

ゲームは、大火にあったロンドンの土地を購入し建物を建てるというまさに復興を行います。
建物や土地、地下鉄などで勝利点を獲得します。
手番では、
建物を建てる
町を運営する
土地を購入する
カードを3枚補充する
のなかのどれか一つだけアクションが可能です。
建物を建てる場合は、手札のカードをプレイヤーの前に出します。
カードを出す時に、必ず同じ色のカード1枚を捨て札にしなければなりません。
またカードによっては出す時にお金がかかるものもあります。
勝利点が高い建物や多くのお金を稼ぐことができる建物ほどお金がかかります。
プレイヤーの前に建物カードは何枚でも出すことができますが、
後で町の運営を行った際に、建物カードが置かれているスペースの数だけ貧困ポイントが増えます。
ゲーム終了時に残っている貧困ポイント数に応じて勝利点が減点されますので、要注意です。
建物を建てただけでは、何の効果も得られません。
厳密に言うと、ゲーム終了時に建てた建物毎に明記された勝利点が得られます。
町を運営して、建てた建物を活性化すれば建物毎に特有の効果が発揮されます。
効果はお金や勝利点の獲得に加えて、貧困ポイントを増減するものもあります。
この活性化には指定された手札を1枚捨て札にしなければならない場合もあります。
町の運営の最後に、
手札の枚数+建物のスペース数-獲得している土地の数=受け取らなければならない貧困ポイント数
で算出された貧困ポイント数が増えることになります。
町を運営するときは、手札が極力少なくなるように心がけなければなりません。
また、むやみにプレイヤーの前の建物のスペースを増やすと危険です。
このスペースは一度増やすと以降減らすことができません。
建物を建てるときに、すでに建物を建てているスペースの上に重ねておき、
建物スペースを増やさないで建物を建てることができます。
ただし、町の運営で活性化できる建物は、各スペースの一番上に乗っているカードだけです。
土地は指定されたお金を支払って購入します。
土地ごとに価格と購入した時に山札から引くカードの枚数、そして勝利点が明記されています。
土地を数多く購入すると町を運営した時に受け取る貧困ポイントを少なくすることができます。
ゲーム終盤では、獲得した土地の数が手札の枚数と建物のスペース数の合計を上回り、
逆に貧困ポイントをその差分だけ減らすことができるようになります。
ゲーム序盤ではお金が不足しますが、銀行から借りることができます。
ただ、10ポンド借りたらゲーム終了時に15ポンド返さなければなりません。
返済できない借金は、10ポンド当たり勝利点が7点減点されますので、これまた要注意です。
建物(カード)の効果が非常に多彩で、どのような建物を建てるかが戦略となります。
加えて土地の購入が絡んできます、終盤には地下鉄の敷設がポイントです。
なかなか楽しませてくれるシステムです。
ゲーム終了後に、土地と建物の勝利点を集計して勝敗が決まります。



土地の購入に出遅れた私があせって20ポンド借金をしたのが敗因です。
ゲーム終了時までお金に苦労して、とうとう返済できず勝利点が14点減点となりました。
81対87の僅差でツレが勝利しました。
ゲーム終了時の残っている手札も枚数分貧困ポイントとなりますので、最後まで気が抜けません。
今回は終始勝敗の行方が見えない、とてもよいゲームとなりました。
建物カードの内容を熟知するに従って、このゲームの良さが増してくるような気がしました。
良く知った仲間で繰り返してプレイするのに適した作品であることは間違いないようです。
本ブログを開設して以来おおむね10日間になりますが、これまでにご訪問を頂いた方は累計千人を超えました。
ここに日頃のご厚情に厚く感謝申し上げるとともに、引き続きご愛読賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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電気系のゲームが出来ない歯がゆさからではありませんが・・・
1000人突破、おめでとうございます。
これからも勉強させてください。