- Date: Mon 03 06 2013
- Category: ボードゲームの魅力
- Tags: ボードゲームを作る 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame
- Community: テーマ "ボードゲームの魅力" ジャンル "趣味・実用"
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ボードゲームの魅力 その5 自分で創る
ボードゲームの魅力 その1 奥が深いということ
ボードゲームの魅力 その2 インターラクション
ボードゲームの魅力 その3 ルールの難易度
ボードゲームの魅力 その4 もう一度プレイしたくなる理由
最近「なんてったってホノルル」というボードゲームを購入しました。

中央の緑色のボードが、方角ボードといいます。
このボードには、ランダムに選ばれた起点となる都市カードが置かれます。
写真では「ジブチ」という都市カードが置かれています。
手番では、手札から一枚都市カードを場に置かなければなりません。
「ジブチ」の北なら上に、東なら右、西なら左、南なら下に置きます。
写真のように既に都市カードが置かれている場合は、その間でも構いません。
すなわち「ティンプー」より東で、「スバ」より西であれば、「ティンプー」と「スバ」の間に置きます。
ルールは至って簡単で、置いたカードの正誤を当てて得点するわけですが…。
馴染のない都市名が続くとウンザリ、とくに起点となる都市が全く初耳の都市だとゲームにならない。
写真の例は知名度の低い都市カードを集めた、とても極端な例ではありますが…。
「こんなもん、サッパリわからん!」とストレスが溜まり続けるのは私だけではないのでは…。
知名度の高さで都市カードをランク別にして、プレイの難度に応じて使用するカードのランクを決める、
といった具合に、楽しくプレイするための新ルールを設けるといったなんらかの対策が必要と思われます。
プレイ難度が「易しい」でプレイすれば、ほとんどの人が知っている都市カードしか登場しない といった具合。
ボードゲームの魅力の一つに、自分の好みに合わせてボードゲームを変更することができる、
すなわちボードゲームには、大いなるフレキシビリティがあるのではないかと思います。
他のほとんどのゲームでは、プレイヤーは作り手側で決められた仕組みやルールの中でしかプレイできません。
しかしながら、ボードゲームは自分で勝手にルールなど変えることができます。
そして、このような魅力に気づくと、自分独自のオリジナルなゲームが創りたくなる方もおられるのでは…。
実は、私もいつの日か創れたらいいなあ~、なんて夢を描いている一人なのですが。
ルール改変やオリジナルゲームの制作は別として、
小さいことから、自分なりにプレイ環境を少しでもよりよくすることはできます。
まあ端的な例として、日本語化が挙げられます。外国語版を日本人がプレイできるようにするわけです。

プレイアビリティを向上させるには、カードの日本語化が必須となります。
カードに貼り付けるシールは、できるだけ雰囲気を損なわないようにしたいものです。

ルールブック以外にも、
日本語のサマリーやリファレンスシートなどのプレイエイドも、外国語版をプレイする場合に非常に役立ちます。

時にはゲームボード自体も日本語化が必要な場合がありますが、私は出来るだけ必要最小限にとどめています。
カードやシートはフィルムなどでカバーできますが、ゲームボードは保護できず傷みやすくなるからです。


日本語化以外には、これらのプレイマットのようなプレイの快適性を著しく向上させるグッズがあります。
本来、
ゲーム本体に付属していない物ですが、自作して使用してみるとプレイ感が格段に改善されることに驚きます。

もともとゲームに付属しているものの品質が粗悪でプレイし辛いものは、自作して改善するようにしています。
これらのマットやボードは、ネット上で公開されているデザインを使用させていただいています。

これは、「祈り、働け」のゲームボードをデザインを変更せずに厚みのある発泡ボードで自作したものです。
もともとゲーム本体に付属していたものが、
紙製で厚みもなく幾分ソリもあって、上にカードが乗った状態で移動するのは極めて難しく、
ボードを追加して領地を拡大する際に、とても難儀していました。
このように腰のある厚い発泡ボードに変えることにより、
プレイ中にボード上に数多くのカードを乗せた状態で、位置を簡単に移動できるようになり、
プレイが非常に快適になりました。

これは、二人プレイ専用のゲームボードです。
ゲームによっては、プレイ人数が3人以上で2人プレイに対応していないものもあります。
また、ルール上は対応していてもゲームボードが対応しきれていないものもあります。
しかしながら、有難いことに世界中のいたるところに優秀な方がおられて、その方たちのおかげで、
二人プレイが楽しめるバリアントや、二人プレイ専用ボードのデザインがネットで数多く公開されています。
本当に、ボードゲームは作り手側から離れてプレイする側で作り変えることが出来る自由度を持ってます。

カード立ては、カードを使ってプレイする時には欠くことができません。
長さや溝の幅などを変えたカード立てを、プレイするカードによって使い分けています。
今後もより快適なプレイを目指して、いろいろな形やサイズのものを制作していこうと思っています。

カードを使用するゲームでは、できるだけこのようなカードケースも作ることにしています。

最近、メルカトルを初めてプレイしたのですが、使用されている厚紙製のボックスがとても気に入りました。
様々なピースを分類・保管すると共に、プレイでもそのまま使用する形態として優れたスタイルだと思います。
別のゲームでも、トライしてみようと思っています。

カードケースを制作すると、収納性が格段に向上します。
ゲームのパーツは、出来る限り細かく分類してプレイが円滑に進むよう心がけていますが、
ケースなどで分類して収納しようとすると、どうしても収納スペースの問題で箱に入りきれなくなります。
アグリコラやウォー・オブ・ザ・リングなどは、あきらめて別の専用のかごを設けて収納していますが…。
この写真のように仕切りや専用のカードケースを制作して、できるだけ箱の中に収まるようにしています。
今後は、
よりプレイ感を改善するために木製のピースや厚紙のマーカーなど独自のものを制作することを考えています。
ボードゲームは、勿論プレイすること自体がとても楽しいのですが、
自分なりにチョット手を加えて、「創る」ことも私にとって楽しみの一つとなっています。
手を加えれば加えるほど、なんか愛着が増すような気がします。
そして、そんなボードゲームが並んでいる棚を眺めることすら、なんか嬉しくてたまりません。
ボードゲーム中毒症と自称しています。
先月末、購入する予定だった「テラミスティカ」が気がつけば、ほとんどのショップで在庫なし状態に。
でも、運よく手に入れることが出来ました。なかなかの大作です、レビューをご期待下さい。
今回はこれまで。
ボードゲームの魅力 その2 インターラクション
ボードゲームの魅力 その3 ルールの難易度
ボードゲームの魅力 その4 もう一度プレイしたくなる理由
最近「なんてったってホノルル」というボードゲームを購入しました。

中央の緑色のボードが、方角ボードといいます。
このボードには、ランダムに選ばれた起点となる都市カードが置かれます。
写真では「ジブチ」という都市カードが置かれています。
手番では、手札から一枚都市カードを場に置かなければなりません。
「ジブチ」の北なら上に、東なら右、西なら左、南なら下に置きます。
写真のように既に都市カードが置かれている場合は、その間でも構いません。
すなわち「ティンプー」より東で、「スバ」より西であれば、「ティンプー」と「スバ」の間に置きます。
ルールは至って簡単で、置いたカードの正誤を当てて得点するわけですが…。
馴染のない都市名が続くとウンザリ、とくに起点となる都市が全く初耳の都市だとゲームにならない。
写真の例は知名度の低い都市カードを集めた、とても極端な例ではありますが…。
「こんなもん、サッパリわからん!」とストレスが溜まり続けるのは私だけではないのでは…。
知名度の高さで都市カードをランク別にして、プレイの難度に応じて使用するカードのランクを決める、
といった具合に、楽しくプレイするための新ルールを設けるといったなんらかの対策が必要と思われます。
プレイ難度が「易しい」でプレイすれば、ほとんどの人が知っている都市カードしか登場しない といった具合。
ボードゲームの魅力の一つに、自分の好みに合わせてボードゲームを変更することができる、
すなわちボードゲームには、大いなるフレキシビリティがあるのではないかと思います。
他のほとんどのゲームでは、プレイヤーは作り手側で決められた仕組みやルールの中でしかプレイできません。
しかしながら、ボードゲームは自分で勝手にルールなど変えることができます。
そして、このような魅力に気づくと、自分独自のオリジナルなゲームが創りたくなる方もおられるのでは…。
実は、私もいつの日か創れたらいいなあ~、なんて夢を描いている一人なのですが。
ルール改変やオリジナルゲームの制作は別として、
小さいことから、自分なりにプレイ環境を少しでもよりよくすることはできます。
まあ端的な例として、日本語化が挙げられます。外国語版を日本人がプレイできるようにするわけです。

プレイアビリティを向上させるには、カードの日本語化が必須となります。
カードに貼り付けるシールは、できるだけ雰囲気を損なわないようにしたいものです。

ルールブック以外にも、
日本語のサマリーやリファレンスシートなどのプレイエイドも、外国語版をプレイする場合に非常に役立ちます。

時にはゲームボード自体も日本語化が必要な場合がありますが、私は出来るだけ必要最小限にとどめています。
カードやシートはフィルムなどでカバーできますが、ゲームボードは保護できず傷みやすくなるからです。


日本語化以外には、これらのプレイマットのようなプレイの快適性を著しく向上させるグッズがあります。
本来、
ゲーム本体に付属していない物ですが、自作して使用してみるとプレイ感が格段に改善されることに驚きます。

もともとゲームに付属しているものの品質が粗悪でプレイし辛いものは、自作して改善するようにしています。
これらのマットやボードは、ネット上で公開されているデザインを使用させていただいています。

これは、「祈り、働け」のゲームボードをデザインを変更せずに厚みのある発泡ボードで自作したものです。
もともとゲーム本体に付属していたものが、
紙製で厚みもなく幾分ソリもあって、上にカードが乗った状態で移動するのは極めて難しく、
ボードを追加して領地を拡大する際に、とても難儀していました。
このように腰のある厚い発泡ボードに変えることにより、
プレイ中にボード上に数多くのカードを乗せた状態で、位置を簡単に移動できるようになり、
プレイが非常に快適になりました。

これは、二人プレイ専用のゲームボードです。
ゲームによっては、プレイ人数が3人以上で2人プレイに対応していないものもあります。
また、ルール上は対応していてもゲームボードが対応しきれていないものもあります。
しかしながら、有難いことに世界中のいたるところに優秀な方がおられて、その方たちのおかげで、
二人プレイが楽しめるバリアントや、二人プレイ専用ボードのデザインがネットで数多く公開されています。
本当に、ボードゲームは作り手側から離れてプレイする側で作り変えることが出来る自由度を持ってます。

カード立ては、カードを使ってプレイする時には欠くことができません。
長さや溝の幅などを変えたカード立てを、プレイするカードによって使い分けています。
今後もより快適なプレイを目指して、いろいろな形やサイズのものを制作していこうと思っています。

カードを使用するゲームでは、できるだけこのようなカードケースも作ることにしています。

最近、メルカトルを初めてプレイしたのですが、使用されている厚紙製のボックスがとても気に入りました。
様々なピースを分類・保管すると共に、プレイでもそのまま使用する形態として優れたスタイルだと思います。
別のゲームでも、トライしてみようと思っています。

カードケースを制作すると、収納性が格段に向上します。
ゲームのパーツは、出来る限り細かく分類してプレイが円滑に進むよう心がけていますが、
ケースなどで分類して収納しようとすると、どうしても収納スペースの問題で箱に入りきれなくなります。
アグリコラやウォー・オブ・ザ・リングなどは、あきらめて別の専用のかごを設けて収納していますが…。
この写真のように仕切りや専用のカードケースを制作して、できるだけ箱の中に収まるようにしています。
今後は、
よりプレイ感を改善するために木製のピースや厚紙のマーカーなど独自のものを制作することを考えています。
ボードゲームは、勿論プレイすること自体がとても楽しいのですが、
自分なりにチョット手を加えて、「創る」ことも私にとって楽しみの一つとなっています。
手を加えれば加えるほど、なんか愛着が増すような気がします。
そして、そんなボードゲームが並んでいる棚を眺めることすら、なんか嬉しくてたまりません。
ボードゲーム中毒症と自称しています。
先月末、購入する予定だった「テラミスティカ」が気がつけば、ほとんどのショップで在庫なし状態に。
でも、運よく手に入れることが出来ました。なかなかの大作です、レビューをご期待下さい。
今回はこれまで。
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