- Date: Fri 10 05 2013
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: メイジ・ウォーズ Mage Wars 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
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メイジ・ウォーズ Mage Wars 2013/3/26 その3
メイジ・ウォーズ Mage Wars にハマりそうです!
メイジ・ウォーズ Mage Wars ツレが頭痛になりました!
メイジ・ウォーズ Mage Wars 日本語化について
メイジ・ウォーズ Mage Wars 2013/3/26 その1
メイジ・ウォーズ Mage Wars 2013/3/26 その2
スペルについて
メイジ・ウォーズに登場するスペルは、以下の6つのタイプに分類されます。
1.イクップメント
2.インキャンテーション
3.クリーチャー
4.コンジュレーション
5.エンチャントメント
6.アタック
では、それぞれ具体的にどのようなスペルか見ていきましょう。

イクップメントのスペルは、貴方の魔法使いの能力を高めたり新しい能力を付与するために使います。
ゆえに、このタイプのスペルのターゲットは魔法使いだけです。
このタイプのスペルは、魔法使いの杖や再生のベルト、獣のリング、獣の錫杖などの装備を発現します。
注意する点は、スペルカード中央右端に描かれているアイコンです。
これらのアイコンは、スペルで発現する装備を装着するロケーション(身体の部位)を表していて、
指輪などは別として、原則として身体の部位1か所に1つしか装備できません。
たとえば、魔法使いの杖のカードには攻撃用の武器と防御用の楯が描かれていて、ORの記述がありますので、
この杖は、攻撃用の武器を持つ手(利き腕)か防御用の楯を持つ手に装備することができるわけです。
このタイプで、
最も興味深いスペルは、魔法使いの杖のような装備に別のスペルをバインド(付与)することができるものです。
この魔法使いの杖には、インキャンテーションというタイプのスペルを付与することができます。
インキャンテーションのスペルは、後で詳しく説明しますが、
ダメージを回復するヒール(治癒)のようなスペルで、効力を発揮した後に捨て札となります。所謂使い捨て。
しかしながら、この魔法使いの杖にバインド(付与)すると、
この杖を使うたびに、その効果を繰り返し発揮することができるようになります。
ファイヤーボールなどのアタック(攻撃)のスペルを付与できる装備を発現するスペルも存在します。
魔法使いは、なにも装備していない状態ではアーマー(防御値)が零の完全無防備の状態ですので、
極めて地味ですが、防御を強化する装備もとても重要です。

インキャンテーションは、一時的な効果をもたらすスペルです。
このタイプの代表的なスペルは、
ヒール(治療)で所定の数のダイスを振ってヒットの出目の数だけダメージを回復します。
前出の装備を破壊するスペルや敵のマナやライフを吸い取るスペル、敵を一瞬のうちにノックダウンするスペル、
敵のクリーチャーをアリーナの外へテレポートするスペル、などなど多種多様なスペル群。
全て使い捨てですから使うタイミングも大切です。
同じスペルをレベル1であれば6つまで、
それ以外のレベルなら、4つまでスペルブックに加えることができるので多用するスペルは複数用意します。
ただし、強力なスペルなど一部のスペルは1つしか許されないものもあります。注意してください。

最も重要なスペルは、これらクリーチャー(生き物)を召還するスペルです。
当然ながら、魔法使い同士がサンダーボルトなどのアタック(攻撃)スペルを駆使して直接対決します。
しかしメイジ・ウォーズでは、
互いの魔法使いが召還したクリーチャー(生き物)の戦いが、勝負を決することが多いように思います。
では、エメラルド色の大トカゲのスペルで、具体的にクリーチャーを召還するスペルを見てみましょう。
カード上段のアイコンについて、左から順に見ていきます。
紫色の丸に数字9:この大トカゲを召還するためにマナが9つ必要
砂時計:このスペルを唱える行動はフルアクション(移動した後では唱えることができない)
白色の丸に数字0-0:
このスペルのターゲットは0~0のゾーンの範囲、すなわち唱えるものと同じゾーンにいなければならない
Zone:このスペルはゾーンに向けて唱える。スペルのターゲットはゾーン。
マナを9つ消費して、アクションフェイズに移動せずにこのスペルを唱えると、
スペルを唱えた魔法使いと同じゾーンに大トカゲが出現します。
カード右端の鎧のアイコンに数字3は、大トカゲのアーマー(防御)値が3であること、
その下の心臓のアイコンに数字8は、大トカゲのライフ値が8であることを表しています。
またカード中央少し下にあるバーについて、左から順に、
稲妻のアイコン:クイックアクション(移動した後に実行できる)
剣のアイコン:接近戦(矢のアイコンなら遠距離射撃戦闘)
赤色の四角に数字3:接近戦のときに振る戦闘ダイスの数が3個
黄色の丸に文字d12:接近戦のときの追加の効果(12面ダイスを振る)
記述8+=Rot:12面ダイスの出目が8以上で腐食
この大トカゲが召還されると、以降アリーナにて単独で行動できるようになります。
通常の移動に加えて、同じゾーンまたは隣接するゾーンにいる敵に対して、
クイックアクションとして接近戦を挑むことができます。
この接近戦はフルアクションではないので、移動した後に実行できます。
接近戦では、戦闘ダイスが3個振られ相手に与えるダメージが出目で決まります。
さらに12面ダイス1個が振られ、
出目が8以上であれば相手は腐食状態となり継続したダメージが与えられます。
ライフに相当するダメージを被るまで、このクリーチャーは魔法使いの下僕として敵と戦います。
このような獣以外に、戦士や僧侶などの人間、妖精や天使、ヒドラやユニコーンなど生きているのだけでなく、
スケルトンのように生きていないもの、さらに渦の悪魔といった決まった形をもたない霊的な存在など、
非常に様々なものが登場します。
ガスのような無形のものは、剣や弓矢などの物理的な武器は効果がありませんが、
神聖な光や稲妻といった霊的な攻撃には非常に脆い存在です。
獰猛な獣や強靭な戦士、魔法をも操る妖精や天使、邪悪な霊気など様々なクリーチャーがアリーナに登場して、
激しい戦いを繰り広げます。
(次回に続きます)
メイジ・ウォーズ Mage Wars ツレが頭痛になりました!
メイジ・ウォーズ Mage Wars 日本語化について
メイジ・ウォーズ Mage Wars 2013/3/26 その1
メイジ・ウォーズ Mage Wars 2013/3/26 その2
スペルについて
メイジ・ウォーズに登場するスペルは、以下の6つのタイプに分類されます。
1.イクップメント
2.インキャンテーション
3.クリーチャー
4.コンジュレーション
5.エンチャントメント
6.アタック
では、それぞれ具体的にどのようなスペルか見ていきましょう。

イクップメントのスペルは、貴方の魔法使いの能力を高めたり新しい能力を付与するために使います。
ゆえに、このタイプのスペルのターゲットは魔法使いだけです。
このタイプのスペルは、魔法使いの杖や再生のベルト、獣のリング、獣の錫杖などの装備を発現します。
注意する点は、スペルカード中央右端に描かれているアイコンです。
これらのアイコンは、スペルで発現する装備を装着するロケーション(身体の部位)を表していて、
指輪などは別として、原則として身体の部位1か所に1つしか装備できません。
たとえば、魔法使いの杖のカードには攻撃用の武器と防御用の楯が描かれていて、ORの記述がありますので、
この杖は、攻撃用の武器を持つ手(利き腕)か防御用の楯を持つ手に装備することができるわけです。
このタイプで、
最も興味深いスペルは、魔法使いの杖のような装備に別のスペルをバインド(付与)することができるものです。
この魔法使いの杖には、インキャンテーションというタイプのスペルを付与することができます。
インキャンテーションのスペルは、後で詳しく説明しますが、
ダメージを回復するヒール(治癒)のようなスペルで、効力を発揮した後に捨て札となります。所謂使い捨て。
しかしながら、この魔法使いの杖にバインド(付与)すると、
この杖を使うたびに、その効果を繰り返し発揮することができるようになります。
ファイヤーボールなどのアタック(攻撃)のスペルを付与できる装備を発現するスペルも存在します。
魔法使いは、なにも装備していない状態ではアーマー(防御値)が零の完全無防備の状態ですので、
極めて地味ですが、防御を強化する装備もとても重要です。

インキャンテーションは、一時的な効果をもたらすスペルです。
このタイプの代表的なスペルは、
ヒール(治療)で所定の数のダイスを振ってヒットの出目の数だけダメージを回復します。
前出の装備を破壊するスペルや敵のマナやライフを吸い取るスペル、敵を一瞬のうちにノックダウンするスペル、
敵のクリーチャーをアリーナの外へテレポートするスペル、などなど多種多様なスペル群。
全て使い捨てですから使うタイミングも大切です。
同じスペルをレベル1であれば6つまで、
それ以外のレベルなら、4つまでスペルブックに加えることができるので多用するスペルは複数用意します。
ただし、強力なスペルなど一部のスペルは1つしか許されないものもあります。注意してください。

最も重要なスペルは、これらクリーチャー(生き物)を召還するスペルです。
当然ながら、魔法使い同士がサンダーボルトなどのアタック(攻撃)スペルを駆使して直接対決します。
しかしメイジ・ウォーズでは、
互いの魔法使いが召還したクリーチャー(生き物)の戦いが、勝負を決することが多いように思います。
では、エメラルド色の大トカゲのスペルで、具体的にクリーチャーを召還するスペルを見てみましょう。
カード上段のアイコンについて、左から順に見ていきます。
紫色の丸に数字9:この大トカゲを召還するためにマナが9つ必要
砂時計:このスペルを唱える行動はフルアクション(移動した後では唱えることができない)
白色の丸に数字0-0:
このスペルのターゲットは0~0のゾーンの範囲、すなわち唱えるものと同じゾーンにいなければならない
Zone:このスペルはゾーンに向けて唱える。スペルのターゲットはゾーン。
マナを9つ消費して、アクションフェイズに移動せずにこのスペルを唱えると、
スペルを唱えた魔法使いと同じゾーンに大トカゲが出現します。
カード右端の鎧のアイコンに数字3は、大トカゲのアーマー(防御)値が3であること、
その下の心臓のアイコンに数字8は、大トカゲのライフ値が8であることを表しています。
またカード中央少し下にあるバーについて、左から順に、
稲妻のアイコン:クイックアクション(移動した後に実行できる)
剣のアイコン:接近戦(矢のアイコンなら遠距離射撃戦闘)
赤色の四角に数字3:接近戦のときに振る戦闘ダイスの数が3個
黄色の丸に文字d12:接近戦のときの追加の効果(12面ダイスを振る)
記述8+=Rot:12面ダイスの出目が8以上で腐食
この大トカゲが召還されると、以降アリーナにて単独で行動できるようになります。
通常の移動に加えて、同じゾーンまたは隣接するゾーンにいる敵に対して、
クイックアクションとして接近戦を挑むことができます。
この接近戦はフルアクションではないので、移動した後に実行できます。
接近戦では、戦闘ダイスが3個振られ相手に与えるダメージが出目で決まります。
さらに12面ダイス1個が振られ、
出目が8以上であれば相手は腐食状態となり継続したダメージが与えられます。
ライフに相当するダメージを被るまで、このクリーチャーは魔法使いの下僕として敵と戦います。
このような獣以外に、戦士や僧侶などの人間、妖精や天使、ヒドラやユニコーンなど生きているのだけでなく、
スケルトンのように生きていないもの、さらに渦の悪魔といった決まった形をもたない霊的な存在など、
非常に様々なものが登場します。
ガスのような無形のものは、剣や弓矢などの物理的な武器は効果がありませんが、
神聖な光や稲妻といった霊的な攻撃には非常に脆い存在です。
獰猛な獣や強靭な戦士、魔法をも操る妖精や天使、邪悪な霊気など様々なクリーチャーがアリーナに登場して、
激しい戦いを繰り広げます。
(次回に続きます)
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