- Date: Thu 04 04 2013
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ハイフロンティア High Frontier 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
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ハイフロンティア High Frontier 2013/2/26 その3
ハイ・フロンティア 2012/9/24
ハイフロンティア High Frontier 2013/2/26 その1
ハイフロンティア High Frontier 2013/2/26 その2
ハイフロンティアでは、各プレイヤーが順番に手番を実行することにより進行します。
プレイヤーは自分の手番で、移動(ロケットや貨物機)とオペレーション(1つを選択)を実行します。
オペレーションのフェイズでは、以下の行動から1つだけ選択して実行します。
1.収入
ストックから1WT(我が家のルールでは3WT)の収入を得ます。1WTは40トンの水に相当します。
2.研究(オークション)
特許カードを対象としてオークションにてプレイヤー間で競りを行います。
競り落としたプレイヤーは、そのカードを手札として保有して、
カードに書かれたロケットの推進システムやロボノーツ、精製プラントが使用できるようになります。

カード左上に書かれたMASS(重量)の数値がとても重要です。
ロケットに搭載する際に、ロケットの総重量が大きくなると飛行時の燃料消費が当然ながらアップして、
遠くの天体への航行が難しくなります。
左端のカードは精製プラントで地球外工場を設立する時に、ロボノーツと共に不可欠な設備です。
中央のロボノーツのカードの右下に書かれているISRU値は小さいほど高性能であることを表しています。
右端のカードは推進システムで、ロケットの心臓部とも言える装置です。
以前にも紹介しましたが、カード下に描かれているトライアングルの数値が非常に重要です。
特に推進力(左の数字)と燃料消費量(右の数字)は、宇宙開発をする上でとても頭を悩ます性能値です。
推進力は一回の飛行(移動)で通過できる加速点の数で、大きいほど遠くまで飛行できます。
また推進力がサイト(天体)のサイズ値を超える場合は、
離着陸が特別な燃料消費無しで行えるので、推進力が大きいシステムは非常に魅力的です。
ただ、推進力の大きいシステムは燃料消費量もまた多いのが一般的です。
また燃料消費量は、
ロケットが加速点に侵入するために必要な燃料で太陽風を利用した飛行システムではゼロの場合があります。
太陽風を利用した推進システムは燃料なしで飛行できますが、太陽から離れるほど推進力が低下します。
また推進力が非常に低いため大きなサイズのサイトへの離着陸には非常に多くの燃料消費が必要となります。
加えて大気のある天体への着陸では、太陽風を利用した推進システムは破壊されます。
3.フリーマーケット
手札の特許カードを売却することで3WT(我が家のルールでは10WT)の収入を得ます。
4.打ち上げ
手札のロケットの推進システムやロボノーツ、精製プラントなどの特許カードを
地球低軌道(LEO)に打ち上げます。打ち上げには、打ち上げるものの重量値と同額のWTを消費します。

最低でも推進システムと探査機能を備えたロボノーツを地球低軌道に打ち上げてロケットを建設します。
地球外工場を設立するには、
まず候補となるサイト(天体)までロケットを飛ばして工場建設に適しているかの探査が必要です。
探査が成功すれば、その天体までロボノーツと精製プラントを運べば地球外工場を建設できます。
5.サイトでの燃料補給
・サイト(天体)の水分量に1を加え、
乗組員またはロボノーツのISRU値を引いた値に相当するWTを得ることができます。
乗組員またはロボノーツの探査装置の能力が低くISRU値が大きい場合は、
水分量の大きいサイト(天体)でしか燃料補給ができません。
・地球外工場では、自由に好きなだけ燃料を補給することができます。

サイトに描かれている雨粒の数が水分量を表しています。
6.探査
着陸したサイト(天体)で地球外工場が建設可能か探査します。
探査するには、ロケットに搭載している装置のISRU値が
探査の対象となるサイトの水分量以下でなければ探査できません。
探査が可能な場合、ダイスを1個振って出目が探査の対象となるサイトのサイズ値以下であれば成功です。
プレイヤーの色の領有ディスクをサイト上に置いて、その領有権を明示します。
7.工業化
探査に成功したサイトにロボノーツと精製プラントを運べば地球外工場が建設されます。

緑色の円形ディスクが領有ディスクで、その上のキューブが地球外工場を表しています。
8.地球外工場での機器生産
地球外工場が建設できると、そのサイトのスペクトル型に一致する機器を生産することができます。

特許カードの裏面(黒色)が地球外工場で生産可能な装置で、それぞれの性能が飛躍的に向上します。
これらの装置をロケットに組み込むと、宇宙での行動範囲が大きく広がります。
右端の推進システムは非常に魅力的なシステムで、推進力が15で燃料消費量は1/2と驚異的な性能です。
これだけの推進力があれば、太陽系の全ての天体において燃料消費無しで離着陸が可能となります。
(次回に続きます)
本ブログも、トータルアクセス数が5万アクセスを突破いたしました。
記事の終りでは御座いますが、謹んで本ブログの読者の方々に心より感謝申し上げます。
ハイフロンティア High Frontier 2013/2/26 その1
ハイフロンティア High Frontier 2013/2/26 その2
ハイフロンティアでは、各プレイヤーが順番に手番を実行することにより進行します。
プレイヤーは自分の手番で、移動(ロケットや貨物機)とオペレーション(1つを選択)を実行します。
オペレーションのフェイズでは、以下の行動から1つだけ選択して実行します。
1.収入
ストックから1WT(我が家のルールでは3WT)の収入を得ます。1WTは40トンの水に相当します。
2.研究(オークション)
特許カードを対象としてオークションにてプレイヤー間で競りを行います。
競り落としたプレイヤーは、そのカードを手札として保有して、
カードに書かれたロケットの推進システムやロボノーツ、精製プラントが使用できるようになります。

カード左上に書かれたMASS(重量)の数値がとても重要です。
ロケットに搭載する際に、ロケットの総重量が大きくなると飛行時の燃料消費が当然ながらアップして、
遠くの天体への航行が難しくなります。
左端のカードは精製プラントで地球外工場を設立する時に、ロボノーツと共に不可欠な設備です。
中央のロボノーツのカードの右下に書かれているISRU値は小さいほど高性能であることを表しています。
右端のカードは推進システムで、ロケットの心臓部とも言える装置です。
以前にも紹介しましたが、カード下に描かれているトライアングルの数値が非常に重要です。
特に推進力(左の数字)と燃料消費量(右の数字)は、宇宙開発をする上でとても頭を悩ます性能値です。
推進力は一回の飛行(移動)で通過できる加速点の数で、大きいほど遠くまで飛行できます。
また推進力がサイト(天体)のサイズ値を超える場合は、
離着陸が特別な燃料消費無しで行えるので、推進力が大きいシステムは非常に魅力的です。
ただ、推進力の大きいシステムは燃料消費量もまた多いのが一般的です。
また燃料消費量は、
ロケットが加速点に侵入するために必要な燃料で太陽風を利用した飛行システムではゼロの場合があります。
太陽風を利用した推進システムは燃料なしで飛行できますが、太陽から離れるほど推進力が低下します。
また推進力が非常に低いため大きなサイズのサイトへの離着陸には非常に多くの燃料消費が必要となります。
加えて大気のある天体への着陸では、太陽風を利用した推進システムは破壊されます。
3.フリーマーケット
手札の特許カードを売却することで3WT(我が家のルールでは10WT)の収入を得ます。
4.打ち上げ
手札のロケットの推進システムやロボノーツ、精製プラントなどの特許カードを
地球低軌道(LEO)に打ち上げます。打ち上げには、打ち上げるものの重量値と同額のWTを消費します。

最低でも推進システムと探査機能を備えたロボノーツを地球低軌道に打ち上げてロケットを建設します。
地球外工場を設立するには、
まず候補となるサイト(天体)までロケットを飛ばして工場建設に適しているかの探査が必要です。
探査が成功すれば、その天体までロボノーツと精製プラントを運べば地球外工場を建設できます。
5.サイトでの燃料補給
・サイト(天体)の水分量に1を加え、
乗組員またはロボノーツのISRU値を引いた値に相当するWTを得ることができます。
乗組員またはロボノーツの探査装置の能力が低くISRU値が大きい場合は、
水分量の大きいサイト(天体)でしか燃料補給ができません。
・地球外工場では、自由に好きなだけ燃料を補給することができます。

サイトに描かれている雨粒の数が水分量を表しています。
6.探査
着陸したサイト(天体)で地球外工場が建設可能か探査します。
探査するには、ロケットに搭載している装置のISRU値が
探査の対象となるサイトの水分量以下でなければ探査できません。
探査が可能な場合、ダイスを1個振って出目が探査の対象となるサイトのサイズ値以下であれば成功です。
プレイヤーの色の領有ディスクをサイト上に置いて、その領有権を明示します。
7.工業化
探査に成功したサイトにロボノーツと精製プラントを運べば地球外工場が建設されます。

緑色の円形ディスクが領有ディスクで、その上のキューブが地球外工場を表しています。
8.地球外工場での機器生産
地球外工場が建設できると、そのサイトのスペクトル型に一致する機器を生産することができます。

特許カードの裏面(黒色)が地球外工場で生産可能な装置で、それぞれの性能が飛躍的に向上します。
これらの装置をロケットに組み込むと、宇宙での行動範囲が大きく広がります。
右端の推進システムは非常に魅力的なシステムで、推進力が15で燃料消費量は1/2と驚異的な性能です。
これだけの推進力があれば、太陽系の全ての天体において燃料消費無しで離着陸が可能となります。
(次回に続きます)
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