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世界のボードゲーム

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ツォルキン:マヤ神聖歴 Tzolk'in 2013/1/20 その4

ツォルキン:マヤ神聖歴 Tzolk'in 2013/1/20 その1
ツォルキン:マヤ神聖歴 Tzolk'in 2013/1/20 その2
ツォルキン:マヤ神聖歴 Tzolk'in 2013/1/20 その3



tzolkin130120_13.jpg

ウズマルは商業の中心で、市場で商売をして神々に捧げ物を行います。

0:アクションはありません。
1:コーン3を支払い、任意の神殿1つのマーカーを1段アップします。
2:任意の数だけコーンと資源を交換します。交換比率:木材1/石材1/黄金1はそれぞれコーン2/3/4。
3:自分の色の労働者駒1個を得ます。
4:コストをコーンで支払い、建物を建設します。建設コストは資源1につきコーン2で算出します。
5:コーン1を支払えば、パレンケやヤシュチラン、ティカル、ウズマルの歯車上の任意のスペースに、
  自分の労働者駒を置いているが如くアクションを行うことができます。
6-7:ウズマルの歯車上にある任意のアクション1つを選び、実行できます。

tzolkin130120_09.jpg

チチェン・イツァは神聖な場所で、水晶髑髏を捧げて神々の好意を得ます。

0:アクションはありません。
1-9:アクションスペースに水晶髑髏1つをおいて各アクションスペースに描かれている以下の報酬を得ます。
    ・示されている勝利点を得ます。
    ・描かれている神様の神殿のマーカーを1段アップします。
    ・任意の資源1を得ます。(資源のマークが描かれているスペースのみ)
10:チチェン・イツァの歯車上にある任意のアクション1つを選び、実行できます。

ゲームは、時代1と時代2で構成されています。

tzolkin130120_10.jpg

このツォルキンの歯車は、ラウンド毎に歯1つ分だけ反時計回りに回って暦を進めます。

この歯車の歯には、青いシール2枚と茶色いシール2枚が貼られています。

tzolkin130120_24.jpg

青いシールの1枚は、時代1の始まりを表していてゲームはここからスタートします。
またツォルキンの歯車が一回転して、このシールの所でゲームが終了しますので時代2の終りも表しています。

もう一枚の青いシールは時代2の始まりを表していて、この時点で建物を全て1から2に入れ替えます。

ツォルキンの歯車が回転して青いシールの日(時代2の始まりと終り)が来たら、
各神殿のマーカーの位置に表示されている勝利点と、追加の勝利点(トップのみ)を各プレイヤーは獲得します。

tzolkin130120_25.jpg

茶色いシール2枚は、時代1と時代2のそれぞれ中間点を表しています。

ツォルキンの歯車が回転して茶色のシールの日が来たら、
各神殿のマーカーの位置より下に描かれている全ての資源を、各プレイヤーは獲得します。

ツォルキンの歯車上に貼られた、これら4つのシールの日は食料供給日と呼ばれ、
各プレイヤーは労働者1人につきコーン2の食料を供給しなければなりません。

tzolkin130120_26.jpg

ここは、歯車のうえ以外に労働者駒を置くことのできる唯一の場所であるスタートプレイヤースペースです。

ここに労働者駒を置いたプレイヤーは、次のラウンドでスタートプレイヤーになることができます。

ラウンド中に誰もこのスペースに労働者駒を置かなかった場合、
ツォルキンの歯車の現在の歯の上に、コーン1を銀行から取って置きます。

ツォルキンの歯車の上のコーンは、このスペースに労働者駒を置いたプレイヤーが全て獲得できます。
また、
このスペースに労働者駒を置いたプレイヤーはツォルキンの歯車を1日分ではなく2日分進めることもできます。

5つの歯車に設けられた数多くのアクションを中心として、非常に多種多様な選択肢がプレイヤーを悩ませます。

規則正しく時を刻む歯車の動きから、一見、先を読むことが容易く思われがちですが、
ゲーム終了後に、ほとんどのプレイヤーは、
実行できたことが考えていたことの半分にも満たないことに、歯痒く感じるに違いありません。

組みし易そうで、どっこい思い通りにならないところが、このゲームの奥深いところだと思います。
素晴らしいゲームボードの出来栄えと、その外観に恥じない中身の素晴らしさに感動しました。

この作品を生み出した関係者の方々に、心より大きな拍手を贈りたいと思います。素晴らしい作品です。

(ツォルキン:マヤ神聖歴の説明は今回で終わります。)



テストプレイを含めて、圧倒的な強さでツレが連勝しました。

単に労働者を増やしても、
労働者駒を一度に多く配置しようとすると、配置コストが急増してアグリコラのようにはうまくいきません。

数多くのプレイを重ねるに値する、数少ない優れたゲームに間違いありません。また、楽しみが増えました。
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boardgameaddiction

Author:boardgameaddiction
ボードゲームが大好きで、プレイするだけでなく、
集めてルールを読むだけで十分満足している、
生きることに結構真面目な、
そこら辺にゴロゴロしている、ごく普通の人です。

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