湾岸戦争の混乱の中で出生時に病院でイスラエルとパレスチナの新生児の取り違えが起こります。
そして、月日が流れ18年後にその過ちが発覚します。
私はユダヤ人とアラブ人というのは人種だと思っていたのですが、
違いは言葉や文化、宗教によるもので、彼ら自身も外見からはどちらか見分けることができないそうです。
イスラエルの最大都市テルアビブに住むイスラエル人の家族と、
イスラエルとは“壁”で隔てられたパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区に住む家族に衝撃が走ります。
2つの家族の動揺と葛藤を追いながら、少しずつイスラエルとパレスチナ問題に踏み込んでいきます。
しかしながら、この映画の軸足は、
当事者である二人の若者とその家族、それら人間そのものを繊細に淡々と描くところにあるように感じました。
葛藤しながらも彼らから滲み出てくる愛情を非常に澄み切った目で、実に静かに捉えています。
こんな映画が多くなれば、世界中の人々がもっともっと仲良くなれると思うのですが…。
観終わって、穏やかで清々しい感動を覚えました。心温まる珠玉の作品です。
そして、月日が流れ18年後にその過ちが発覚します。
私はユダヤ人とアラブ人というのは人種だと思っていたのですが、
違いは言葉や文化、宗教によるもので、彼ら自身も外見からはどちらか見分けることができないそうです。
イスラエルの最大都市テルアビブに住むイスラエル人の家族と、
イスラエルとは“壁”で隔てられたパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区に住む家族に衝撃が走ります。
2つの家族の動揺と葛藤を追いながら、少しずつイスラエルとパレスチナ問題に踏み込んでいきます。
しかしながら、この映画の軸足は、
当事者である二人の若者とその家族、それら人間そのものを繊細に淡々と描くところにあるように感じました。
葛藤しながらも彼らから滲み出てくる愛情を非常に澄み切った目で、実に静かに捉えています。
こんな映画が多くなれば、世界中の人々がもっともっと仲良くなれると思うのですが…。
観終わって、穏やかで清々しい感動を覚えました。心温まる珠玉の作品です。
スポンサーサイト