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世界のボードゲーム

世界中のボードゲームを紹介します

 
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新しいテレビドラマが始まりました

4月になって続々と新しいテレビドラマが始まりました。

今のところの順位です。

1.銀二貫
2.極悪がんぼ
3.MOZU
4.BORDER
5.花咲舞が黙っていない
6.サイレント・プア
7.SMOKING GUN
8.TEAM
9.ブラックプレジデント
10.アリスの棘
11.ビター・ブラッド
12.トクボウ
13.弱くても勝てます

以前の記事にも載せましたが、私にとって前期(1~3月)は残念ながらドラマ不作の期間でした。

今回はと言うと、
「銀二貫」がよろしおますなあ~。(津川雅彦さんの物真似ということで聞いて下さい)

主人公である松吉の奉公先である寒天問屋井川屋の主人和助さんを演じる津川雅彦さんの演技が光ります。

第一話の仇討に割って入る和助さん、第二話の商人の誇りについて語る和助さん、
言葉が活きているというか重いというか、賛辞の言葉を贈りたいのですが適切な表現が見当たりません。

とにかく素晴らしい!!

同じく脇役で井川屋の番頭善次郎さんを演じる塩見三省さん。
大きなしゃもじに塗りつけた味噌を焼いて貧乏神を店から追い出すシーンなんか、ほんまによろしおすなあ~。

久々に私の心の琴線をふるわしてくれる作品に出会いました。これからが楽しみです。

それ以外には、「極悪がんぼ」がほんによろしおますなあ~。

尾野真千子さんが益々好きになりそうです。それと三浦友和さんの悪の演技にしびれますねえ。

加えて忘れてはならない存在が、
裏の世界のドン的な役回りの小林薫さん。私にとって、もう俳優陣を眺めているだけで大満足の作品。

「MOZU」も久々に観ていて時間を忘れる作品。
ああ、今回ももう終わりか、次どうなるのかなあ~ と思わせてくれる。

ドラマの展開で視聴者を酔わせてくれる本格派の登場ですね。

以上のように、上位三作品はいずれ劣らぬ秀作です。

といっても、
その次の「BORDER」と「花咲舞が黙っていない」、「サイレント・プア」の三作品も結構気に入ってます。

残りはというと、
「SMOKING GUN」と「TEAM」、「ブラックプレジデント」の三作品は今後観続けるか微妙。

残念ながら「アリスの棘」以下の四作品はおそらく近々に観るのをやめることになるでしょう。


ちなみに、「ホワイト・ラボ」と「ファースト・クラス」の二作品は第一話の途中で観るのをやめました。


番外編として、WOWOWの「ニュースルーム2」はとっても気に入ってます。

我が家では、今のところ「銀二貫」か「ニュースルーム2」がトップ争い といったところです。今回はこれまで。
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スチームパークのカードの日本語化

一部の方からご希望がありましたので、
スチームパーク Steam Park」のカードの日本語データを以下に公開します。

「スチームパーク Steam Park」のカードの日本語シールデータ

資料はPDFファイルで、
シールの配置はカットしやすいようにサイズを揃えていますのでカード順には並んでいません。


本ブログにて公開いたします資料は、
以下の内容を十分にご理解・ご了承の上でご利用いただきますようお願い申し上げます。

1.資料の内容は、
  私の乏しい語学力に基づき翻訳した内容ですので、間違いや私自身の勝手な解釈が数多く含まれています。

2.資料の公開目的は、
  私と同じボードゲームスチームパーク Steam Park」の日本人のファンの方に、
  快適なプレイを実現するために少しでもお役立ていただくためです。

  ご利用は、ファンの方が個人的にゲームをプレイするときに使用される範囲を逸脱して、
  営利的な目的や他への転用などはお控えください。

3.ご利用にあたっては、
  あくまで自己責任のもとに、ご自身がボードゲームをプレイするためにご利用ください。

読みづらい、解りにくいところがたくさんあると思いますが、ボードゲームファンの方々の一助となれば幸いです。


スチームパーク  Steam Park 2014/4/11

レビュー記事一覧
BGA賞受賞作品  世界のボードゲームランキング  ボードゲームのルール  ボードゲームのプレイアビリティの改善


ロボバーグで年に一回開かれるお祭りには、数多くの移動式カーニバル「スチームパーク」がやってきます。

ロボバーグの市民であるロボット達は、このお祭りで楽しむために一年間一生懸命に働きお金を稼ぐのでした。

プレイヤーは、この「スチームパーク」のオーナーとなり、パーク内に石炭で動く巨大な乗り物を建設して、
お祭りにやってくるお客(ロボット)を楽しませて、お金を稼がなくてはなりません。

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スチームパーク  Steam Park」 プレイ人数2-4人 10歳以上 プレイ時間60分間
★★★★★★★★☆☆

steampark140411_01.jpg

これがゲーム開始時にプレイヤーに与えられる土地タイルで16の区画に区切られています。
この土地に乗り物やスタンド(施設)を建設して、あなたのスチームパークをオープンしましょう。

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これがアトラクションである乗り物です。サイズは大(乗客3人)、中(乗客2人)、小(乗客1人)の3種類です。

steampark140411_03.jpg

乗り物の種類は6種類ありそれぞれ色分けされています。

steampark140411_04.jpg

スチームパーク内には乗り物以外に、このようなスタンド(施設)も建設します。


プレイヤーは、スチームパークに乗り物やスタンドを建設して、お客を集めてお金(単位:ダナリ)を稼ぎます。

お金以外にダート(不潔物)という要素がこのゲームに登場します。ここではダートのことを以降ゴミとして扱います。

スチームパークでは普通の遊園地のようにゴミ(ダート)が発生します。
ゲーム終了時点でパークにゴミ(ダート)が残っていたら、綺麗に清掃して返さなければなりません。

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左の列がゴミの数で右の列がゴミを処理するために支払わなければならない清掃費用です。
たとえばゴミが9だけ残っていれば、15D(ダナリ)を支払って清掃してもらいます。
ゲーム終了時にゴミが30以上残っていると、稼いだお金を全て没収されて自動的にゲームに負けます。

勝敗は、ゲーム終了時点でパークに残っているゴミを処理した後に手元に残っているお金で決まります。
プレイヤーはお金を稼ぐとともに、パーク内のゴミの量に気を配る必要があります。

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ゲームスタート時、布袋には6種類(6色)ある乗客駒を各色1個ずつ入れておきます。

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加えて、各プレイヤーはこのようなボーナスカードを山札から6枚取り、
うち3枚を選んで手札として手元に置き、残りを山札に戻し十分にシャッフルして山札を再構築します。

プレイヤーは、
乗り物の乗客からだけでなく、アクションフェイズでボーナスカードをプレイすることでお金を稼ぐことができます。

自分のパークを上手く建設・運営すれば、ボーナスカードでかなりのお金(ボーナス)を稼ぐことができます。
すなわち、ボーナスカードはパークが目指す具体的な指標となるわけです。


ゲームのターンは、以下の4つのフェイズから成り立っています。

steampark140411_37.jpg


1.ダイスフェイズ

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このような出目を持つダイス6個を振ります。このフェイズは全プレイヤーが同時にスタートします。
ダイスは何度振りなおしても構いません。

望む出目が得られたダイスから順次豚の絵が描かれたピッグボード(右上)の上に乗せていきます。
ピッグボードの上に乗せたダイスは、その出目が確定されて以降振り直すことができません。

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6個全てのダイスの出目が確定したら、すなわち全てのダイスがピッグボードの上に乗った時点で、
プレイヤーは、テーブル中央に置かれたこのようなターン順番トークンを取ることができます。

できるだけダイスは早く振り終えて順番が早いトークンを取ることが肝心です。
最後から2番目のプレイヤー、すなわち3番目のプレイヤーがトークンを取り終えた後、
最後に残ったプレイヤーは残り3回だけダイスを振り直すことができますが、3回目で出目は強制的に確定されます。

ターン順番トークンで以降のアクションフェイズでの各プレイヤーの手番順が決まりますが、
順番だけでなくトークンの左右の上隅の2つの円の中に描かれたアイコンに従って以下の効果が生じます。

アイコンは掃除用のホウキとゴミ(ダート)の2種類があり、
ホウキはパーク内のゴミを減らし、ゴミはパーク内のゴミを増やします。

左上の1番のターン順番トークン(ホウキが4つ描かれている)を取ったプレイヤーは、
自分のパーク内のゴミを4つ減らすことができます。

左下の2番のターン順番トークン(ホウキが2つ描かれている)を取ったプレイヤーは、
自分のパーク内のゴミを2つ減らすことができます。

右上の3番のターン順番トークン(何も描かれていない)を取ったプレイヤーには、何の効果も生じません。

右下のZZZ(最後)番のターン順番トークン(ゴミが2つ描かれている)を取ったプレイヤーは、
自分のパーク内のゴミが2つ増えることになります。

なんと1番と最後のプレイヤーの間では、ゴミの数で6つも差がつくことになります。

ダイスの出目はアクションを決めることになるので何度も振りなおして望む出目を出したいところですが、
ターン順番トークンの効果を考えると、そうのんびりと振り直しているわけにもいきません。


2.ダートフェイズ

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上の4つがロボバーグの通貨ダナリで、下の2つがゴミを表すダートトークンです。

各プレイヤーは、ピッグボード上のダイスの出目に描かれたゴミ(ダート)のアイコン1つにつき、
ダートトークン1つを自分のパークの周辺に加えます。

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次に自分のパーク内の乗り物に乗っている乗客駒1つにつき、ダートトークン1つを自分のパークの周辺に加えます。

このパークでは、ピンクの乗客駒3個と黒2個、青1個の合計6個の乗客駒が存在するので、
現在このパークにある7つのダートトークンに、さらにダートトークン6個を加えなければなりません。

最後に、先に述べたように各プレイヤーは自分のターン順番トークンに描かれたアイコンに従って、
自分のパークのダートトークンを増減します。


3.アクションフェイズ

アクションは、ピッグボード上のダイスを使用してターン順番トークンの順番で1人ずつ順にプレイします。

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ダイスの出目はこのように6種類あり、アクションも以下の6種類あります。

・掃除アクション(左上のホウキ2つが描かれた出目を使用)
 ダイスの出目1個につき、自分のパークのダートトークン2個を除くことができます。

・ボーナスカードアクション(中央上のショベルと宝の山?が描かれた出目を使用)
 ダイスの出目1個につき、手札からボーナスカード1枚をプレイできます。

・客寄せアクション(右上の乗客が描かれた出目を使用)
 まずダイスの出目1個につき、任意の乗客駒1個を布袋に加えます。
 次にダイスの出目1個につき、布袋から乗客駒1個を取り出します。

 布袋から取りだした乗客駒のうち、
 自分のパークの乗り物と色が一致した乗客駒のみを該当する乗り物に客として置くことができます。
 色が合わなかった乗客駒は、布袋ではなくストックに戻ります。

・乗り物建設アクション/スタンド建設アクション
 (左下の道具が描かれた出目を使用)/(中央下のスタンドが描かれた出目を使用)

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 乗り物の建設は、それぞれの乗り物の側面にアイコンで描かれているように、
 乗り物のサイズによって、建設するために必要となるダイスの出目が数が変わります。
 ちなみに大きなサイズの乗り物を建設するためには、ダイスの出目が3つ必要となります。

 スタンドの建設は、ダイスの出目1個につき、任意のスタンド1つを建設できます。

 建設した乗り物やスタンドをパーク内に配置する場合、以下のルールに従わなければなりません。

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 同じ色の乗り物は、互いに隣接して配置して少なくとも一つの区画の一辺を共有しなければなりません。
 隣接して配置された同色の乗り物は、全体として1つの乗り物とみなされます。乗り物を巨大化したと考えましょう。

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 このようにパーク内で同じ色の乗り物を離して配置してはなりません。

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 これらの乗り物は、一つの区画の辺ではなく角しか共有していないので隣接しているとは見做されません。
 同色の乗り物は、このように配置することは許されません。

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 このように配置すれば一つの区画の一辺を共有することになるので問題ありません。

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 色が異なる乗り物を隣接して配置することはできません。

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 色が異なる乗り物は、このように区画の辺だけでなく角も共有することができません。

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 スタンドの配置も乗り物と同じく、
 他の乗り物や種類の異なるスタンドと隣接したり区画の角を共有して配置することができません。

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 同じスタンドは乗り物同様に互いに隣接して配置しなければなりません。

・パーク拡張アクション(任意の出目を使用できるが、何も描かれていないブランクの出目は使用できない)
 任意のダイスの出目1個につき、追加土地タイル1枚を自分のパークに配置できる。

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 このように追加土地タイルの2つの区画の2つの辺がパークと共有するようにタイルは配置されなければなりません。


以上の6種類のアクションは、自分の手番で任意の順番で実行することができますが、
1つのターンで各アクションが実行できるのは1回限りです。

これは、乗り物建設アクションで乗り物が1つしか建設できないという意味ではありません。

乗り物の出目を3つ使用して、サイズ小とサイズ中の乗り物をそれぞれ1つずつ合計2つの乗り物を建設できます。

ただし1ターン中に、
乗り物の出目を1つ使用してサイズ小の乗り物を1つ建設した後に他のアクションを実行し、
その後で、再び乗り物の出目を2つ使用してサイズ中の乗り物を1つ建設するということは、
乗り物建設アクションを1ターンに2回実行することになるので許されないということです。

スタンド建設アクションも同様に複数のスタンドを建設することができますが、
1ターンの間でアクションを2回以上に分けて実行することは許されません。

その他のアクションも同じく複数の出目を使用して複数回実行できますが、
アクション自体を1ターンの間で2回以上に分けて実行することができません。

加えてアクションを実行するにあたって以下の制約があります。

・ボーナスカードアクションでは、1ターンで同じカードを2枚プレイすることができません。
・乗り物建設アクションでは、1ターンで同じサイズの乗り物を2個以上建設することができません。
・スタンド建設アクションでは、1ターンで同じ種類のスタンドを2個以上建設することができません。
・パーク拡張アクションでは、1ターンで追加土地タイルを2枚までしか追加できません。


4.インカム(収入)フェイズ

各プレイヤーは、パーク内の乗り物に乗っている乗客駒1個につき3ダナリの収入を得ます。

以上で1ターンにおける4つのフェイズが終了して、ゲームは次のターンに移行するのですが、
アクションフェイズでボーナスカードを使用したプレイヤーは、
山札から2枚引いて内1枚を選び手札に加え、残りの1枚は捨て札とします。

この手順を全てのプレイヤーの手札が3枚になるまで繰り返します。


ゲームは、6ターンが終了した時点で最も多くのお金を稼いだプレイヤーが勝利します。
もちろん6ターン終了後にパーク内のゴミは全てお金を支払って清掃しなければなりません。

最後に、パーク内に建設したスタンドの効果について説明します。

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左から順に、広告タワー、トイレ、案内所、カジノ、警備です。それぞれの効果は以下の通りです。

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このゲーム、可愛らしい割に内容はとてもハードなんです。

インカムフェイズでは、乗り物に乗っている乗客1人につき3ダナリ収入が得られます。
ロボバーグの乗客はロボットなので、気に入った乗り物に乗ったが最後、ゲーム終了まで乗り続けてくれます。

ホント、有難いお客様です。
それゆえに早い段階で乗り物を数多く建設して多くの乗客を獲得するのが急務となりますが…

パーク内の乗り物と布袋からランダムに引いた乗客駒との色が一致しないとお客は帰ってしまいます。
でも、パーク内に警備のスタンドが建設されていると、乗客駒を布袋から引き直すことができます。

また、案内所のスタンドが建設されていると、色が違っても1ターンだけ無理やり乗り物に乗せることができます。
ただし、無理やり乗せられた乗客はそのターンのインカムフェイズでお金を支払って帰ってしまいますが…

広告タワーが建設されていると、
客寄せの出目が倍になり布袋から引く乗客駒が1個から2個に増えてパークへの来客数がアップします。

他にもパーク内のゴミを減らすのに貢献するトイレや、
ピッグボード上のダイスの出目を任意の出目に変更できるカジノなどスタンドの魅力も捨てがたいものがあります。

ああ、アクションで何を優先すべきか、
なあ~んて迷っていると、ついついダイスフェイズで遅れをとってしまってパークがゴミだらけに。


ロボットの町の遊園地という夢一杯のファンタジーな側面と、
意外と骨太のゲームシステムが相まって素晴らしい作品に仕上がっています。

ツレも私もいっぺんに好きになりました。ファミリーゲームとして一押しです。
おそらく繰り返しプレイしても、そう簡単に飽きるレベルの作品ではないと思います。

小学校に「花は咲く」

近所の小学校の校門の脇には大きな桜の木があり、今まさに満開です。

今朝、私とツレが散歩でその前を通ったのですが、
小学校の古びた校門の扉には、暖かな風に舞う桜の花びらが降り注いでいました。

校門を抜けて校内に一歩足を踏み入れると、威風堂々とした校舎が生徒達を迎え入れます。
校舎の右脇には、これまた見事な桜の大木があり校内を走り回る生徒達に優しく桜の花びらを振りまいています。

学校には、桜の木がとってもよく似合うと思います。特に4月の入学シーズンには桜の木は不可欠のように思います。

グローバル化への対応として学事暦を9月入学に変更するのは、とても重要なことであることは頭では理解できますが、
やはり桜の木の下で行われる4月の入学式は日本人として心情的に捨てがたいものです。

でも残念なことに、この小学校でこの春に新たに入学する子供はわずか16人とのこと。

私達が住む住宅でも我が家同様に高齢化が進み、子供の数が非常に少なくなってきています。
近所では、生徒数が少ないのは子供の教育上良くないとのことで大阪の方に転居する家まで出てきています。

来年には近くの中学校と合併して小中一貫校となり、実質上は廃校となるそうです。

私の4人の子供達は全員この小学校を卒業しました。

ツレと手をつないで制服姿の幼い頃の息子や娘が意気揚々と校門を入っていく後姿や、
校内の桜の木の下で入学式の記念撮影をする晴れやかな彼らの顔を思い描いて、少しだけ寂しい気持ちになりました。

周辺は、少しずつではありますが止まることなく変わり続けて時々私達を驚かせます。

でも桜の木達は、その花びらを潔く散らしながら、変わることを悲しんでばかりいてはいけないと私達に語りかけます。

もうすでに、4人の子供たちは全員この地を巣立って行ったのですから。

東京ディズニーリゾートへ行ってきました!

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4月1日に出発、1日~3日までベイサイドにあるヒルトンホテルに3泊して、ディズニーランドとディズニーシーに、
ツレと次女の長男(孫)の3人で行ってきました。

現地では、
千葉に住んでいる長男の嫁と息子2人(孫)と合流して、早速4月2日のディズニー・イースターのエッグハントに挑戦!
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こんなウィンドウに隠れていたりして、今年のエッグハントは意外と難しかったです。

大勢の人混みをかき分けて、エキスパートコースの5つのエッグ全てを見つけ出し、
素晴らしいオリジナルバックチャームをゲットして3人の孫達はご満悦でした。



でも、やっぱりパレードが最高です!! バニー・バニー・ダンスがとっても楽しい!!
今回もママ(長男の嫁)がディズニーランド内を上手にエスコートしてくれて最高の一日となりました。

次の日の4月3日は残念なことに一日中雨となりました。

ママも最近働き始めたばかりだったので、2日続けて休むこともできず、ツレと私と孫たち計5人でディズニーシーへ。

小学校高学年の長男の長男(孫)はママがいないので、その日はリーダーとなって私達を案内してくれました。
雨が降る中を、それでも驚くほどの人混みをかき分けながら、一生懸命に立派にその役目を務めてくれました。

皆で電車や船に乗り、アドベンチャーランドでは思いっきり遊びました。

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雨が降る中、レインコートを着て魔法のカーペットにも乗りました。
バアバ(右端)はレインコートが無かったのでずぶ濡れになりましたが、とっても楽しそうでした。

周りで写真を撮っている私の目には、雨が降りしきる中であるにもかかわらず、待ち時間があるにもかかわらず、
途切れることなく次々と乗り物に乗る大勢の人達が異様に映りました。

4~50代の大人が1人でレインコートも着ずに乗っていたりすると、
なんかその人の人生を一瞬垣間見るような気がしました。中年の人が1人で乗っているの意外と多いですね。

お昼にみんなで食べたカレーがとっても美味しかったです。

午後からは、パパ(長男)も会社を休んでシーに駆けつけてくれました。
折角、パパに来てもらったのですが、
雨も止むことはなく3時前にディズニーシーを後にして皆でイクスピアリのフードコートでお茶にすることにしました。

最後にイクスピアリのお土産を売っているお店で、パパと孫(パパの息子)2人とはお別れとなりました。

お別れと言った瞬間に、
その日のリーダーを立派に努めてくれた孫(長男の方)が背を向て顔を合わそうとしなくなりました。

「夏休みにまた会えるから」とその小さな背中を私が叩くと、しゃくりあげるようにして声を出して泣きだしました。
とっても心優しい孫です。それを間近で見ていた店員さんの笑顔。君達がいるお陰で、私とツレはとても幸せです。

そして心優しいパパとママにも心から感謝します。素晴らしい雨の一日となりました。

第十六回月間BGA賞受賞作品 2014/4/2

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第十六回月間BGA(Board Game Addiction:ボードゲーム中毒)賞を発表します。

直前の1ヵ月間に我が家でプレイされた以下のボードゲームのみが、この賞の選考の対象となっています。

ノミネート作品(順不同) 

バトルライン
中世の建築士
ルイス・クラーク探検隊
カルカソンヌ
ドラゴンイヤー
藪の中

選考は本ブログの主催者の独断と偏見によるもので、ゆえに著しく公平性を欠くものであり、
世の中の一般的評価や常識とも大きく乖離するもので扱いには注意が必要です。


第十六回月間BGA賞受賞作品

ルイス・クラーク探検隊 Lewis Clark the Expedition

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講評

1804年5月14日に竜骨船と二艘のカヌーからなるルイス・クラーク探検隊は、
ミズーリ川を上り、山を越えて太平洋を目指す長い探検に出発しました。

ミズーリ族やスー族、オマハ族、ラコタ族などの数多くのインディアンと遭遇し和平を推進しました。
蚊の大群や急流、危険な流木、灰色熊、ガラガラヘビ、ロッキー山脈を越える陸路輸送など探検は過酷を極めましたが、
驚くことに二年半にわたる探検で探検隊のメンバーで死亡したのは、虫垂炎による病死一名のみ。

ゲームボードを見ていると、北米大陸横断の探検にとてもロマンを感じます。

実際に探検に関係した数多くの人物がカードで登場して、ゲームの流れを左右するシステムがとてもイイですね。

探検の厳しく過酷な側面をおさえて、
数多くのインディアンや遭遇する様々な人物の助けを借りて、皆で明るく陽気に探検するプレイ感が秀逸。

本作品を開発された方々をはじめとする、関係された全ての方々にここに大きな拍手を贈りたいと思います。

世界のボードゲームランキング 2014/4/1

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年明け早々からボードゲームをほったらかしにして、うつつをぬかしていたPS3の「ボーダーランズ2」熱も冷めて、
漸くボードゲーム再開かと思われた矢先、「ゾンビアイランド」という新手のソフトが我が家を再び席巻しております。

が、それも時間の問題で、今月には我が家に再びボードゲームの「花は咲く」ことになるでしょう。

まあ、「ディアブロ3」と「MLB 13 THE SHOW」は当分居座り続けるでしょうけど。

といっても、これら世界でトップクラスの2作品は、熱に浮かされるような俗っぽいレベルのものではありません。

長期間に渡ってジックリと楽しめる本格派なので
我が家において今後ボードゲームと問題なく共存していけると思っています。

さて我が家のボードゲーム事情ですが、

先日届いた

「ロビンソン・クルーソー 呪われた島の冒険 Robinson Crusoe: Adventure on the Cursed Island」

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に加えて、

以下の2作品も新たに近日入手する予定になっています。

「1775-反乱 1775 - Rebellion 」
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「スチームパーク Steam Park 」
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PS3にうつつをぬかしている、なあ~んて言ってても、今回も新たに以下の2作品がランキングに加わっております。

ルイス・クラーク探検隊 Lewis & Clark the Expedition
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中世の建築士たち The Builders Middle Ages
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通常ならば、ここで新たに加わった2作品について一言述べるところですが、
これら2作品は、当ブログで既にレビュー記事にて詳しく紹介させていただいておりますので今回は割愛いたします。

では、早速今月の順位とまいりましょう。

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*以下の記事において記載されたゲーム名をクリックすると、そのレビューをご覧いただけます。

「メイジナイト」如何に魅力的な作品が新しく登場しても、この作品の素晴らしさが陰ることはありません。
剣と魔法のファンタジーの世界を満喫できる不動の王者。プレイ中には本当にワクワクして、血が騒ぎます。

魔法の塔や僧院で修業を積み、旅の仲間を集めてシティを目指す、未知なる世界を旅する「メイジナイト」

理想の農場建設をテーマとした「アグリコラ」
森や沼を開墾して、畑には小麦や野菜、牧場には羊や猪、牛、馬、木造のあばら家を石造りに改築して冬の備え。
厩や農機具、かまどに調理場、暖炉と設備を調え、大家族に囲まれた夢見る暮らしの実現を目指します。

アグリコラ:世界選手権デッキ(Agricola: World Championship Deck)は、
まだまだ価格が高くて手が出ません。そろそろ再販しそうな気配?!

もう一つ星が増えてもおかしくない「ツォルキン:マヤ神聖歴」

ツォルキンとは、マヤ文明で使われていた暦のこと。
まず、驚かされるのは大小6つの歯車からなる並はずれたスケールのゲームボード。
スケールだけでなく、その出来栄えにおいてもこれまでに例を見ない素晴らしさ。

そしてワーカープレイスメントを見事に進化させた独自のゲームシステムもまた、
その素晴らしい外観に勝るとも劣らない質の高さに仕上がっています。世界最高級の風格が感じられます。

「アース・リボーン」豊富なシナリオを順を追ってプレイするに従ってルールの幅が広がり、プレイがさらにリアルに。
核戦争以降の荒廃した世界での2大勢力の戦いであるにもかかわらず、軽快なアクションムービー的プレイ感。
理屈抜き、ドンパチ好きには堪らない、ゾンビがうろつくヤバいエリアをショットガンぶっ放して駆け抜けよう。

「ウォー・オブ・ザ・リング」まさにロード・オブ・ザ・リングの世界。
ボード上で入り乱れて戦う両軍のミニチュアと、原作を忠実に再現しようとしたゲームシステムに脱帽。
数多くのフィギュアで埋め尽くされた戦場には、崇高な品格さえ感じられます。
イシルドゥアの末裔アラゴルンや白のガンダルフ、ナズグール、サルマン、魔王が目の前に。

「エクリプス」これまでは、宇宙をテーマとしたボードゲームの最高峰との位置付けだったのですが…。
「スタートレック:艦隊司令官」との比較で、正直いつも順位付けに迷います。
技術開発により最強の宇宙船を設計・建造するという、この作品独自のシステムが順位の決め手となりました。

「スタートレック:艦隊司令官」未知なる宇宙を探検して、様々なミッションを達成していきます。
単なる連邦軍とクリンゴン軍の戦闘だけにとどまらず、様々な未知との遭遇がプレイヤーを待っています。
コロニーや宇宙基地の建設、惑星への遠征隊の派遣、巨大敵艦船の追跡、未知の星域の探索、敵艦長の拉致など
広大な宇宙でお馴染の艦隊を、そのフィギュアでコントロールして目標の勝利ポイント獲得を目指します。

「メイジ・ウォーズ」プレイ時間を忘れさせてくれる文句無しの二人用カードゲームの最高峰。
異なる魔法学校で学んだ二人の魔法使いが、アリーナで独自のスペルを駆使して戦います。
二人の魔法使いが召喚したクリーチャー達が、地を駆け空を舞いアリーナで死闘を繰り広げます。
戦場となるアリーナ(ゲームボード)を導入することにより、
カードゲームの枠から大きく進化し、そのプレイを非常に奥深いものにしています。

「ル・アーブル」ウヴェ・ローゼンベルクの収穫三部作の中で最も好きな作品。
港町にはさまざまな産業が息吹いていて、非常に多彩なビジネスを提供してくれます。
埠頭に陸揚げされるさまざまな資材、港町が繁栄していく雰囲気がとても好きです。
プレイを重ねるごとに様々なアプローチが見えてきて、その良さが再認識されて順位がアップ。

「スルー・ジ・エイジズ」文明の進化を扱った作品ではボードゲームの最高峰といえるでしょう。
プレイを重ねてルールに精通するに従って、文明をコントロールする知的なプレイに評価が高まってきています。
三つの世代にわたって科学、文化、軍事力の進化を図ります。完成度の極めて高い独特のシステムは王者の風格。

「D-Day At Omaha Beach」初登場ながらベスト10にも迫る勢い。
その詳細なルール群により、1944年6月6日に実施されたオマハにおける上陸作戦の忠実な再現が試みられています。
午前6時15分から開始されたオマハビーチへの上陸から始まるD-DAYにおけるもっとも激しい戦いとされたこの作戦を
この作品では真摯に、そして見事に描かれています。ウォーゲームの真髄を堪能できる重量級の本格派。

「ディセント:闇の世界への旅立ち」闇の王オーバーロードと8人の英雄の戦いが描かれています。
単独でプレイできる20ものクエストに加えて、クエスト同士が関連しあう壮大なキャンペーンゲーム。
一つ一つのクエストがそれぞれ単独のゲームとして成り立つほどの完成度。

各クエストは遭遇1と遭遇2の2つのシーンに分割されているので、プレイの重さを感じさせません。

「ドミナント・スピーシーズ」プレイヤーは哺乳類や爬虫類、鳥類、両生類、節足動物、昆虫を担当して、
氷河期が迫まりくる新しい地球で、種の覇権をかけて戦います。やり応えのある重厚な作品です。

「キャスタウェイ」孤島に漂着した難破者として生き延びて、島の反対側にある岬で救出されるよう努めます。
流れ着いた浜辺から島のジャングルを抜けて、さらに奥地へ。奥地を経て島の反対側にある岬を目指します。
この岬が救出されるためには、島における最適のポジションなのです。

難破者の行く手には様々な困難が待ち受けています。
プレイしていて本当に難破したような気持ちにさせてくれます。その素晴らしさがこの順位に表れています。

「アンドールの伝説」勇者となって邪悪な怪物の進撃からアンドール王国を防衛し、特別な任務を果たします。
とにかくプレイしていて楽しい。本当に英雄となって冒険の世界を旅している感じがします。
なにかの物語を読みふけっているように、どんどん先へと進みたくなる魅力に溢れた新しいシステムの作品です。

「マンション・オブ・マッドネス」建物内には様々なてがかりが点在しています。
部屋にはロックがかかり、鍵やパズルを解くことが必要となります。
ゲームマスターはモンスターを召喚して、探索者の行く手を阻みます。

探索者の真の使命とはなにか、徐々に得られる手掛かりから物語の陰に隠されている真実を解き明かし
モンスターの追手をかいくぐり、自らの勝利条件を突き止め、達成しなければなりません。

ドラマ仕立てで進むプレイ感がとても新鮮です。練りに練られた重厚で素晴らしい作品です。

「ハワイ」島で自分の王国を繁栄させて、島の王に族長として認められなければなりません。
ボードやコンポーネントはまさにハワイのホンワカムード一杯、でもプレイはかなりハードです。

「アンドロイド:ネットランナー」今人気急上昇の二人用カードゲームです。
アンドロイドに支配された退廃した未来社会での、ハッカーの戦いを描いた非常にクールな作品です。
これまでにない斬新なテーマに、新しい息吹が感じられます。今後の発展が楽しみです。

「コンフリクト・オブ・ヒーローズ」第2次世界大戦の独ソ戦をテーマにした本格的な戦術級ウォーゲーム。
銃撃戦をよりリアルに再現すべく準備された詳細なルールは、ステップ方式で修得していきます。
私もそうですが、ウォーゲームファンには堪らない正統派、これぞ押しも押されもしない戦術級ウォーゲーム。
まだ初期のシナリオしかプレイできていないため順位は低いですが、
アース・リボーン同様に、車両や盤外砲撃などのルールが導入されるに従って順位はアップすることでしょう。

「シヴィライゼーション」文明の進化を描いたボードゲームとしては、先の「スルー・ジ・エイジズ」と双璧。
シド・マイヤー作、幌馬車で未開の地を探索する雰囲気はボードゲームでも失われていません。
軍事や科学、文化、経済とそれぞれの分野で勝利条件が設けられていて、プレイの幅が広がります。

「ブラス」派手さはないがプレイを重ねるに従って、次第にその良さが伝わってくる実力派タイプ。
前半は運河、後半は鉄道と輸送手段が切り替わります、産業革命の雰囲気がうまく演出されています。
こんなに面白い「ブラス」がこの順位とは本当に驚きです。

「テラミスティカ」ボードゲームの様々な要素が、これでもかというぐらい一杯詰め込まれて凝縮されています。
まさにてんこ盛り状態なのですが、意外とスッキリまとめられています。単純な陣取り争いではありません。

それぞれ個性ある14の勢力の一つを担当して、独自の能力をフルに発揮して、
住居を進化させて砦や神殿、聖域を建設し世界の覇権を競います。充実したプレイ感が味わえる本格派。

「ボラボラ」ハワイで少し物足りないと感じられる方にはお勧め。
お馴染の島世界で、小屋を建てて魚を獲り、神々に捧げ物をして生活を豊かにします。
ハワイにせよ、このボラボラにせよ、なんなんでしょうか、この独特のマッタリ感は。とにかく楽しいです。

「ゴア」プレイヤーはポルトガルとインドの間を旅する香辛料商人として、商売の拡大・成長を目指します。
船の建造と香辛料の収穫、税金の徴収、探検、入植者の編成、植民地の設立の6分野での発展を中心に、
香辛料と交易船、入植者、資金の調達に奔走します。重さを感じさせず充実したプレイ感が得られる稀有な秀作。

「トラヤヌス」トラヤヌス帝に統治され繁栄の絶頂期にあるローマ帝国が舞台。
政治、交易、領地、軍事などの様々な分野での多彩なアクションが
マンカラを採用した独自のシステムと相まって、非常にうまく機能しています。

「ブレーマーハーフェン」5人の港湾労働者を効果的に配置して港の作業を行います。
商品を船から降ろし、いったん保管した後に運送業者に引き渡します。

船の確保から運送業者との契約、建物の建設まで港のスペースを効率良く活用して、
名声とお金の両方を得た者だけに最終的な成功がもたらされます。港の香りが漂う秀作です。

「ドラゴンイヤー」中国の王子としてプレイヤーは、たび重なる災禍から宮殿を守ります。
宮殿を守るためには、大切な臣下を次々と犠牲にしなければなりません。

宮殿は正に愛しい臣下の人柱の上にかろうじて成り立つという、とても悲惨なお話ですが実にプレイは面白い。

「キーフラワー」労働者は四季を通じてキーフラワー号に乗って村にやってきます。
競り落とした建物タイルや船タイルを配置・接続して、村を拡大・発展させます。
美しく、とても優しいデザインの数多くのタイルが魅力的な楽しい作品です。徐々に順位を上げてきています。

「炭鉱讃歌」19世紀末のエッセンの炭鉱で顧客の要望に合った質の石炭を生産・供給します。
トロッコを製造し、立坑から地下の石炭を運び出し、指定の運送方法で顧客に届けます。

競合他社より数多くの石炭を供給し、より多くの輸送機関を活用、より多くのトロッコを製造せねばなりません。
他より上回る実績をあげることで大きな勝利点が得られます。
全てに効率化が求められ中で数多くの労働者をどう働かせるか選択肢がいっぱい、でもルールは意外とシンプル。

「ケイラス」お城の建設と町の繁栄に寄与して名声点を競います。
お城へ続く道沿いに建設される様々な建物、行政官と監督官の存在がこの作品を非常に面白くさせています。

「数エーカーの雪」郷里から遠く離れた雪原を、重い足取りで進む若き戦士たちの姿が目に浮かびます。
カナダと北米の国境近く起こったフランスとイギリスのフレンチ・インディアン戦争を描いたウォーゲーム。
次のプレイが待ち遠しい、私の一押しのボードゲームです。

「村の人生」プレイヤーは、何世代にも引き継がれていく村人の人生を経験します。
ボードに描かれた村はホノボノとしていて、何かホンワカとした気持ちになります。
前述のハワイやボラボラと何か通じる、ほんのりとした温かさが感じられる作品です。

「トロワ」ダイスをうまく使ったゲームシステムで、ゲームの進行も軽快なテンポで進みます。
ラウンドごとに起こる町への襲撃や、ゲーム終了時点で追加得点を提供するキャラクターカードがイイですね。
最近、プレイするのがとても楽しくて、決してこの順位ではないと思い始めています。

「トワイライト・ストラグル」重量級の二人用ゲームで、米ソの冷戦を描いた作品。
世界地図を前に米ソに分かれて世界各国への影響力を高めて自陣営を強化します。
世界史に残る様々な出来事が登場して、それらの効果を世界に波及させていく知的なゲーム。
プレイ回数を重ねても色あせない作品の一つ、今後さらに順位を上げていくでしょう。

「ルイス・クラーク探検隊」初めて北米大陸を横断してルイス・クラーク探検隊を描いた作品です。
登場する人物は、全て実際の探検に影響を及ぼした人達で歴史的な観点からも雰囲気を盛り上げてくれます。

この作品が醸し出す雰囲気は、史実からいけば非常に過酷な探検であったにもかかわらず
サバイバル的な厳しさを一切排除して、むしろ陽気な探検レース的な感じとしたところがとても好感が持てます。

とはいえ、
資源獲得や人物雇用、インディアンとの交易や労働力獲得、偵察隊の前進、探検隊のグレードアップ、野営など、
探検隊の取るべき行動は、常にその選択に悩まされることとなるでしょう。

少しレベルは高いですが、ファミリーゲームとしても家族全員で楽しめるのではないかと思います。

「プエルトリコ」おそらくボードゲームの歴史に名を残すであろう作品。本当に何回プレイしても色褪せない面白さ。
プエルトリコ島で
作物を収穫、工場で商品化、商店に売却、船にて輸出、価値の高い建物を建設して島を繁栄させます。
この作品、この面白さで、この順位とは、我ながら驚きです。世界には何と面白い作品が多いことでしょう。

「祈り働け」これまたウヴェ・ローゼンベルクの作品。
もっともスケールが大きい作品で、山地や海辺までエリアを追加して拡張できるので比較的のびのびプレイ。
複数の資源を組み合わせ、いくつもの建物で加工することにより生みだされる聖遺物や、
隣接したエリアに価値の高い建物を建設することにより効果を発揮する村など新鮮な要素が盛り込まれています。

「マデイラ」ポルトガル人が発見した肥沃な島マデイラで小麦や砂糖、マデイラワイン、木材で利益を得ます。
船や建物を建設して、探検や都市化、交易路の開拓、島のギルドの支配など王国の要請に応えて名声を高めます。

やることが一杯で、ボリューム満点の重量級。プレイ時間がチョット長すぎかな。

「ブルゴーニュ」細部にわたってバランスがとれた皆に好かれる優等生的作品。
プレイヤー間のインターラクティブな面も過度でなく、船や城、商品の販売に農場、建物の建設など要素も豊富。
他に輝かしい作品が多いため、不本意ながら順位はココに。
ヴィニョスとは対照的で軽快なテンポでプレイが進む、幅広くファンに好まれるタイプ。

「マカオ」17世紀のマカオでポルトガルの冒険家として名声を高めることに努めます。
マカオを拠点にヨーロッパ諸国との交易や、マカオでの都市拡張、各種建物の建築、オフィスや人材の活用など
変化に富んだ豊富なアクションを駆使して名声を高めていきます。

ただ、このアクションを実行するもととなるアクションキューブの獲得が、
風配図という一風変わったボードを使うチョットひと癖あるシステムが使われていて、これが面白い。

プレイを重ねるに従って、奥行きが増してくるジックリと取り組める味のある作品です。

「チグリス・アンド・ユーフラテス」チグリス川とユーフラテス川の間の文明発祥の地メソポタミアで、
最も強く、かつバランスのとれた文明の構築を目指します。

内部紛争と外部紛争の2つの争いやモニュメント、大災害、文明建築物の効果が作品を非常に奥深いものに。
「エルグランデ」とは、一味違う陣取りゲームの面白さが高く評価されることでしょう。

「ねずみ達と魔法使い」王国を闇に陥れようとする魔女と漆黒の戦士達に敢然と立ち向かう王子率いる勇士達。
ヒーロー達はねずみに姿を変えて、王国を取り戻すために立ちあがります。
待望の多人数協力型ボードゲームの登場です。敵はドブネズミの戦士やごきぶり、毒蜘蛛、ムカデ、雄猫たち。
つり針と糸で下水道を渡ったり、フォークをカタパルトがわりに使ってブドウを飛ばして敵をブッ飛ばします。
さあ、家族や友達、恋人を誘って王国を救う冒険を始めましょう! このゲーム最高!

「ライバルカタン」二人用のカードゲームとしては珍しい、重量級の本格派。ツレとハマりました。
道路をつくり土地を開墾し、都市に発展させて領地を拡張していきます。

収穫した資源をもとに様々な効果を持つ建物や船を建造して、武力と商業力、技術力を高めていきます。
豊作や略奪など変化に富んだイベントの発生、独自の能力を備えた英雄の登場など、非常に内容は盛り沢山。

「アルハンブラ」塔を造り、庭を整え、パビリオンやアーケード、宮殿を建設してアルハンブラでの建築を競います。
何度プレイしても、思うようなアルハンブラが建設できません。
建設の邪魔をするのは、タイルの縁に設けられた城壁だけではありません。
豊富な拡張ルールによって、一筋縄ではいかないより奥深いゲームにブラッシュアップされています。

「グラナダ」アルハンブラ宮殿がある都市グラナダに学校や浴場、住宅、市場などを建設します。
「アルハンブラ」の続編と言われるだけあって、様々な面で改良が見られます。
とくに建物タイルのデザインは非常に美しいものに変身しました。
無粋な黒の城壁が無くなり美しい堀に、両面印刷となった建物タイルはこれまで以上にプレイを悩ましいものに。

ただ、最も様変わりしたのは得点の計算方法で、
この変更より、ゲームのインターラクティブが結構強いものになりました。

「レーベンヘルツ(ドメイン)」この陣取り合戦は、私とても気に入りました。
ルールは比較的シンプルですが、領土を拡張したり騎士が寝返ったり隣国同士が同盟を結んだり実に面白い。

軽そうに見えて、囲碁同様にプレイに深みがあります。プレイを重ねるごとに味が出てくる珠玉の作品です。

「ロード・オブ・ザ・リング カードゲーム」二人プレイとしては珍しい協力プレイ型。
それゆえに、そのゲームシステムはとてもオリジナリティに富み、とても新鮮なインパクトをプレイヤーに与えます。

おそらく用意されたシナリオを全てクリアするためには、
様々な能力を備えたカードを自分なりに組み合わせた独自のデッキを構築することが不可欠となるでしょう。

これまでのカードゲームでは味わえない新たな面白さをこの作品は実現しています。

「コマンド アンド カラーズ:古代」古代ローマとカルタゴの戦いを描いた作品。
部隊を表す300を超えるブロックが登場します。
歩兵や騎兵、戦車やカタパルト、弓兵に投石部隊、外人部隊に戦士、象まで戦いに加わります。
象は強力ですが扱いが厄介で、戦いに敗れて退却でもしようものなら、敵味方見境なく周りを蹴散らす有様。
ルールは部隊ごとに多岐にわたりますが意外と理解しやすく、プレイ感もどちらかというと軽い。
15ものシナリオも準備されていて、これからのプレイが楽しみな作品。

「古代決戦」ローマやカルタゴなどの古代国家を担当して覇権を争います。
「古代」が二人用ゲームとしてリメイクされました。二人用ゲームとして注目の作品。

「エルグランデ」ボードゲーム史にその名を残すであろう名作。いまだに色あせない面白さ。
ただ、二人プレイとしては古代決戦に軍配が上がりました。
ちなみに巷では陣取りゲームとしては最高傑作中の最高傑作と非常に評価の高い作品です。

「洛陽の門にて」ウヴェ・ローゼンベルクの収穫三部作の最後の作品。
野菜をつくり、野菜を売る、他の作品同様に人の生活の息吹が感じられる人間味溢れる作品です。
三人以上のプレイでは問題となる待ち時間の長さが二人プレイではむしろ良い方向に。
この順位は、あくまで二人プレイでの評価です。なんかこの中国の雰囲気が好きですね。

「ギャラクシートラッカー」この作品には独特のノリがあります。
時間に追われながらも、鼻歌交じりで宇宙船を建造します。
「こっちがキャノンで、後ろにエンジン2基、それとー、ここに乗組員用のキャビンと貨物室を追加してと…」

なんとか時間内で組み上げた宇宙船で、いざ宇宙へ。おっと途中の惑星で貨物を載せるのを忘れずに。
「右後方に配置した貨物室が隕石に破壊されました。」
「見捨てられた宇宙船の探索に出かけた乗組員が帰還しません。」
「バッテリーが切れて、主砲とメインエンジンが機能しません。」なんて貨物輸送も宇宙では大変です。

「ナビゲーター」大航海時代を彷彿とさせるロマン溢れる作品。
ロンデルをゲームシステムに導入、アクションの選択を悩ましいものにしています。
未知の海域への航海だけでなく、植民地化と工場建設など経営的な要素も盛り込まれていて充実したプレイ感。

「サモナーウォーズ」召喚者(魔法使い)同士が互いの仲間を召喚して戦います。
召喚者が属する種族は、それぞれ独特の能力を持っていて当然ながら戦術も異なってきます。

マスターセットには6種類の種族が含まれていて、一つの種族にサモナーと呼ばれる召喚者が1体と、
チャンピオンと呼ばれるリーダー格のユニットが3体、一般ユニットが18体の合計22体で構成されています。

全てのユニットが他の種族と異なる特殊能力を持っていて、戦いはバラエティに富んでいます。
重量級の「メイジ・ウォーズ」と、軽量級の「サモナーウォーズ」。
重量級に偏重している当ブログではこの順位ですが、プレイ回数が増えるに従って評価がアップしている実力派。

「シティビルダー」デザインがとにかくクール!! 素晴らしい!! デザインだけでとにかく楽しくなります。
居住エリアや商業エリア、産業エリア、公共エリアに計画的に建物を建設し小さな街を大都市に発展させます。
様々な建物が登場しますが、大切なことはそれぞれのエリアの特性を生かした計画的な都市開発なのです。
プレイを通じて、人の集まる魅力ある都市とは何かをプレイヤーは問われることに…。

「世界の七不思議」プレイのテンポは非常に軽快ではありますが、充実したプレイ感。
とかく重量級になりがちな文明の進化をテーマとしながら、うまくコンパクトにまとめられています。

「ウィングス・オブ・グローリー」複葉機が欲しいです。
今年こそ、拡張版で第一世界大戦の空中戦を実現します、我が家のテーブル上で。
残念ながら、拡張版をかなり以前に入手しておきながら、実際のプレイがまだ実現できていません。
テーブルの上をミニチュアの戦闘機が縦横無尽に飛び交う様は、戦闘機ファンでなくても心が躍ります。

「ナポレオンの凱旋」どちらかというと将棋よりもアブストラクト的な感じがします。
アウステルリッツの戦いを描いた作品ですが、コンポーネンツがとてもクール。
当時の地形を描いたゲームボードも落ち着いた感じで、本当に大人のゲームといった雰囲気。
非常に難しい作品ですが最近なんとかまともにプレイできるようになり、いよいよ順位がアップし始めました。
ルールがかなり難解ではありますが、重厚な本格的ウォーゲーム。

「ヴィニョス」ポルトガルのワイン生産者として
ぶどう園を購入、醸造所を建設して、生産したワインの売却・輸出、さらには品評会に出品して品質を競います。
なかなか充実したプレイ感が得られる重量級で、ルールもかなり複雑。
プレイを重ねて、どのような評価に至るのか楽しみな作品。プレイは結構重いので一般受けはしないのでは…。

「ケルト」我が家では数少ないアブストラクト的なゲーム。
手札カードをプレイして石の道を進むだけなのに何故こんなに悩ましく中毒性があるのでしょうか。
大人がプレイする回数が多いことが、その人気の高さを証明しています。

「ストーンエイジ」ルールは比較的シンプルだが、プレイは侮れない骨のある一押しのファミリーゲーム。
はじめ人間ギャートルズの石器時代の生活をそのまま再現したような作品。
といっても内容は本格的な戦略ゲームで、なかなか侮れません。それなりに充実したプレイ感が味わえます。

「ロンドン」ロンドンの大火からの復興をテーマにしています。
様々な建物を活性化して資金を産み出し、街を整備して貧困を無くし、地下鉄を整備します。
幾分地味な感じはしますが、プレイを重ねるに従って味が出てくる本格的な作品。

「メルカトル」ウヴェ・ローゼンベルクの作品の中では、最もスッキリしていてプレイ感が軽い。
反面、彼の作品にしては物足りないと感じるファンも多いのでは…。

「アクワイア」ホテルチェーンに投資、合併吸収を繰り返すことによって収益を上げていきます。
合併吸収や株式への投資のタイミング、筆頭株主のポスト争い、資金の回収などで現金と株券が激しく動きます。

二人プレイでは多人数プレイと比較して少し面白みに欠ける面がありますが…。

「チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ」ファミリーゲームとして、「ストーンエイジ」に次いで、お薦めがこの作品。
目的地のカードの指示に従って、指定された都市間を列車で結びます。
誰がどの路線を先に押さえるか、ホントのところガチの勝負なんです。

「ドミニオン」カードゲームの最高峰。自分のデッキを充実させて、領土を拡張します。
お金や領地のほかに、魔女や泥棒、市場、民兵、礼拝堂など様々なカードが登場します。
夫婦や恋人同士など二人プレイにお薦めのカードゲーム。もろの叩き合いにならないところがイイですね。

「ベガス」パーティ用のゲームとして一押しの作品。
ルールは至ってシンプル、初心者でも直ぐに楽しめます。インストがほとんど無用で、プレイも短時間で終了。
しかし、勝利するには運だけではなく頭を働かせなくてはなりません。決して軽いだけのゲームではありません。
二人プレイ用の特別ルールがあって、これがまた面白い。

「ウォルナットグローブ開拓史」大草原の小さな家をイメージさせるような生活がテーマとなっています。
四季を巡って収穫、土地を開拓、人を雇って、生活を豊かにします。
プレイして結構面白く味わい深いのですが、この手の分野は多くの優れたものが競い合っていて結果この順位。

「ビブリオス」書物を教会に寄進してもらい、寄進してもらった書物の一部で競りを行います。
分野毎により多くの書物を手に入れたプレイヤーが勝利します。
競りにおける、プレイヤー間の手の内の読み合いが非常に楽しい作品です。
とてもコンパクトなので、親しい友人なんかと旅行に行く時に持っていって旅先の旅館なんかで楽しめそうです。

「暗黒の金曜日」
数種類の株を売り買いして、銀を購入し、購入した銀を金に換えて、最終的には金の所有数を競います。
株価変動のゲームシステムが秀逸、株の売り買いのゲームとしては一番のお薦めです。

「ターギ」アクションの選択システムが独特な二人用カードゲーム。
ムードも独特で、塩、胡椒、ナツメヤシなどが登場、様々な効果を発揮する部族カードを獲得して得点します。
二人でちょっと重みのある充実したプレイを楽しみたい時にお薦めです。

「サンクトペテルブルグ」職人と建築物、貴族の3種類とそれらのアップグレードのカードでプレイ。
職人で収入、建築物で勝利点、貴族で収入と勝利点をそれぞれ獲得、さらにそれらをアップグレードします。
カードゲームとしては、とてもバランスのとれた完成度の高い作品。

「中世の建築士」プレイヤーは中世の建築士となり雇った労働者を使い様々な建物を建築して勝利点を獲得します。
大聖堂やホテル、石橋など様々な建物に加えて、測量機器やクレーン、丸鋸など建築に使用される設備が登場します。

建築に携わる労働者は、見習工と助手、熟練工、親方の4種類に大別されます。
労働者を雇い、労働者を派遣して建築用設備も駆使して建物を建設します。

ルールは非常にシンプルではありますが、ダイスは一切使用しないので、運の要素はほとんど排除されていて、
それゆえに、建築する建物の選択や労働者の雇用における戦略が勝敗の決め手となります。建築用設備が良いスパイス。

「ユークロニア」この作品、なぜかツレとはいつも接戦になります。
数多くの建物を建設することと自陣営の作業力の強化が勝利点を生み出す建物建設系の作品。

建設した建物の効果がバラエティに富んでいて、このゲームの面白さを引き出しています。
結構地味ではありますが、長く楽しめる秀作です。

「蟻の国」兵隊蟻や働き蟻、育児蟻、幼虫が登場して、蟻のコロニーの発展やコロニー同士の争いがテーマ。
テーマがとてもユニークで新鮮ですが、今一つもの足りない感じ。

「ヘックメック」ダイスを振って虫を集めるのですが、これがなんとも面白い。
「ベガス」や「キャントストップ」同様にダイスの出目の選択が悩ましい。

しかしこのゲームはダイスの出目よりも、プレイヤーの戦略が勝敗を大きく左右します。
ゲーム後半に大きく逆転できる可能性を秘めているのも、この作品の魅力の一つです。

子供のゲームと言って、侮ることなかれ! 私の家族の間では人気急上昇中で、プレイ中は笑いが絶えません。

5歳の孫にもっとも人気の「ごきぶりポーカーロイヤル」
登場するのは、ゴキブリにカエル、コウモリ、サソリ、カメムシ、ハエ、ネズミの嫌われ者たちがズラリ。
でもカードのデザインはなかなかのもの。小さい子供から大人まで大いに楽しめるお薦めのカードゲーム。

「電力会社」発電所を競り落とし、都市間に送電線を張り巡らして、発電した電気をより多くの都市に供給。
発電用の燃料の値段は需要と供給で上下し、送電する都市はプレイヤー間で争奪戦が起こります。
5~6人程度の多人数プレイでは、ペスト10入りするかも。我が家は二人プレイが基本なので残念です。

「ダンジョンファイター」年末に我が家で大ブレイクした作品。
プレイヤーは全員協力してダンジョンを探索し、遭遇するモンスターを退治します。
武器はダイスです。ダイスを的にめがけて転がすだけなのですが…
「えっー、そんな恰好でサイコロ振るの? 無理無理、そんなのぜっーたいに無理!」全員大爆笑間違い無し。

「ウォーターディープの支配者たち」ウォーターディープで様々な依頼を受け、その要望を満たし勝利点を獲得します。
それなりに面白いのですが、
何かスパイスが足りない感じと思っていたのですが、最近になってじわじわと良さが分かってきたような…。

「国富論」生産場を開発、資源を生産、貿易で資金を獲得、さらに生産場を拡大、所謂国を富ませるゲームです。
ほとんど運の要素がないだけに、非常に頭を使います。第2版でルールも改善されました。チョット堅め。

「テーベの東」テーベとは、ナイル川東岸に位置し古代エジプトの王都。
世界を駆け巡り遺跡を発掘します。有名な遺物が数多く登場します。
とても洗練されていてファミリーゲームとしてお薦めですが、ちょっと物足りない感じ。
ベスト10を見てもらうと分かるように、うちは比較的重いのが好きだから軽快なものは順位的に不利。

「ジャイプル」宝石や金、銀、絹、皮などの商品の売りさばきます。
高額な宝石などは、2点以上でなければ売れず、安い商品でも3~5点をまとめて売るとボーナスが出ます。
ラクダが登場します、これがまた悩ましい。プレイは白熱します。

「バトルライン」戦線(バトルライン)で9つの旗(フラッグ)を取り合う対戦型二人用ゲーム
旗ごとにプレイヤーは3枚の戦士に見立てたカードを置いて、
そのフォーメーション(ポーカーの役のようなもの)の強さで勝敗が決まります。

カード運も多少ありますが、9つの戦場における互いの手の内の読み合いが大きく左右するガチの頭脳戦となります。
プレイ時間30分と軽量級ながら、結構骨太の作品です。

「パンデミック」伝染病が世界に蔓延するのをプレイヤー全員で協力して阻止します。
ちょっとハラハラします。どちらかというとファミリーゲーム。フリークにはちょっと物足りないのでは…

「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」カードゲームとしては非常に内容が濃くて、ルールはやや難しいフリーク好み。
宇宙を舞台に、プレイヤーは強力で豊かな帝国を築きます。
勝ち筋が大きく軍事と生産の2通りあって、それぞれ戦略が大きく異なりゲームの流れを変えます。

「D-DAY ダイス」上陸作戦を描いた異色のウォーゲーム。
敵の激しい攻撃にひたすら耐えて敵陣地を目指します。
さまざまなスペシャリストと装備が登場し、前進する部隊を支援します。
恩賞を活用するようになって、漸く最初のシナリオをクリア。だんだん面白さがわかってきました。

「メディチ対ストロッチ」ガチの競りのゲームです。。
競り落とした商品を船一隻に積み込み、埠頭の一つに陸揚げするだけなのに、本当にプレイヤーを悩まします。
打つ手の価値を読むのが難しく、その難しさを楽しめるか否かが好き嫌いを分けます。人を選ぶ作品です。

「ファミリア」我が家のお薦めのカードゲーム。
ストリートから人材を発掘して、自分のファミリー(やくざの組)に引き入れて一家を大きくしていきます。
一枚一枚全てデザインが異なるやくざのカードのイラストがたまりません。実際にモデルがいるってホント??

「交易王」市場の商品を購入して、船で交易するゲーム。
二人でも多人数でも同じように楽しめます。派手さはないが、初心者でも楽しめる優れたカードゲームです。

「ハイフロンティア」宇宙を開拓するゲーム。宇宙飛行の難しい専門用語が飛び交い雰囲気は満点。
ボードのデザインもとても気に入っているのですが、内容は専門的すぎてルールが難しい。
一時は、ゴミ箱行きかとまで思われましたが…、最近になって、なんとかプレイを楽しめるようになりました。
結構マニアックではありますが、大宇宙を飛行するという魅力に満ちていて面白いことを実感しています。
我が家流にルールも改変(改悪?)して、今後順位アップが期待できそうです。

「キャントストップ」ダイスを振るのがやめられなくなる「キャントストップ」。
2~12までの登山道を頂上目指して登ります。3つの頂上を先に極めたプレイヤーが勝利します。

手番で何度でもダイスを振って、出目に応じて3つに限定された登山道を登ることができますが、
振ったダイスで3つの登山道の一つも登れなければ、手番でこれまで登った分がキャンセルされます。

もう一回ぐらいは、もう一回ぐらいは登れるだろうが命取り。どうにも止まらない「キャントストップ」。

「カルカソンヌ」最近孫と良くプレイします。彼は結構気に入っているようです。
タイルを1枚引いて、城や道、教会を作っていきます。暇な時間にちょっとプレイにもってこいです。

「蒸気の時代」二人プレイでは、どうしても評価が低くなってしまいます。
都市間に線路を敷設して物資を輸送し資金を獲得、獲得した資金で輸送路を拡大していきます。

「K2」K2を登頂します。山の高度毎に天候が変化し、体力が奪われていきます。
頂上に近づくに従って環境は厳しく、ルート上の各エリアに留まることができる人数が少なくなっていきます。
先の天候を読んで、エリアを選んでキャンプを張り、登頂のタイミングを見計らいます。
先月のプレイでは、悪天候のためハラハラドキドキの展開となって結構楽しめました。意外と面白い!?

「フレスコ」二人プレイは外すべき。ダミーのキャラをプレイするのは煩雑で正直言って面白くない。
おそらく多人数プレイでは面白いのかも。テーマ自身が私好みではないのも評価が低い理由。
最近は二人用の我が家独自のルールを作って、それなりに楽しんでますが…。

「トール」当ブログで久々の軽量級のカードゲームの登場。
神々に供え物をして神カードを獲得、獲得した神カードの価値はその神への最後の供え物で決まるという、
極めてシンプルなルール。
残念ながら二人プレイでは、その良さがかなり削がれて順位はかなり低め。

「ラミィキューブ」面白いがボードゲーム的には魅力に欠ける。
でも、結構面白い。

「なんてったってホノルル」
世界の有名都市が登場して、起点となる都市の東西南北のどの方向に位置するのかを当てます。
これまで聞いたことがないような都市も数多くあり、それらの都市が起点となると、これはもうお手上げです。
でも世界の地理を学ぶつもりでプレイすれば、これほど優れた教材はないのではと考えてしまう一面があります。
ルールをもう少し工夫して、その良さを引き出せないものかと思案中です。ということで、とりあえず最下位。


年明け早々、PS3が我が家を席巻しておりましたが漸くボードゲームが本領発揮という風向きに。

近々に
大作の「ロビンソン・クルーソー 呪われた島の冒険」が登場します。

現在、マニュアルを読んでいる最中ですが、これは間違いなく世界トップレベルの作品です。
どうぞ、ご期待下さい。今回はこれまで。
プロフィール

boardgameaddiction

Author:boardgameaddiction
ボードゲームが大好きで、プレイするだけでなく、
集めてルールを読むだけで十分満足している、
生きることに結構真面目な、
そこら辺にゴロゴロしている、ごく普通の人です。

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