- Date: Mon 11 11 2013
- Category: ボードゲームのお話
- Tags: 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのお話" ジャンル "趣味・実用"
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ボードゲームにはカンが重要!?
最近、「トラヤヌス」や「村の人生」、「ハワイ」などをプレイして気付いたことがある。
この3つのボードゲームにおけるツレとの対戦では、私の方がかなり勝率が高い。
その原因を分析してみたのだが、比較的ルールが複雑で勝ち筋が理詰めで解きにくい、
いわゆるカンでプレイすることが強いられるタイプのゲームに、ツレは弱いように思える。
「ツウォルキン:マヤ神聖歴」や「メルカトル」、「ディセント」、「コンフリクトオブヒーローズ」
などにおいて、ツレは圧倒的に強い。根気よく理詰めで考えていけば先が見えてくるタイプだ。
ツレは、競りを最も嫌う。私がカンを頼りに適当な手を打つから、予想がつかないと言う。
なかでも「メディチ対ストロッチ」を最も嫌っている。私が競りで突拍子もない価格を提示するからだ。
だが、嫌いだ嫌いだと言いながら結果はツレの方が今のところ勝っている。
私の理不尽な入札価格は、個々の競りには勝ててもトータルとして勝負に負けているのだ。
商売が成り立たない競りをしているのだから、競り勝ってもバカとしか言いようがない私。
ただ「メディチ対ストロッチ」の競りにおける入札価格の提示は、
どれだけ考えても見えてこない独特の厭らしい難しさがある。これが、このゲームをツレが嫌う最大の理由。
「アクワイア」にも同様の難しさがあるように思われるが、そう嫌われている様子がない。
「トラヤヌス」もかなり先読みが難しい類のゲームだが、ツレは嫌いではない。
どうも、読めそうで読めないのがいいらしい。
そう、読めてしまっては面白味が失われてしまう。
当たり前のことだけど、勝ち筋は決してプレイヤーには見えてはならないのだ。
プレイヤー間のインターラクションが強いと、相手のプレイによって流れが大きく左右されるので、
当然ながら先が見えにくくなる。
しかしながら、インターラクションが強いのもツレの好みではないようだ。相手の邪魔するのはイジメやと言う。
となると、囲碁なんかはイジメの応酬となるのだが…。「レーベンヘルツ(ドメイン)」は気に入ってる様子。
どちらかというと、ソロプレイに近いようなものがいいらしい。といいながら「ディセント」ではガンガンくる。
「コンフリクトオブヒーローズ」や「ディセント」、「マンション・オブ・マッドネス」、
「ウォー・オブ・ザ・リング」、「アース・リボーン」、「エルグランデ」なんかは、
どうもどっかのスイッチが切り替わって吹っ切れるようで、ガンガンやっつけあうのを楽しんでいる。
ツレには特別なスイッチがあるようだ、面白い人だ。
人の好みほどわからないことは無い。
万人に好まれるようなゲームは存在しえないように思えるのだが…。稀に大ヒットするものが出現する。
ツレ一人の好みさえ捉えられないのだから、ボードゲームのクリエーターは本当に大変だなとつくづく思う。
私も昔、大手電気メーカーの商品開発を担当していたので、新しい商品を創造する大変さが身にしみている。
出来るかどうかわかりもしない新製品を、
何年先に商品化すると企画会議で約束する(させられる)わけで、商品開発もカンが大切である。
決して、エイ、ヤアで決めるのではない、先を見通すカンを働かせるわけで、この違いはとっても大切なこと。
カンと言っても決してイイ加減に決めるわけではない。技術なんて足元しか見えていないので後はカンのみ。
で、そのいい加減さが祟って、後になっていやというほど苦労するわけで、でも不思議となんとかなる。
運が良かったのかもしれないが、ウン十年間、なんとか乗り切ってきた。今思えばゾッとするけど。
どうにも解決できないトラブルでも、
必死で全力を振り絞り続ければ、いつか必ず神様がヒントを投げてくれると信じている。
ただし、いやになるほど、七転八倒しなけりゃならない。本当に後で思うとゾッとするぐらい。
私は無神論者だが、今でもトラブルのときだけは神様の存在を信じている。
これまで、何度か、こりゃ到底無理だと思うようなトラブルに遭遇したが、
あきらめずに頭と体をフル回転し続けてると、ある日フッと教えてくれる。突然その日がやってくる。
ボードゲームのプレイも、私はカンを大切にしている。
カンだと言うと、ツレはいい加減にやってて、そんなに上手くいくはずがないと言う。
決していい加減にやっているわけではない。
でも上手くいかなくなっても、さすがにボードゲームでは神様は登場してくれない。
この3つのボードゲームにおけるツレとの対戦では、私の方がかなり勝率が高い。
その原因を分析してみたのだが、比較的ルールが複雑で勝ち筋が理詰めで解きにくい、
いわゆるカンでプレイすることが強いられるタイプのゲームに、ツレは弱いように思える。
「ツウォルキン:マヤ神聖歴」や「メルカトル」、「ディセント」、「コンフリクトオブヒーローズ」
などにおいて、ツレは圧倒的に強い。根気よく理詰めで考えていけば先が見えてくるタイプだ。
ツレは、競りを最も嫌う。私がカンを頼りに適当な手を打つから、予想がつかないと言う。
なかでも「メディチ対ストロッチ」を最も嫌っている。私が競りで突拍子もない価格を提示するからだ。
だが、嫌いだ嫌いだと言いながら結果はツレの方が今のところ勝っている。
私の理不尽な入札価格は、個々の競りには勝ててもトータルとして勝負に負けているのだ。
商売が成り立たない競りをしているのだから、競り勝ってもバカとしか言いようがない私。
ただ「メディチ対ストロッチ」の競りにおける入札価格の提示は、
どれだけ考えても見えてこない独特の厭らしい難しさがある。これが、このゲームをツレが嫌う最大の理由。
「アクワイア」にも同様の難しさがあるように思われるが、そう嫌われている様子がない。
「トラヤヌス」もかなり先読みが難しい類のゲームだが、ツレは嫌いではない。
どうも、読めそうで読めないのがいいらしい。
そう、読めてしまっては面白味が失われてしまう。
当たり前のことだけど、勝ち筋は決してプレイヤーには見えてはならないのだ。
プレイヤー間のインターラクションが強いと、相手のプレイによって流れが大きく左右されるので、
当然ながら先が見えにくくなる。
しかしながら、インターラクションが強いのもツレの好みではないようだ。相手の邪魔するのはイジメやと言う。
となると、囲碁なんかはイジメの応酬となるのだが…。「レーベンヘルツ(ドメイン)」は気に入ってる様子。
どちらかというと、ソロプレイに近いようなものがいいらしい。といいながら「ディセント」ではガンガンくる。
「コンフリクトオブヒーローズ」や「ディセント」、「マンション・オブ・マッドネス」、
「ウォー・オブ・ザ・リング」、「アース・リボーン」、「エルグランデ」なんかは、
どうもどっかのスイッチが切り替わって吹っ切れるようで、ガンガンやっつけあうのを楽しんでいる。
ツレには特別なスイッチがあるようだ、面白い人だ。
人の好みほどわからないことは無い。
万人に好まれるようなゲームは存在しえないように思えるのだが…。稀に大ヒットするものが出現する。
ツレ一人の好みさえ捉えられないのだから、ボードゲームのクリエーターは本当に大変だなとつくづく思う。
私も昔、大手電気メーカーの商品開発を担当していたので、新しい商品を創造する大変さが身にしみている。
出来るかどうかわかりもしない新製品を、
何年先に商品化すると企画会議で約束する(させられる)わけで、商品開発もカンが大切である。
決して、エイ、ヤアで決めるのではない、先を見通すカンを働かせるわけで、この違いはとっても大切なこと。
カンと言っても決してイイ加減に決めるわけではない。技術なんて足元しか見えていないので後はカンのみ。
で、そのいい加減さが祟って、後になっていやというほど苦労するわけで、でも不思議となんとかなる。
運が良かったのかもしれないが、ウン十年間、なんとか乗り切ってきた。今思えばゾッとするけど。
どうにも解決できないトラブルでも、
必死で全力を振り絞り続ければ、いつか必ず神様がヒントを投げてくれると信じている。
ただし、いやになるほど、七転八倒しなけりゃならない。本当に後で思うとゾッとするぐらい。
私は無神論者だが、今でもトラブルのときだけは神様の存在を信じている。
これまで、何度か、こりゃ到底無理だと思うようなトラブルに遭遇したが、
あきらめずに頭と体をフル回転し続けてると、ある日フッと教えてくれる。突然その日がやってくる。
ボードゲームのプレイも、私はカンを大切にしている。
カンだと言うと、ツレはいい加減にやってて、そんなに上手くいくはずがないと言う。
決していい加減にやっているわけではない。
でも上手くいかなくなっても、さすがにボードゲームでは神様は登場してくれない。
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