- Date: Sun 07 04 2013
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ストーンエイジ Stone Age 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのレビュー" ジャンル "趣味・実用"
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ストーンエイジ Stone Age 2013/3/8 その1
石器時代における人類の生活を描いた「ストーンエイジ」。
「ストーンエイジ Stone Age」 プレイ人数2-4人 13歳以上 プレイ時間60-90分間

我が家での総プレイ回数が6回と、比較的プレイ回数が多い部類に属するゲームであるにもかかわらず、
レビュー記事が現在まで登場しなかったのには理由があります。
この作品の優れているところは、程よいプレイ時間で充実したプレイ感が味わえることと、
プレイヤー間では、それなりにシビアな競争が行われるにもかかわらず互いを攻撃し合うことが無い、
結構和気あいあいでプレイが楽しめるという、この上ない平和的なゲームであるということです。
という理由で、我が家では年末年始など人が集まる時にプレイすることが多く、
プレイ回数が多い割に、写真撮影などが伴うレビュー記事を書くチャンスが無かったわけです。

上の大きいボードがゲームボードで、下の左右の2枚がプレイヤーボードです。
ゲームボード上部には、
左から猟場(食料)、森(木)、レンガ鉱山(レンガ)、採石場(石)、川(金塊)があり、
それぞれ人を行かせる(人間駒を置く)と、食べ物や資源が獲得できます。
さらに、その下には工房や小屋、畑があり、工房では道具が得られ、また小屋に二人行かせると人が一人増え、
畑では食糧が定期的に供給されるようになります。
さらにその下には、様々な文明カードや建物タイルが獲得できるスペースが設けられています。

これがプレイヤーボードです。ゲームスタート時点で、人は5人(人間駒が5個)います。
スタートプレイヤーから順に人を配置していきます。
配置は一度に一か所だけ、複数の駒を一度に配置できますが、配置する場所は一か所だけです。
場所によって、配置できる人数に制限があります。配置できる人数はボード上の丸印で表されています。
森とレンガ鉱山、採石場、川はそれぞれ7人までです。
猟場は唯一、人数制限がありませんので残った人間駒は全てここに置くとよいでしょう。
小屋は特別で二人ペアで置きます。人間駒が1個増えます。
工房や畑は、一人だけ、文明カード、建物タイルはそれぞれカードおよびタイル毎に一人だけです。
二人プレイ時には、さらに以下の制限があります。
森とレンガ鉱山、採石場、川はそれぞれ1人まで、工房と小屋、畑には1ラウンドに2か所しか配置できません。
この制限により多人数プレイと二人プレイではゲームの様相が変化します。私はどちらも好きですが…。
プレイヤーボードの中央に、
食料と木、レンガ、石、金塊のイラストが描かれていて、その下にそれぞれ2~6までの数字が書かれています。
配置が終わると、
スタートプレイヤーから配置した場所毎に、配置した人数分のダイスを振り食料や資源を獲得するわけですが、
獲得できる食料や資源の数は、
ダイスの出目の総和を、前述の食料や資源毎に定められた数字で割った数となります。
食料のイラストの下には2と書かれていますので、猟場で人間駒を2個置いて食料を獲得する場合、
まずダイスを人数分である2個振ります。その時のダイスの出目が2と5だとしたら出目の総和が7となります。
出目の総和7を食料に定められた数字2で割ると3(切り捨て)、食料を3獲得できることになるわけです。
二人プレイの場合、森やレンガ鉱山、採石場、川には一人しか配置できません。
一人しか配置できないので、振るダイスの数も1個だけとなります。
金塊に定められた数字は6、そうなるとダイスの出目が6でないと獲得できません。
このような場合に威力を発揮するのが道具です。
プレイヤーボードの左上隅に縦に3つ並んでいるタイルが道具タイルです。
写真のボード上には、3の道具タイルが2枚と、2の道具タイルが1枚乗っています。
川に人を一人置いてダイスを振り出目が3の場合、通常であれば金塊を獲得できませんが、
3の道具タイル1枚を使用すれば、
出目に道具の3がプラスされてトータル6となり金塊が1個獲得できるようになります。
使用した道具タイルは、90度回転させて使用済みであることを明示します。
新しいラウンド開始時に、使用した道具タイルは元に戻されて使用可能な状態となります。
道具タイルはゲームスタート時には1枚も持っていませんが、工房へ行くと1の道具タイルを1枚もらえます。
このように工房に繰り返し人を配置して、1の道具タイルが3枚たまると、
次に工房に行った時に、プレイヤーボードにある一番上の1の道具タイルを2の道具タイルと交換できます。
このようにして2の道具タイルが3枚たまると、次は一番上の2の道具タイルが3の道具タイルに、…。
補正できる数の大きい道具タイルを持つと、食料や資源が獲得しやすくなります。
ゲームシステムとしては、
基本的にはワーカープレイスメントなのですが、この道具の存在が非常に良いスパイスとなっています。
(次回に続きます。)
「ストーンエイジ Stone Age」 プレイ人数2-4人 13歳以上 プレイ時間60-90分間

我が家での総プレイ回数が6回と、比較的プレイ回数が多い部類に属するゲームであるにもかかわらず、
レビュー記事が現在まで登場しなかったのには理由があります。
この作品の優れているところは、程よいプレイ時間で充実したプレイ感が味わえることと、
プレイヤー間では、それなりにシビアな競争が行われるにもかかわらず互いを攻撃し合うことが無い、
結構和気あいあいでプレイが楽しめるという、この上ない平和的なゲームであるということです。
という理由で、我が家では年末年始など人が集まる時にプレイすることが多く、
プレイ回数が多い割に、写真撮影などが伴うレビュー記事を書くチャンスが無かったわけです。

上の大きいボードがゲームボードで、下の左右の2枚がプレイヤーボードです。
ゲームボード上部には、
左から猟場(食料)、森(木)、レンガ鉱山(レンガ)、採石場(石)、川(金塊)があり、
それぞれ人を行かせる(人間駒を置く)と、食べ物や資源が獲得できます。
さらに、その下には工房や小屋、畑があり、工房では道具が得られ、また小屋に二人行かせると人が一人増え、
畑では食糧が定期的に供給されるようになります。
さらにその下には、様々な文明カードや建物タイルが獲得できるスペースが設けられています。

これがプレイヤーボードです。ゲームスタート時点で、人は5人(人間駒が5個)います。
スタートプレイヤーから順に人を配置していきます。
配置は一度に一か所だけ、複数の駒を一度に配置できますが、配置する場所は一か所だけです。
場所によって、配置できる人数に制限があります。配置できる人数はボード上の丸印で表されています。
森とレンガ鉱山、採石場、川はそれぞれ7人までです。
猟場は唯一、人数制限がありませんので残った人間駒は全てここに置くとよいでしょう。
小屋は特別で二人ペアで置きます。人間駒が1個増えます。
工房や畑は、一人だけ、文明カード、建物タイルはそれぞれカードおよびタイル毎に一人だけです。
二人プレイ時には、さらに以下の制限があります。
森とレンガ鉱山、採石場、川はそれぞれ1人まで、工房と小屋、畑には1ラウンドに2か所しか配置できません。
この制限により多人数プレイと二人プレイではゲームの様相が変化します。私はどちらも好きですが…。
プレイヤーボードの中央に、
食料と木、レンガ、石、金塊のイラストが描かれていて、その下にそれぞれ2~6までの数字が書かれています。
配置が終わると、
スタートプレイヤーから配置した場所毎に、配置した人数分のダイスを振り食料や資源を獲得するわけですが、
獲得できる食料や資源の数は、
ダイスの出目の総和を、前述の食料や資源毎に定められた数字で割った数となります。
食料のイラストの下には2と書かれていますので、猟場で人間駒を2個置いて食料を獲得する場合、
まずダイスを人数分である2個振ります。その時のダイスの出目が2と5だとしたら出目の総和が7となります。
出目の総和7を食料に定められた数字2で割ると3(切り捨て)、食料を3獲得できることになるわけです。
二人プレイの場合、森やレンガ鉱山、採石場、川には一人しか配置できません。
一人しか配置できないので、振るダイスの数も1個だけとなります。
金塊に定められた数字は6、そうなるとダイスの出目が6でないと獲得できません。
このような場合に威力を発揮するのが道具です。
プレイヤーボードの左上隅に縦に3つ並んでいるタイルが道具タイルです。
写真のボード上には、3の道具タイルが2枚と、2の道具タイルが1枚乗っています。
川に人を一人置いてダイスを振り出目が3の場合、通常であれば金塊を獲得できませんが、
3の道具タイル1枚を使用すれば、
出目に道具の3がプラスされてトータル6となり金塊が1個獲得できるようになります。
使用した道具タイルは、90度回転させて使用済みであることを明示します。
新しいラウンド開始時に、使用した道具タイルは元に戻されて使用可能な状態となります。
道具タイルはゲームスタート時には1枚も持っていませんが、工房へ行くと1の道具タイルを1枚もらえます。
このように工房に繰り返し人を配置して、1の道具タイルが3枚たまると、
次に工房に行った時に、プレイヤーボードにある一番上の1の道具タイルを2の道具タイルと交換できます。
このようにして2の道具タイルが3枚たまると、次は一番上の2の道具タイルが3の道具タイルに、…。
補正できる数の大きい道具タイルを持つと、食料や資源が獲得しやすくなります。
ゲームシステムとしては、
基本的にはワーカープレイスメントなのですが、この道具の存在が非常に良いスパイスとなっています。
(次回に続きます。)
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