- Date: Sat 26 01 2013
- Category: ボードゲームのお話
- Tags: ケイラス Caylus 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのお話" ジャンル "趣味・実用"
- Response: Comment 0 Trackback 0
ケイラスで勝つということ
ケイラス Caylus 2012/11/29
ケイラスは、一口で言えば建物を建てて勝利点を稼ぐゲームです。
ということは、勝利点の高い建物を建てることが総てであるはずなのですが…
25勝利点という最も高い勝利点が獲得できる宮殿を建てたにも拘らず負けてしまいました。
なぜ負けてしまったのか?
お城の建設にも決して引けを取っているわけでも無い、むしろ私の方が勝っているぐらい。
頭の中でスタートからゲームの流れを繰り返し再生してみた結果、
思い当たることがひとつ。あの時だ!
ゲーム前半の木造の建物を建てている頃は、
道路沿いの建物にせよ、お城の建設にせよ、ほぼ5分と5分の互いに力が拮抗している状態だった。
僅かにゲームが動いたのは、ツレが住宅建設に乗り出したとき。
次々と中立の建物を自分の住宅に建て替えて収入アップし始めた。すぐに収入が私の倍に。
その頃から私は焦りを感じていた。コリャ、負けパターンだと。
そして、ツレは建築士を建てた。その時に私は直感した、勝つには宮殿を建てるしかないと。
宮殿を建てるには金と石材が必要で、特に金が手に入り難い。
私の頭の中は、もう宮殿と金で一杯!「宮殿、金、宮殿、宮殿、金、金、宮殿、宮殿、宮殿、金、金、金…」
そして、宮殿を建設! 「やったあ~、25勝利点!」
宮殿建設時点でのツレとの勝利点の差は、10点以上。
「勝負は決まったね!」 さすがにツレもがっくりした様子で、ゲームの流れは完全に私の方へ。
その時、まさにその時だった、ツレの携帯が鳴ったのは。
バカ娘からのメール、
おそらく「バカ婿と二人で安室奈美恵のライブに行くから、今度の休みに孫二人を預かってほしい」
といった類のメール、おそらくそうだったに違いないが今回はメール内容になんら意味はない。
問題は、ツレがプレイしている炬燵から這い出てダイニングテーブルの上にある携帯を取って、
バカ娘からのメールを読み、ついでにお茶を一杯飲んで一息ついたということ。
炬燵に戻って、さあゲーム再開となった時には、
ツレは笑顔さえ浮かべて、よしっ、頑張るぞ! とナントやる気が復活。
宮殿建設で落ち込んでいたはずのツレが、バカ娘のメールで一息入って気分転換。
さらに状況を悪くしたのは、私自身。
ツレの復活に気付かず、まだ手にも入れていない勝利に一人で酔いしれて、
後は、金を集めて勝利点を上乗せしていくだけ と宮殿の建設で慢心していた私。
その後のゲームの行方は明白。奢れる私に、ハングリー精神に充ち溢れた「ロッキー」ことツレ。
「ロッキー」のメロディーの流れる中、
トレーニングいや建物建設にひたすら汗を流すツレに、最終ラウンドで追いつかれてノックアウト。
このゲーム、勝利に最も大きく影響したのはバカ娘のメールでした。
いつまでも、いつまでも流れるロッキーのテーマ曲
フード 付きのスウェットパーカを着て、石段を駆け上がるツレの姿。
ケイラスは、一口で言えば建物を建てて勝利点を稼ぐゲームです。
ということは、勝利点の高い建物を建てることが総てであるはずなのですが…
25勝利点という最も高い勝利点が獲得できる宮殿を建てたにも拘らず負けてしまいました。

お城の建設にも決して引けを取っているわけでも無い、むしろ私の方が勝っているぐらい。
頭の中でスタートからゲームの流れを繰り返し再生してみた結果、

ゲーム前半の木造の建物を建てている頃は、
道路沿いの建物にせよ、お城の建設にせよ、ほぼ5分と5分の互いに力が拮抗している状態だった。
僅かにゲームが動いたのは、ツレが住宅建設に乗り出したとき。
次々と中立の建物を自分の住宅に建て替えて収入アップし始めた。すぐに収入が私の倍に。

そして、ツレは建築士を建てた。その時に私は直感した、勝つには宮殿を建てるしかないと。
宮殿を建てるには金と石材が必要で、特に金が手に入り難い。
私の頭の中は、もう宮殿と金で一杯!「宮殿、金、宮殿、宮殿、金、金、宮殿、宮殿、宮殿、金、金、金…」
そして、宮殿を建設! 「やったあ~、25勝利点!」
宮殿建設時点でのツレとの勝利点の差は、10点以上。
「勝負は決まったね!」 さすがにツレもがっくりした様子で、ゲームの流れは完全に私の方へ。
その時、まさにその時だった、ツレの携帯が鳴ったのは。
バカ娘からのメール、
おそらく「バカ婿と二人で安室奈美恵のライブに行くから、今度の休みに孫二人を預かってほしい」
といった類のメール、おそらくそうだったに違いないが今回はメール内容になんら意味はない。
問題は、ツレがプレイしている炬燵から這い出てダイニングテーブルの上にある携帯を取って、
バカ娘からのメールを読み、ついでにお茶を一杯飲んで一息ついたということ。
炬燵に戻って、さあゲーム再開となった時には、

宮殿建設で落ち込んでいたはずのツレが、バカ娘のメールで一息入って気分転換。
さらに状況を悪くしたのは、私自身。
ツレの復活に気付かず、まだ手にも入れていない勝利に一人で酔いしれて、

その後のゲームの行方は明白。奢れる私に、ハングリー精神に充ち溢れた「ロッキー」ことツレ。
「ロッキー」のメロディーの流れる中、
トレーニングいや建物建設にひたすら汗を流すツレに、最終ラウンドで追いつかれてノックアウト。

いつまでも、いつまでも流れるロッキーのテーマ曲
フード 付きのスウェットパーカを着て、石段を駆け上がるツレの姿。
スポンサーサイト