- Date: Thu 10 01 2013
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ごきぶりポーカー・ロイヤル Kakerlakenpoker Royal 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame ごきぶりポーカー
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ごきぶりポーカー・ロイヤル Kakerlakenpoker Royal 2013/1/9
年末からお正月にかけて我が家で人気爆発の「ごきぶりポーカー・ロイヤル」です。
「ごきぶりポーカー・ロイヤル Kakerlakenpoker Royal」 プレイ人数2-6人 8歳以上 プレイ時間15-25分間

ルールはいたって簡単。

左上隅から右へカメムシ、サソリ、ネズミ、さらに左下隅から右へカエル、ゴキブリ、ハエ、
最後に右端がコウモリ、以上7種類の生き物が登場します。

さらに左から順に、
・7種類の生き物ごとに1枚だけ左端のような王冠をかぶった王様(写真はゴキブリの王様)
・王様ではないが、どの生き物にもなれるカード
・逆にどの生き物でもないカード
といった特別なカードが登場します。
さあ、ゲームをスタートしましょう。
まず全てのカードを十分にシャッフルして、場に7枚裏にして出して山札を作ります。
山札の一番上のカードを表に向けます。
残りのカードはプレイヤー全員に均等に配ります。
余りが出た場合は、場に一枚だけ残して残りは箱に戻してゲームで使用しません。
ちなみに我が家では、箱に戻さずに山札の一番下に加えます。
スタートを切るプレイヤーをランダムに選びます。我が家ではジャンケンで決めます。
このプレイヤー(手番)は、場に1枚だけ残した余りのカードを手札に加えます。
手番のプレイヤーは、手札からカードを1枚だけ裏にして差し出して、
他の任意のプレイヤー1人に対して、「○○です。」と宣言します。
この「○○」のところに、7種類の生き物の名前または王様が入ります。
たとえば、「ゴキブリです。」とか「王様です。」とか。
宣言されたプレイヤーには、以下の2つの選択肢があります。
1.宣言したプレイヤーと勝負する。
2.勝負せずにパスする。
宣言したプレイヤーと勝負する場合は、「○○です。」または「○○ではありません。」と答えます。
すなわち、相手の宣言内容が正しいか誤っているかを回答するわけです。
回答が正しいならば、相手(宣言したプレイヤー)の前に
回答が間違いならば、自分(宣言された、すなわち回答したプレイヤー)の前に
そのカード(宣言したプレイヤーが手札から差し出した1枚)を表にして置きます。
たとえば、「ゴキブリです。」の宣言に対して「ゴキブリではありません。」と回答したとします。
カードがゴキブリの場合は、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にそのゴキブリのカードを置きます。
カードがコウモリ(ゴキブリ以外)の場合
回答が正しいので、宣言したプレイヤーの前にそのコウモリのカードを置きます。
前述の特別なカードの場合はどうでしょうか?
カードがゴキブリの王様の場合は、王様であってもゴキブリはゴキブリです、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にそのゴキブリのカードを置きます。
さらに置いたカードが王様の場合は、場の山札の一番上のカード1枚も追加して置かなければなりません。
山札の一番上のカードが王様のカードなら、さらにもう1枚山札から引いて置かなければなりません。
山札からカードを取ったら、山札の一番上になったカードを必ず表にしておきます。
すなわち次に王様のカードを引き取った場合、何のカードが追加されるかが分かるようにしておきます。
特別なカードの場合に話を戻します。
カードが王様ではないが、どの生き物にもなれるカードの場合は当然ながらゴキブリにもなれます、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にカードを置くわけですが、
宣言された(回答した)プレイヤーは、この特別なカードを場に置かずに手札に加えます。
そして、
その代わりに直前に宣言された生き物(この場合はゴキブリ)のカードを1枚手札から取って場に置きます。
もし該当するカードが手札に無い場合は、任意のカード2枚を手札から取って場に置きます。
カードがどの生き物でもないカードの場合は、当然ながらゴキブリでもありません、
回答が正しいので、宣言したプレイヤーの前にカードを置くわけですが、
先の特殊カードと同じく宣言したプレイヤーは、この特別なカードを場に置かずに手札に戻します。
以降の処理は、先のどの生き物にもなれるカードと同じです。
勝負せずにパスする場合は、パスを宣言した上でそのカードを受け取り内容を秘密裏に確認した上で、
他の任意のプレイヤーに「○○です。」と宣言して、そのカードを裏にして差し出します。
宣言する内容は、前のプレイヤーと同じでも異なっていても構いません。
宣言する内容は、宣言するプレイヤーの自由です。
宣言されたプレイヤーの選択肢は、宣言したプレイヤーと勝負するかパスするかですが、
パスした場合に宣言する相手が残っていない場合、
すなわち他の全てのプレイヤーがカードの内容を知っている場合は、パスできず勝負するしかありません。
勝負に負けて、自分の前にカードを置いたプレイヤーが次の手番を行います。
負け続けると、自分の前のカードが増えてくると共に逆に手札が減っていきます。
手札が全て無くなるとゲームに負けます。
また、自分の前に同じ生き物のカードが4枚たまるとゲームに負けます。
そうです、このゲームは誰か1人が負けるまで続くわけです。
ここで、自分の前にカエルのカードが3枚となった状況を考えてみましょう。
自分が手番の場合に、手札からカエルのカードを出すことは非常に危険です。
なぜならカエルのカードを出して勝負に負けた場合は、
カエルのカードが自分の前に1枚増えることになり、カエルのカードが4枚となりゲームに負けるからです。
また、他のプレイヤーから「カエルです。」と宣言された場合も要注意です。
そのカードがカエルの場合、「カエルではありません。」と回答すると負けになるからです。
「カエルです。」と答えて、たとえ回答が誤っていてもゲームに負けることはありません。
山札の一番上のカードも要注意です。
山札の一番上がカエルの場合、王様のカードを引き取ると負けになるからです。
このように、自分の場に同じ生き物のカードが3枚になると非常に不利な状況となります。
と考えていくと、同じ生き物のカードが2枚になった時点からアラームが点灯することに…。
ルールはシンプルですが、プレイヤー間での読み合いがとても面白いカードゲームです。

以前ベガスのレビューで登場したR君(幼稚園年中組)、彼専用の長尺カード立ての後ろから勝利のポーズ。
私もツレも、どうしてもこの人に勝てません。

手前のカエル4枚が私。右奥がツレで、左がR君。R君の前にはサソリ1枚だけ。
チビだからといって、麻雀でいう筋とか関係なくメチャクチャ打ってくる類だと見ていると大怪我をします。
なかなかの勝負師。
「ごきぶりポーカー・ロイヤル Kakerlakenpoker Royal」 プレイ人数2-6人 8歳以上 プレイ時間15-25分間

ルールはいたって簡単。

左上隅から右へカメムシ、サソリ、ネズミ、さらに左下隅から右へカエル、ゴキブリ、ハエ、
最後に右端がコウモリ、以上7種類の生き物が登場します。

さらに左から順に、
・7種類の生き物ごとに1枚だけ左端のような王冠をかぶった王様(写真はゴキブリの王様)
・王様ではないが、どの生き物にもなれるカード
・逆にどの生き物でもないカード
といった特別なカードが登場します。
さあ、ゲームをスタートしましょう。
まず全てのカードを十分にシャッフルして、場に7枚裏にして出して山札を作ります。
山札の一番上のカードを表に向けます。
残りのカードはプレイヤー全員に均等に配ります。
余りが出た場合は、場に一枚だけ残して残りは箱に戻してゲームで使用しません。
ちなみに我が家では、箱に戻さずに山札の一番下に加えます。
スタートを切るプレイヤーをランダムに選びます。我が家ではジャンケンで決めます。
このプレイヤー(手番)は、場に1枚だけ残した余りのカードを手札に加えます。
手番のプレイヤーは、手札からカードを1枚だけ裏にして差し出して、
他の任意のプレイヤー1人に対して、「○○です。」と宣言します。
この「○○」のところに、7種類の生き物の名前または王様が入ります。
たとえば、「ゴキブリです。」とか「王様です。」とか。
宣言されたプレイヤーには、以下の2つの選択肢があります。
1.宣言したプレイヤーと勝負する。
2.勝負せずにパスする。
宣言したプレイヤーと勝負する場合は、「○○です。」または「○○ではありません。」と答えます。
すなわち、相手の宣言内容が正しいか誤っているかを回答するわけです。
回答が正しいならば、相手(宣言したプレイヤー)の前に
回答が間違いならば、自分(宣言された、すなわち回答したプレイヤー)の前に
そのカード(宣言したプレイヤーが手札から差し出した1枚)を表にして置きます。
たとえば、「ゴキブリです。」の宣言に対して「ゴキブリではありません。」と回答したとします。
カードがゴキブリの場合は、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にそのゴキブリのカードを置きます。
カードがコウモリ(ゴキブリ以外)の場合
回答が正しいので、宣言したプレイヤーの前にそのコウモリのカードを置きます。
前述の特別なカードの場合はどうでしょうか?
カードがゴキブリの王様の場合は、王様であってもゴキブリはゴキブリです、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にそのゴキブリのカードを置きます。
さらに置いたカードが王様の場合は、場の山札の一番上のカード1枚も追加して置かなければなりません。
山札の一番上のカードが王様のカードなら、さらにもう1枚山札から引いて置かなければなりません。
山札からカードを取ったら、山札の一番上になったカードを必ず表にしておきます。
すなわち次に王様のカードを引き取った場合、何のカードが追加されるかが分かるようにしておきます。
特別なカードの場合に話を戻します。
カードが王様ではないが、どの生き物にもなれるカードの場合は当然ながらゴキブリにもなれます、
回答が誤っているので、宣言された(回答した)プレイヤーの前にカードを置くわけですが、
宣言された(回答した)プレイヤーは、この特別なカードを場に置かずに手札に加えます。
そして、
その代わりに直前に宣言された生き物(この場合はゴキブリ)のカードを1枚手札から取って場に置きます。
もし該当するカードが手札に無い場合は、任意のカード2枚を手札から取って場に置きます。
カードがどの生き物でもないカードの場合は、当然ながらゴキブリでもありません、
回答が正しいので、宣言したプレイヤーの前にカードを置くわけですが、
先の特殊カードと同じく宣言したプレイヤーは、この特別なカードを場に置かずに手札に戻します。
以降の処理は、先のどの生き物にもなれるカードと同じです。
勝負せずにパスする場合は、パスを宣言した上でそのカードを受け取り内容を秘密裏に確認した上で、
他の任意のプレイヤーに「○○です。」と宣言して、そのカードを裏にして差し出します。
宣言する内容は、前のプレイヤーと同じでも異なっていても構いません。
宣言する内容は、宣言するプレイヤーの自由です。
宣言されたプレイヤーの選択肢は、宣言したプレイヤーと勝負するかパスするかですが、
パスした場合に宣言する相手が残っていない場合、
すなわち他の全てのプレイヤーがカードの内容を知っている場合は、パスできず勝負するしかありません。
勝負に負けて、自分の前にカードを置いたプレイヤーが次の手番を行います。
負け続けると、自分の前のカードが増えてくると共に逆に手札が減っていきます。
手札が全て無くなるとゲームに負けます。
また、自分の前に同じ生き物のカードが4枚たまるとゲームに負けます。
そうです、このゲームは誰か1人が負けるまで続くわけです。
ここで、自分の前にカエルのカードが3枚となった状況を考えてみましょう。
自分が手番の場合に、手札からカエルのカードを出すことは非常に危険です。
なぜならカエルのカードを出して勝負に負けた場合は、
カエルのカードが自分の前に1枚増えることになり、カエルのカードが4枚となりゲームに負けるからです。
また、他のプレイヤーから「カエルです。」と宣言された場合も要注意です。
そのカードがカエルの場合、「カエルではありません。」と回答すると負けになるからです。
「カエルです。」と答えて、たとえ回答が誤っていてもゲームに負けることはありません。
山札の一番上のカードも要注意です。
山札の一番上がカエルの場合、王様のカードを引き取ると負けになるからです。
このように、自分の場に同じ生き物のカードが3枚になると非常に不利な状況となります。
と考えていくと、同じ生き物のカードが2枚になった時点からアラームが点灯することに…。
ルールはシンプルですが、プレイヤー間での読み合いがとても面白いカードゲームです。

以前ベガスのレビューで登場したR君(幼稚園年中組)、彼専用の長尺カード立ての後ろから勝利のポーズ。
私もツレも、どうしてもこの人に勝てません。

手前のカエル4枚が私。右奥がツレで、左がR君。R君の前にはサソリ1枚だけ。
チビだからといって、麻雀でいう筋とか関係なくメチャクチャ打ってくる類だと見ていると大怪我をします。
なかなかの勝負師。
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