- Date: Fri 28 12 2012
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: プエルトリコ Puerto Rico 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
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プエルトリコ Puerto Rico 2012/12/23
ボードゲームの歴史に名を残すであろう名作「プエルトリコ」。
「プエルトリコ Puerto Rico」 プレイ人数3-5人 12歳以上 プレイ時間120分間

プエルトリコにやってくる入植者を農場や工場に配置して商品を生産します。
そして生産した商品を商店で売却したり輸出したりして勝利点を獲得します。
また、得た収入で価値の高い建物を次々と建設して勝利点を獲得します。

ゲームスタート時点の写真です。
中央のボードが配置ボード、左右の2枚のボードがゲームボード、
左のゲームボードと中央の配置ボードの間に並んでいるのが7枚の役割カード、
配置ボードの下に並んでいる4枚のカードは、左から貨物船(2枚)、植民船、商店、
配置ボードの上に並んでいる4枚のタイルは、左から採石場チップ、トウモロコシタイル、砂糖タイル(2枚)、
その上に並んでいる3つのタイルの山は、プランテーションタイルの山札。

プレイヤーはゲームボード1枚を自分の前に置きます。
プエルトリコとは「豊かな港」という意味らしいですが、
そのプエルトリコ島がゲームボードにデザインされています。
下の島の緑のエリアにトウモロコシ(黄)やインディゴ(青)、コーヒー(こげ茶)などを育てて収穫を得ます。
左上の採石場は、建物を建てる時に役立ちます。島の中央左にサンファンの町があります。
ボード上のエリアは建物タイルを置くスペースで、様々な機能を持った建物をここに建設します。
まず、農地にトウモロコシや砂糖などのプランテーションタイルを置きます。
収穫を得るには、タイル上に入植者(茶色のディスク)を配置しなければなりません。
トウモロコシだけは、入植者を配置した時点から収穫して即商品を生み出しますが、
その他の砂糖や、インディゴ、タバコ、コーヒーは工場で加工しないと商品になりません。
農地に配置したプランテーションタイルに応じた工場タイルを購入してボード上のエリアに建設します。
最後に建設した工場に入植者を配置して、漸く商品が生産できるようになります。

配置ボード上には、様々な建物タイルが乗っています。
タイルの右下の白い丸の中に書かれた数字がタイルの価格(ダブロン)です。
左上隅の数字は、建設すると獲得できる勝利点です。
配置ボード上の建物タイルは、縦4つの列に並べられています。
一番左の列には鉱石1つが、一番右の列には鉱石4つが列の一番上に表示されています。
プレイヤーがその農場に採石場を所有している場合、採石場の数に応じて建物のコストが安くなります。
たとえば、
一番左の列にある農地タイルは、通常2ダブロンですが採石場を1つ持っていれば1ダブロンになります。
一番右の列のギルドホールは、10ダブロンですが採石場を4つ持っていれば6ダブロンになります。
列の一番上に表示されている鉱石の数を超えて採石場を所有していても、その数を超えて安くはなりません。
さてプレイヤーのアクションですが、
写真左の7枚の役割カードを、プレイヤーが順に1枚取り該当するアクションを行います。

役割カードには以下のようなものがあります。役割カードを取ったプレイヤーにはそれぞれ特権があります。
1.開拓者 プランテーションタイルを順に1枚とり、自分の農場に置きます。
特権:プランテーションタイルの代わりに採石場チップを取ることができます。
2.市長 植民船から入植者を取り、全ての入植者を再配置します。
特権:ストックから入植者1人を受け取ります。
3.建築家 建物タイルを1枚購入し、自分のボードに置きます。
特権:コストが1ダブロン安くなります。
4.監督 農地から収穫して工場で加工し商品を生み出します。
特権:生産した商品の中から一種類だけ追加で商品1つを得ます。
5.商人 商品1つを商店に売却することができます。商店に既に置かれている商品は売れません。
特権:売却時に1ダブロン追加で受け取ります。
6.船長 順に1種類の商品を可能な限り貨物船に出荷し、出荷数だけ勝利点を獲得します。
特権:最初の出荷時に1勝利点追加で獲得します。
7.金鉱掘り アクションなし
特権:銀行から1ダブロン受け取ります。
二人プレイの場合には、スタートプレイヤーから交互に1枚の役割カードを取りアクションを行い、
1ラウンドあたりプレイヤーはそれぞれ3枚の役割カードをプレイします。
残った1枚には1ダブロンの貨幣が上に乗せられて、スタートプレイヤーが入れ替わり、
次のラウンドが開始されます。
役割カード上に乗っているダブロンは、その役割カードを取ったプレイヤーが獲得します。

左から2つのカードが貨物船で、一つの貨物船には1種類の商品しか積み込むことが出来ません。
満載されるとラウンドの終りに積載された商品全てがストックに戻されます。
貨物船毎に積載できる商品数が異なります。
船長のアクションで手番のプレイヤーは、積載できる商品は全て積載しなければなりません。
船長のアクションの終りには、プレイヤーは一種類の商品しか保管することが出来ません。
複数の種類の商品が残っている場合は、一種類を残して外は廃棄しなければなりません。
倉庫を建設すると、二種類以上の商品を保管することが出来ます。
左から3枚目が植民船です、この上に入植者が乗って島にやってきます。
一番右が商店です。4つマスがあって商品4つを売ることが出来ますが、商店に既にある商品は売れません。
ただし、商館を建設しているプレイヤーはその制限に拘わらず何の商品でも売却できます。
商品によって1個当たりの売却価格が異なります。
トウモロコシ0ダブロン インディゴ1ダブロン 砂糖2ダブロン タバコ3ダブロン コーヒー4ダブロン

上の横2列がインディコ(青)や砂糖(白)、タバコ(茶)、コーヒー(こげ茶)の工場、
下の横4列が様々な機能を持った建物です。
生産する商品と、建設する建物の選択が悩ましい素晴らしい作品です。
今日の我が家は数所帯が入り乱れて、とてもブログを更新できる環境にありません。では、本年はこれまで!
今年はご愛読いただきまして本当にありがとうございました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
「プエルトリコ Puerto Rico」 プレイ人数3-5人 12歳以上 プレイ時間120分間

プエルトリコにやってくる入植者を農場や工場に配置して商品を生産します。
そして生産した商品を商店で売却したり輸出したりして勝利点を獲得します。
また、得た収入で価値の高い建物を次々と建設して勝利点を獲得します。

ゲームスタート時点の写真です。
中央のボードが配置ボード、左右の2枚のボードがゲームボード、
左のゲームボードと中央の配置ボードの間に並んでいるのが7枚の役割カード、
配置ボードの下に並んでいる4枚のカードは、左から貨物船(2枚)、植民船、商店、
配置ボードの上に並んでいる4枚のタイルは、左から採石場チップ、トウモロコシタイル、砂糖タイル(2枚)、
その上に並んでいる3つのタイルの山は、プランテーションタイルの山札。

プレイヤーはゲームボード1枚を自分の前に置きます。
プエルトリコとは「豊かな港」という意味らしいですが、
そのプエルトリコ島がゲームボードにデザインされています。
下の島の緑のエリアにトウモロコシ(黄)やインディゴ(青)、コーヒー(こげ茶)などを育てて収穫を得ます。
左上の採石場は、建物を建てる時に役立ちます。島の中央左にサンファンの町があります。
ボード上のエリアは建物タイルを置くスペースで、様々な機能を持った建物をここに建設します。
まず、農地にトウモロコシや砂糖などのプランテーションタイルを置きます。
収穫を得るには、タイル上に入植者(茶色のディスク)を配置しなければなりません。
トウモロコシだけは、入植者を配置した時点から収穫して即商品を生み出しますが、
その他の砂糖や、インディゴ、タバコ、コーヒーは工場で加工しないと商品になりません。
農地に配置したプランテーションタイルに応じた工場タイルを購入してボード上のエリアに建設します。
最後に建設した工場に入植者を配置して、漸く商品が生産できるようになります。

配置ボード上には、様々な建物タイルが乗っています。
タイルの右下の白い丸の中に書かれた数字がタイルの価格(ダブロン)です。
左上隅の数字は、建設すると獲得できる勝利点です。
配置ボード上の建物タイルは、縦4つの列に並べられています。
一番左の列には鉱石1つが、一番右の列には鉱石4つが列の一番上に表示されています。
プレイヤーがその農場に採石場を所有している場合、採石場の数に応じて建物のコストが安くなります。
たとえば、
一番左の列にある農地タイルは、通常2ダブロンですが採石場を1つ持っていれば1ダブロンになります。
一番右の列のギルドホールは、10ダブロンですが採石場を4つ持っていれば6ダブロンになります。
列の一番上に表示されている鉱石の数を超えて採石場を所有していても、その数を超えて安くはなりません。
さてプレイヤーのアクションですが、
写真左の7枚の役割カードを、プレイヤーが順に1枚取り該当するアクションを行います。

役割カードには以下のようなものがあります。役割カードを取ったプレイヤーにはそれぞれ特権があります。
1.開拓者 プランテーションタイルを順に1枚とり、自分の農場に置きます。
特権:プランテーションタイルの代わりに採石場チップを取ることができます。
2.市長 植民船から入植者を取り、全ての入植者を再配置します。
特権:ストックから入植者1人を受け取ります。
3.建築家 建物タイルを1枚購入し、自分のボードに置きます。
特権:コストが1ダブロン安くなります。
4.監督 農地から収穫して工場で加工し商品を生み出します。
特権:生産した商品の中から一種類だけ追加で商品1つを得ます。
5.商人 商品1つを商店に売却することができます。商店に既に置かれている商品は売れません。
特権:売却時に1ダブロン追加で受け取ります。
6.船長 順に1種類の商品を可能な限り貨物船に出荷し、出荷数だけ勝利点を獲得します。
特権:最初の出荷時に1勝利点追加で獲得します。
7.金鉱掘り アクションなし
特権:銀行から1ダブロン受け取ります。
二人プレイの場合には、スタートプレイヤーから交互に1枚の役割カードを取りアクションを行い、
1ラウンドあたりプレイヤーはそれぞれ3枚の役割カードをプレイします。
残った1枚には1ダブロンの貨幣が上に乗せられて、スタートプレイヤーが入れ替わり、
次のラウンドが開始されます。
役割カード上に乗っているダブロンは、その役割カードを取ったプレイヤーが獲得します。

左から2つのカードが貨物船で、一つの貨物船には1種類の商品しか積み込むことが出来ません。
満載されるとラウンドの終りに積載された商品全てがストックに戻されます。
貨物船毎に積載できる商品数が異なります。
船長のアクションで手番のプレイヤーは、積載できる商品は全て積載しなければなりません。
船長のアクションの終りには、プレイヤーは一種類の商品しか保管することが出来ません。
複数の種類の商品が残っている場合は、一種類を残して外は廃棄しなければなりません。
倉庫を建設すると、二種類以上の商品を保管することが出来ます。
左から3枚目が植民船です、この上に入植者が乗って島にやってきます。
一番右が商店です。4つマスがあって商品4つを売ることが出来ますが、商店に既にある商品は売れません。
ただし、商館を建設しているプレイヤーはその制限に拘わらず何の商品でも売却できます。
商品によって1個当たりの売却価格が異なります。
トウモロコシ0ダブロン インディゴ1ダブロン 砂糖2ダブロン タバコ3ダブロン コーヒー4ダブロン

上の横2列がインディコ(青)や砂糖(白)、タバコ(茶)、コーヒー(こげ茶)の工場、
下の横4列が様々な機能を持った建物です。
生産する商品と、建設する建物の選択が悩ましい素晴らしい作品です。
今日の我が家は数所帯が入り乱れて、とてもブログを更新できる環境にありません。では、本年はこれまで!
今年はご愛読いただきまして本当にありがとうございました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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- Date: Fri 28 12 2012
- Category: ボードゲームの魅力
- Tags: 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame インターラクション 二人プレイ 二人用ゲーム
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ボードゲームの魅力 その2 インターラクション
「インターラクション」という言葉を、日本語では「相互作用」と言うそうです。
なんかチョットわかりにくい。
ボードゲームでの「インターラクション」とは、プレイヤー間での「相互作用」ということになります。
プレイヤー同士がお互いに働きかけて、影響を及ぼし合うこと。
チョットわかりやすくなりました。
ソロプレイではなく複数の人がプレイするボードゲームでは、インターラクションは重要な要素の一つです。
囲碁や将棋などは、まさに全てがインターラクション、
一手一手(アクション)全てが、相手に影響を与えているわけで、相手への影響度が低い手は悪手となります。
拍手でも、握手でもなく、悪手です。
今朝はツレと帰省している長男一家と、親父の墓掃除に行こうと思っていたのですが霰が降ってきました。
親父は「晴れ男」で、葬式から法事、墓掃除に至るまでこれまで晴れなかった日は一度もありませんでした。
どうも長男一家の誰かが「雨男」らしい。孫の言うところではパパ(長男)がソレらしい。
当たり前のことですが、私生活でも「インターラクション」は重要な要素。
ボードゲームで「インターラクション」の要素を抜いてしまうと、
複数の人でプレイしていても、全員がソロプレイをしているのと同じでマルチプレイの意味を成しません。
ただ、囲碁や将棋のように常に相手の弱いところをつくガチの勝負をすることが万人に好まれるかというと…。
これまでボードゲームの人気ランキングなどを見ていると、どうもそうではないらしい。
「ほどよいインターラクション」というものが存在するようです。
「エクリプス」や「シヴィライゼーション」では、
序盤から中盤にかけて自分の文明の強化・発展に努める、所謂ほとんどソロプレイに近い感じで進みます。
各種のタイルの取り合いなど、まったくインターラクションが無いわけではありませんが…。
ゲーム終盤には各文明がぶつかり合うガチの勝負が待っています。
この二つのゲームにおけるインターラクションは、
プレイ経過時間に対して指数関数的にアップしていく傾向にあります。
「アグリコラ」などの収穫三部作は、ワーカープレイスメントと呼ばれるアクションを取り合うような、
インターラクションがゲーム全体を通じて常に存在します。
「アグリコラ」のインターラクションは、プレイ経過時間によって変動しない常に一定したもの。
巷で「アグリコラ」や「プエルトリコ」が多くの人に受け入れられていることから察するに、
アグリコラ的インターラクションが「ほどよいインターラクション」と言えるのかもしれません。
「ドミニオン」はどうでしょう?
数多くのボードゲームは、ウォーゲームのように相手を打ち負かすのではなく、
相手よりも少しでも高い勝利点を獲得する、相手よりも良い成績を取るといったシステムが導入されています。
「ドミニオン」では、常に決まった「インターラクション」が存在するわけではありません。
プレイヤーが魔女といった特定のカードをプレイすると「インターラクション」が起こります。
相手の邪魔をするようなイベントを起こして、相手の領地拡大にブレーキをかけます。
「ドミニオン」のインターラクションは、不定期に発生するイベント型のインターラクションです。
前述の囲碁や将棋と共にウォーゲームの類は、
ほとんどインターラクションの塊と言っていいほど、所謂ガチ勝負です。
そして今もなお、これらの分野は非常に根強い人気を誇っています。
「ほどよいインターラクション」を定義することは、とても難しいというよりも不可能と言えるでしょう。
そしておそらく最高のインターラクションを作り上げることを目指して、
新しい年も様々なボードゲームが生みだされることでしょう。
新たなタイプのインターラクションを期待したいですね。
なんかチョットわかりにくい。
ボードゲームでの「インターラクション」とは、プレイヤー間での「相互作用」ということになります。
プレイヤー同士がお互いに働きかけて、影響を及ぼし合うこと。
チョットわかりやすくなりました。
ソロプレイではなく複数の人がプレイするボードゲームでは、インターラクションは重要な要素の一つです。
囲碁や将棋などは、まさに全てがインターラクション、
一手一手(アクション)全てが、相手に影響を与えているわけで、相手への影響度が低い手は悪手となります。
拍手でも、握手でもなく、悪手です。
今朝はツレと帰省している長男一家と、親父の墓掃除に行こうと思っていたのですが霰が降ってきました。
親父は「晴れ男」で、葬式から法事、墓掃除に至るまでこれまで晴れなかった日は一度もありませんでした。
どうも長男一家の誰かが「雨男」らしい。孫の言うところではパパ(長男)がソレらしい。
当たり前のことですが、私生活でも「インターラクション」は重要な要素。
ボードゲームで「インターラクション」の要素を抜いてしまうと、
複数の人でプレイしていても、全員がソロプレイをしているのと同じでマルチプレイの意味を成しません。
ただ、囲碁や将棋のように常に相手の弱いところをつくガチの勝負をすることが万人に好まれるかというと…。
これまでボードゲームの人気ランキングなどを見ていると、どうもそうではないらしい。
「ほどよいインターラクション」というものが存在するようです。
「エクリプス」や「シヴィライゼーション」では、
序盤から中盤にかけて自分の文明の強化・発展に努める、所謂ほとんどソロプレイに近い感じで進みます。
各種のタイルの取り合いなど、まったくインターラクションが無いわけではありませんが…。
ゲーム終盤には各文明がぶつかり合うガチの勝負が待っています。
この二つのゲームにおけるインターラクションは、
プレイ経過時間に対して指数関数的にアップしていく傾向にあります。
「アグリコラ」などの収穫三部作は、ワーカープレイスメントと呼ばれるアクションを取り合うような、
インターラクションがゲーム全体を通じて常に存在します。
「アグリコラ」のインターラクションは、プレイ経過時間によって変動しない常に一定したもの。
巷で「アグリコラ」や「プエルトリコ」が多くの人に受け入れられていることから察するに、
アグリコラ的インターラクションが「ほどよいインターラクション」と言えるのかもしれません。
「ドミニオン」はどうでしょう?
数多くのボードゲームは、ウォーゲームのように相手を打ち負かすのではなく、
相手よりも少しでも高い勝利点を獲得する、相手よりも良い成績を取るといったシステムが導入されています。
「ドミニオン」では、常に決まった「インターラクション」が存在するわけではありません。
プレイヤーが魔女といった特定のカードをプレイすると「インターラクション」が起こります。
相手の邪魔をするようなイベントを起こして、相手の領地拡大にブレーキをかけます。
「ドミニオン」のインターラクションは、不定期に発生するイベント型のインターラクションです。
前述の囲碁や将棋と共にウォーゲームの類は、
ほとんどインターラクションの塊と言っていいほど、所謂ガチ勝負です。
そして今もなお、これらの分野は非常に根強い人気を誇っています。
「ほどよいインターラクション」を定義することは、とても難しいというよりも不可能と言えるでしょう。
そしておそらく最高のインターラクションを作り上げることを目指して、
新しい年も様々なボードゲームが生みだされることでしょう。
新たなタイプのインターラクションを期待したいですね。