- Date: Mon 08 10 2012
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ビブリオス biblios 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame レビュー 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのレビュー" ジャンル "趣味・実用"
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ビブリオス Biblios 2012/10/4
競りのゲームと言っていいでしょう 「 ビブリオス 」。

中世のキリスト教の修道院長となって様々な書籍を集めます。

ボードゲームと言っても
カード以外にはこの小さなボードとその上に乗っている5つのダイスを使用するぐらい。
このゲームでは、書籍とお金と教会の3種類のカードを使います。

書籍のカードは、このようにダイスの色に相当する聖なる書(茶色)から禁じられた書(赤色)まで、
5種類(5色)に分類されています。
また、書籍カードの左上隅の数字はその書籍の価値を表わしています。
ゲーム終了時にそれぞれの種類(色)ごとに書籍カードの価値の合計が最も多いプレイヤーが、
その色のダイスの目だけ勝利点を獲得します。
お金のカードは、書籍カードの競りを行う時に使用します。
教会カードは、任意のダイスの目を一つ増やしたり減らしたりできます。
ゲームはまず寄進フェイズといって、
全ての書籍とお金と教会のカードをプレイヤーが順番に引いていくことから始まります。

手番では写真の最も手前の山札から1枚ずつ3枚引きます。
二人プレイの場合
まず1枚カードを引き、
手札か場(手前と奥の2つの山札の間)か競りの山(奥の山札)の3か所のいずれかに振り分けます。
振り分けたら、次の1枚を引きます。
前述の3か所のうちで既に振り分けられた以外のところに振り分けます。
振り分けたら、最後の1枚を引きます。
3か所のうちでまだ振り分けられていない最後に残ったところに振り分けます。
引いた3枚のカードの内、場に振り分けた1枚は相手プレイヤーの手札となります。
競りの山に振り分けられたカードは、寄進フェイズ後に競りフェイズで競りにかけられます。
注意しなければいけないことは、
3枚引いてから3か所に振り分けるのではないということ。
1枚引き3か所のどこかに振り分けた後に、次の1枚を引くということ。
最初の1枚で良いカードを引いたと思って手札に加えたら、
次のカードでさらに良いカードが来て、相手に渡したくないので競りの山に振り分けました。
しかし、3枚目のカードでさらに良いカードが来て、
残る唯一の振り分け先である場に出さざるを得なくなり、結局最も良いカードが相手の手札へということも。
山札が全て無くなれば、今度は競りの山のカードをシャッフルして新しい山札をつくります。
競りのフェイズでは、この新しい山札から順番にカードを1枚ずつ表にして場に出し競りを行います。
手札にあるお金のカードを使用して、希望のカードを競り落とします。
ルールでは、手番のプレイヤーが山札から1枚引いて場に表に出し、
次のプレイヤーから順番に値(高値をつけるかパスする)をつけていくことになっています。
我が家では、「ドン」も選択できるようにしています。
「ドン」とはプレイヤー全員が一斉にお金のカードを出し、最も高額の人が競り落とすという方法です。
このとき、空手(何も出さない)もOKです。
通常の競りか「ドン」かは手番のプレイヤーが選びます。

競りにかかっているのがお金のカードの場合は、お金の代わりにカードの枚数で競りを行います。
上の写真では、お金のカード(3金)が「ドン」の競りにかかっています。
ツレがカード1枚で私は空手(何もなし)なので、ツレが競り落としました。
この時は競りフェイズも終盤でお金よりも、手札を減らしたくない状況でした。
このようにして、書籍のカードを寄進フェイズと競りフェイズで集めるのですが、
集める書籍の種類(色)を絞って集めることになります。まあ狙い目を決めるということです。
当然ながら相手が何の色を集めているかが、戦略上の重要なポイントとなります。
カードにはダイスの目を変えられる教会のカードというものが存在します。

これらのカードは、手札となった時点で他のカードとは異なり直ちにプレイしなければなりません。
すなわち手札とはなりません。
教会カードは、任意の色のダイスの目を1つだけ増減できます。
写真の教会カードは、左から任意のダイス1つの目を1つ上げるまたは1つ下げることができます。
次はダイス1つの目を1つ下げる、次はダイス1つの目を1つ上げる、最後はダイス2つの目を1つ下げる。
もし聖なる書籍(茶色)を集めているのであれば、
写真の右から2番目の教会カードを使用して茶色のダイスの目を1つ上げることができます。
このように教会カードは、自分の集めている書籍カードで獲得できる勝利点(ダイスの目)を上げたり、
他のプレイヤーが集めていると思われる書籍のダイスの目(勝利点)を下げることができます。
そして、相手プレイヤーが教会カードでダイスの目を上げ下げするのを見て、
相手プレイヤーの集めている書籍を推測します。
競りや教会カードの応酬を絡めた互いの手の内の読み合いがとても楽しい、
それでいてちょっと品がある大人のゲームです。
実際のプレイではダイスの目を5まで上げた茶色の書籍にこだわりすぎて、
青の書籍が今一歩で相手を上回ることができず大敗を期しました。
茶色をもう少し手を抜いて、青に注力すべきでした。

中世のキリスト教の修道院長となって様々な書籍を集めます。

ボードゲームと言っても
カード以外にはこの小さなボードとその上に乗っている5つのダイスを使用するぐらい。
このゲームでは、書籍とお金と教会の3種類のカードを使います。

書籍のカードは、このようにダイスの色に相当する聖なる書(茶色)から禁じられた書(赤色)まで、
5種類(5色)に分類されています。
また、書籍カードの左上隅の数字はその書籍の価値を表わしています。
ゲーム終了時にそれぞれの種類(色)ごとに書籍カードの価値の合計が最も多いプレイヤーが、
その色のダイスの目だけ勝利点を獲得します。
お金のカードは、書籍カードの競りを行う時に使用します。
教会カードは、任意のダイスの目を一つ増やしたり減らしたりできます。
ゲームはまず寄進フェイズといって、
全ての書籍とお金と教会のカードをプレイヤーが順番に引いていくことから始まります。

手番では写真の最も手前の山札から1枚ずつ3枚引きます。
二人プレイの場合
まず1枚カードを引き、
手札か場(手前と奥の2つの山札の間)か競りの山(奥の山札)の3か所のいずれかに振り分けます。
振り分けたら、次の1枚を引きます。
前述の3か所のうちで既に振り分けられた以外のところに振り分けます。
振り分けたら、最後の1枚を引きます。
3か所のうちでまだ振り分けられていない最後に残ったところに振り分けます。
引いた3枚のカードの内、場に振り分けた1枚は相手プレイヤーの手札となります。
競りの山に振り分けられたカードは、寄進フェイズ後に競りフェイズで競りにかけられます。
注意しなければいけないことは、
3枚引いてから3か所に振り分けるのではないということ。
1枚引き3か所のどこかに振り分けた後に、次の1枚を引くということ。
最初の1枚で良いカードを引いたと思って手札に加えたら、
次のカードでさらに良いカードが来て、相手に渡したくないので競りの山に振り分けました。
しかし、3枚目のカードでさらに良いカードが来て、
残る唯一の振り分け先である場に出さざるを得なくなり、結局最も良いカードが相手の手札へということも。
山札が全て無くなれば、今度は競りの山のカードをシャッフルして新しい山札をつくります。
競りのフェイズでは、この新しい山札から順番にカードを1枚ずつ表にして場に出し競りを行います。
手札にあるお金のカードを使用して、希望のカードを競り落とします。
ルールでは、手番のプレイヤーが山札から1枚引いて場に表に出し、
次のプレイヤーから順番に値(高値をつけるかパスする)をつけていくことになっています。
我が家では、「ドン」も選択できるようにしています。
「ドン」とはプレイヤー全員が一斉にお金のカードを出し、最も高額の人が競り落とすという方法です。
このとき、空手(何も出さない)もOKです。
通常の競りか「ドン」かは手番のプレイヤーが選びます。

競りにかかっているのがお金のカードの場合は、お金の代わりにカードの枚数で競りを行います。
上の写真では、お金のカード(3金)が「ドン」の競りにかかっています。
ツレがカード1枚で私は空手(何もなし)なので、ツレが競り落としました。
この時は競りフェイズも終盤でお金よりも、手札を減らしたくない状況でした。
このようにして、書籍のカードを寄進フェイズと競りフェイズで集めるのですが、
集める書籍の種類(色)を絞って集めることになります。まあ狙い目を決めるということです。
当然ながら相手が何の色を集めているかが、戦略上の重要なポイントとなります。
カードにはダイスの目を変えられる教会のカードというものが存在します。

これらのカードは、手札となった時点で他のカードとは異なり直ちにプレイしなければなりません。
すなわち手札とはなりません。
教会カードは、任意の色のダイスの目を1つだけ増減できます。
写真の教会カードは、左から任意のダイス1つの目を1つ上げるまたは1つ下げることができます。
次はダイス1つの目を1つ下げる、次はダイス1つの目を1つ上げる、最後はダイス2つの目を1つ下げる。
もし聖なる書籍(茶色)を集めているのであれば、
写真の右から2番目の教会カードを使用して茶色のダイスの目を1つ上げることができます。
このように教会カードは、自分の集めている書籍カードで獲得できる勝利点(ダイスの目)を上げたり、
他のプレイヤーが集めていると思われる書籍のダイスの目(勝利点)を下げることができます。
そして、相手プレイヤーが教会カードでダイスの目を上げ下げするのを見て、
相手プレイヤーの集めている書籍を推測します。
競りや教会カードの応酬を絡めた互いの手の内の読み合いがとても楽しい、
それでいてちょっと品がある大人のゲームです。
実際のプレイではダイスの目を5まで上げた茶色の書籍にこだわりすぎて、
青の書籍が今一歩で相手を上回ることができず大敗を期しました。
茶色をもう少し手を抜いて、青に注力すべきでした。
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