- Date: Tue 25 09 2012
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ベガス vegas 世界のボードゲーム ボードゲーム レビュー boardgame
- Community: テーマ "ボードゲームのレビュー" ジャンル "趣味・実用"
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ベガス 2012/9/25
今朝届いた「 ベガス 」。

このようにボックスに収まりの良いゲームは好感が持てます。
昼食を済ませて、早々と第一戦。
二人プレイの場合、自分の色のダイス8個に加えて白色のダイス4個の12個を最初に振ります。
通常の3人や4人のプレイでは、プレイヤー各自が自分の色のダイス8個を振ることから始まります。
中央にはダイスの目が1から6まで描かれた6つのカジノが設けられ、
それぞれのカジノの上にはラウンド開始時点に
マネーカードが5万ドル以上になるように山札からドローされ掛け金として配られます。
カジノによっては、9万ドルのマネーカード1枚が配られていたり、
2万ドル2枚と1万ドル1枚だったり、3万ドル1枚に4万ドル1枚だったり、
ようするに、カジノ毎に掛け金が5万ドル以上になるまで山札から引かれるわけです。
マネーカードは1万ドル~9万ドルまで1万ドルおきにあるので、いろいろな組み合わせが生じます。
4万ドルの次に9万ドルがひかれる可能性もあるわけです。
プレイヤーは手番のときに手持ちのダイスを全て振ります。
振ったダイスの目から一つを選び、その目のダイス全てを同じ目のカジノの上に置きます。
たとえば5個のダイスを振って、4の目が3つと3の目と1の目がそれぞれ1つづつの場合、
4の目を選んだら、ダイス3つを全て4の目のカジノに置かなければなりません。
順番に手番を行い、
手番でダイスを振るごとにダイスの目を1つ選んで、その目のダイス全てをその目のカジノに置く。
これを全てのプレイヤーの振るダイスが無くなるまで繰り返します。
振るダイスが全て無くなったら、掛け金の分配を行いますが、
その前にカジノ毎にダイスの数が等しいものは、そのダイスの持ち主にカジノから返却されます。
例えば、3の目のカジノに
青ダイス3個、赤ダイス2個、黒ダイス2個、白ダイス1個の合計8個のダイスが乗っていたとします。
赤ダイスと黒ダイスは共に2個と同数なので、それぞれ赤と黒のプレイヤーに返却され、
そのカジノの掛け金を受け取ることができません。
残る青ダイスと白ダイスは掛け金を受け取る権利があります。
このカジノに掛け金としてマネーカードが3万ドル1枚と1万ドル2枚の合計3枚が乗っていた場合、
最もダイスの数の多い青ダイスのプレイヤーが、最も高額なマネーカードである3万ドルを獲得し、
次に白ダイスのプレイヤーが1万ドルを、残りの1万ドルは該当者なしで捨て札となります。
当然ながらマネーカードが1枚のカジノでは、
最もダイスの数が多いプレイヤーしか掛け金を受け取れません。
4ラウンド行い、終了時点で最も多くのマネーカードを持っているプレイヤーが勝利します。
二人プレイヤーの場合は、白ダイスの扱いが非常に悩ましいものとなります。
白ダイスは白色なので、カジノで自分のダイス数より多いと掛け金を持って行かれますし、
同数になると前述のように掛け金獲得の権利を失います。
最終ラウンドの最後の手番に緑ダイスのツレの手の内に残ったのは白ダイス1個。
渾身の願いを込めて振った結果が4の目。

緑ダイス3個で4の目のカジノの掛け金9万ドルをほぼ手中にしていたツレですが、
この最後の一振りで白ダイスも3個となって緑と同数となり、自らの手で9万ドルを逃しました。
このところ4連敗の私は、このツレの一振りでようやく勝利を手にすることができました。
結果は、4ラウンドで60万ドルを獲得。

昨日ニューヨークから帰国した娘が今晩来るようなことを言っていたので、
来たら早速このゲームを3人でプレイしたいと思います。
ニューヨーク帰りとベガスをプレイ な~んてっちゃって。

このようにボックスに収まりの良いゲームは好感が持てます。
昼食を済ませて、早々と第一戦。
二人プレイの場合、自分の色のダイス8個に加えて白色のダイス4個の12個を最初に振ります。
通常の3人や4人のプレイでは、プレイヤー各自が自分の色のダイス8個を振ることから始まります。
中央にはダイスの目が1から6まで描かれた6つのカジノが設けられ、
それぞれのカジノの上にはラウンド開始時点に
マネーカードが5万ドル以上になるように山札からドローされ掛け金として配られます。
カジノによっては、9万ドルのマネーカード1枚が配られていたり、
2万ドル2枚と1万ドル1枚だったり、3万ドル1枚に4万ドル1枚だったり、
ようするに、カジノ毎に掛け金が5万ドル以上になるまで山札から引かれるわけです。
マネーカードは1万ドル~9万ドルまで1万ドルおきにあるので、いろいろな組み合わせが生じます。
4万ドルの次に9万ドルがひかれる可能性もあるわけです。
プレイヤーは手番のときに手持ちのダイスを全て振ります。
振ったダイスの目から一つを選び、その目のダイス全てを同じ目のカジノの上に置きます。
たとえば5個のダイスを振って、4の目が3つと3の目と1の目がそれぞれ1つづつの場合、
4の目を選んだら、ダイス3つを全て4の目のカジノに置かなければなりません。
順番に手番を行い、
手番でダイスを振るごとにダイスの目を1つ選んで、その目のダイス全てをその目のカジノに置く。
これを全てのプレイヤーの振るダイスが無くなるまで繰り返します。
振るダイスが全て無くなったら、掛け金の分配を行いますが、
その前にカジノ毎にダイスの数が等しいものは、そのダイスの持ち主にカジノから返却されます。
例えば、3の目のカジノに
青ダイス3個、赤ダイス2個、黒ダイス2個、白ダイス1個の合計8個のダイスが乗っていたとします。
赤ダイスと黒ダイスは共に2個と同数なので、それぞれ赤と黒のプレイヤーに返却され、
そのカジノの掛け金を受け取ることができません。
残る青ダイスと白ダイスは掛け金を受け取る権利があります。
このカジノに掛け金としてマネーカードが3万ドル1枚と1万ドル2枚の合計3枚が乗っていた場合、
最もダイスの数の多い青ダイスのプレイヤーが、最も高額なマネーカードである3万ドルを獲得し、
次に白ダイスのプレイヤーが1万ドルを、残りの1万ドルは該当者なしで捨て札となります。
当然ながらマネーカードが1枚のカジノでは、
最もダイスの数が多いプレイヤーしか掛け金を受け取れません。
4ラウンド行い、終了時点で最も多くのマネーカードを持っているプレイヤーが勝利します。
二人プレイヤーの場合は、白ダイスの扱いが非常に悩ましいものとなります。
白ダイスは白色なので、カジノで自分のダイス数より多いと掛け金を持って行かれますし、
同数になると前述のように掛け金獲得の権利を失います。
最終ラウンドの最後の手番に緑ダイスのツレの手の内に残ったのは白ダイス1個。
渾身の願いを込めて振った結果が4の目。

緑ダイス3個で4の目のカジノの掛け金9万ドルをほぼ手中にしていたツレですが、
この最後の一振りで白ダイスも3個となって緑と同数となり、自らの手で9万ドルを逃しました。
このところ4連敗の私は、このツレの一振りでようやく勝利を手にすることができました。
結果は、4ラウンドで60万ドルを獲得。

昨日ニューヨークから帰国した娘が今晩来るようなことを言っていたので、
来たら早速このゲームを3人でプレイしたいと思います。
ニューヨーク帰りとベガスをプレイ な~んてっちゃって。
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- Date: Tue 25 09 2012
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ハイ・フロンティア 2012/9/24
我が家で最も人気がない「 ハイ・フロンティア 」をプレイしました。

なんといっても、このゲームはルールが難しいのが難点。
テーマは、太陽系宇宙を探査して天体に地球外工場を建設。
原子レベルで物質操作可能な
カーボンバッキューチューブやカーボンナノチューブで構成される
1ナノメーターサイズの構造体を、無重力で高真空環境の地球外工場で生産すること。
地球低軌道から始まり、ホーマン遷移軌道、ラグランジュ点、太陽帆など、
頭が痛くなるような言葉が次々と登場。
今のところ、とにかくロケットを構成するロボノーツとスラスターを地球低軌道に打ち上げる。
地球低軌道でロケットを建造したら、
フリーマーケットと収入で得た水タンクで燃料補給して、
サイズ値が3以上の天体を目指して以下の点を考慮して飛行計画を立てる。
途中でサイズ値1の水分量が比較的多い天体を燃料補給地として設定する。
ルートはできるだけ衝突の危険や空気抵抗の危険など危険地帯を避ける。
加速点への侵入や天体への離着陸時の燃料消費を正確に計算して、
不足するようであれば、研究をやり直して
スラスター(推進装置)やロボノーツ(探査装置)を適切なものに取り替える。
燃料不足を補うのに、乾燥重量が増すが水タンクを搭載することも考慮する。
飛行計画が立案できたら、実際のロケットを飛ばして目標の天体に着陸させる。
着陸させたら、地球外工場が建設可能か探査して、
探査に成功したら、領有ディスクを置いて帰還する。
帰還するのに、燃料などに無理があれば
ロボノーツを破棄して乾燥重量を軽くすることも考慮する。
軽くすると天体のサイズ値よりも大きい推進力が得られ、燃料消費無しで離陸できる。
ただし、ロボノーツ(探査装置)を破棄すると
帰還途中で水分量の多い天体にて水を獲得して燃料補給することができなくなる。
最悪は、全てを破棄してロケットを地球低軌道で再度建造することも検討する。
探査に成功したら、
リファイナリー(精製プラント)とロボノーツ(作業用ロボット)、スラスター(推進装置)で
構成したロケットで探査に成功した天体に向けて2回目の宇宙飛行。
2回目の飛行では、ロボノーツは探査能力が優れていることよりも重量の軽いことを重視して選ぶ。
もちろん探査能力が優れていて軽いものがあれば、
1回目の飛行でリファイナリーも一緒に搭載して飛行し、目標の天体で探査に成功した時点で、
リファイナリーとロボノーツの両方をその天体に降ろせば、地球外工場が建設できます。
実際にプレイすると、1回の飛行で実現するのは結構難しいように思います。
地球外工場を建設すると、1ナノメーターサイズの構造体を活用した
先進技術を駆使した装置(ロボノーツやスラスター、リファイナリー)が研究・生産が可能となります。
これらの装置を搭載したロケットで、
これまで飛行が不可能だった宙域での地球外工場の建設に取り組みます。
宇宙コロニーや前哨基地の建設、貨物機の建造もできます。
宇宙の開発が進めば、宇宙エレベーターや宇宙旅行も可能になります。
特定の天体に最初に着陸すると、栄光の殿堂に記録されます。
と、プレイする範囲は大きく広がっていくのですが、
その細かいルール全てを理解してプレイするには、まだまだ時間が必要です。
昨晩は、とりあえず地球外工場1つを建設するのがやっとという状態。
ただただ広い、太陽系宇宙で○○の軌道上のここでホーマン遷移を行い、××燃料を消費して、
この加速点まで移動して…
隣の部屋で聞いていたら、知らない人だったらすごい話をしているなと思うに違いない。
だって、スリングショット機動から惰性航行だとか、ヴァン・アレン帯、ラグランジュ点、
私も含めて普通の人だったら、「それなんのこっちゃ」となるような話ばかり。
プレイし終わってホットするなんて、このゲームっていったい何?
でも次はあの宙域にも行ってみたいな、なんて思ったりして。

なんといっても、このゲームはルールが難しいのが難点。
テーマは、太陽系宇宙を探査して天体に地球外工場を建設。
原子レベルで物質操作可能な
カーボンバッキューチューブやカーボンナノチューブで構成される
1ナノメーターサイズの構造体を、無重力で高真空環境の地球外工場で生産すること。
地球低軌道から始まり、ホーマン遷移軌道、ラグランジュ点、太陽帆など、
頭が痛くなるような言葉が次々と登場。
今のところ、とにかくロケットを構成するロボノーツとスラスターを地球低軌道に打ち上げる。
地球低軌道でロケットを建造したら、
フリーマーケットと収入で得た水タンクで燃料補給して、
サイズ値が3以上の天体を目指して以下の点を考慮して飛行計画を立てる。
途中でサイズ値1の水分量が比較的多い天体を燃料補給地として設定する。
ルートはできるだけ衝突の危険や空気抵抗の危険など危険地帯を避ける。
加速点への侵入や天体への離着陸時の燃料消費を正確に計算して、
不足するようであれば、研究をやり直して
スラスター(推進装置)やロボノーツ(探査装置)を適切なものに取り替える。
燃料不足を補うのに、乾燥重量が増すが水タンクを搭載することも考慮する。
飛行計画が立案できたら、実際のロケットを飛ばして目標の天体に着陸させる。
着陸させたら、地球外工場が建設可能か探査して、
探査に成功したら、領有ディスクを置いて帰還する。
帰還するのに、燃料などに無理があれば
ロボノーツを破棄して乾燥重量を軽くすることも考慮する。
軽くすると天体のサイズ値よりも大きい推進力が得られ、燃料消費無しで離陸できる。
ただし、ロボノーツ(探査装置)を破棄すると
帰還途中で水分量の多い天体にて水を獲得して燃料補給することができなくなる。
最悪は、全てを破棄してロケットを地球低軌道で再度建造することも検討する。
探査に成功したら、
リファイナリー(精製プラント)とロボノーツ(作業用ロボット)、スラスター(推進装置)で
構成したロケットで探査に成功した天体に向けて2回目の宇宙飛行。
2回目の飛行では、ロボノーツは探査能力が優れていることよりも重量の軽いことを重視して選ぶ。
もちろん探査能力が優れていて軽いものがあれば、
1回目の飛行でリファイナリーも一緒に搭載して飛行し、目標の天体で探査に成功した時点で、
リファイナリーとロボノーツの両方をその天体に降ろせば、地球外工場が建設できます。
実際にプレイすると、1回の飛行で実現するのは結構難しいように思います。
地球外工場を建設すると、1ナノメーターサイズの構造体を活用した
先進技術を駆使した装置(ロボノーツやスラスター、リファイナリー)が研究・生産が可能となります。
これらの装置を搭載したロケットで、
これまで飛行が不可能だった宙域での地球外工場の建設に取り組みます。
宇宙コロニーや前哨基地の建設、貨物機の建造もできます。
宇宙の開発が進めば、宇宙エレベーターや宇宙旅行も可能になります。
特定の天体に最初に着陸すると、栄光の殿堂に記録されます。
と、プレイする範囲は大きく広がっていくのですが、
その細かいルール全てを理解してプレイするには、まだまだ時間が必要です。
昨晩は、とりあえず地球外工場1つを建設するのがやっとという状態。
ただただ広い、太陽系宇宙で○○の軌道上のここでホーマン遷移を行い、××燃料を消費して、
この加速点まで移動して…
隣の部屋で聞いていたら、知らない人だったらすごい話をしているなと思うに違いない。
だって、スリングショット機動から惰性航行だとか、ヴァン・アレン帯、ラグランジュ点、
私も含めて普通の人だったら、「それなんのこっちゃ」となるような話ばかり。
プレイし終わってホットするなんて、このゲームっていったい何?
でも次はあの宙域にも行ってみたいな、なんて思ったりして。