- Date: Fri 04 10 2013
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: ライバルカタン The Rivals for Catan 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
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ライバルカタン The Rivals for Catan 2013/10/1
カタン島の開拓の歴史をたどる2人用カードゲーム「ライバルカタン The Rivals for Catan」です。
ライバルカタン The Rivals for Catan プレイ人数2人 10歳以上 プレイ時間45-60分間

この作品には、導入ゲームである「カタン島の始まり」をプレイするためのベーシックセットに加えて、
「黄金の時代」と「動揺の時代」、「発展の時代」の3つの過去の時代をプレイするための、
それぞれの時代に対応するテーマセット3組が含まれています。
プレイヤーは、導入ゲーム「カタン島の始まり」をプレイすることにより、自分の公国を知り、
ゲームの基本を学びます。
【写真1】ゲーム開始時の公国

ゲーム開始時、プレイヤーの公国には道路(中央)で結ばれた2つの開拓地(中段の右端と左端)が存在します。
それぞれの開拓地の4隅に隣接して4つの領地があり、それぞれの領地からは羊毛(上段左)や材木(上段中央)
穀物(上段右)、黄金(下段左)、レンガ(下段中央)、鉱石(下段右)が生産されます。
開拓地は、道路を介して横方向に増やしていくことができます。
新たな開拓地には新たな領地が追加され、公国の資源の生産量がアップしていきます。
【写真2】都市

開拓地の上に都市を建設して、公国の更なる発展をはかります。
また領地と領地の間の空いたスペース(開拓地の上と下のスペース)には、
開拓地の拡張カードが配置でき、公国の機能を高めることができます。
開拓地が都市に発展すると、都市の上下に拡張スペースが2スペースずつ与えられます。
この上下に拡張されたスペースには、都市に配置できる拡張カードのみプレイすることができます。
【写真3】ベーシックセットの拡張カードとアクションカード

拡張カードとしては、隣接する領地での生産を倍増する工場や、資源を保管するための貯蔵庫、
発展ポイントを高める修道院などの建物だけでなく、資源を交換するための交易船や公国の能力を高める英雄など
多種多様なカードが登場します。
下段の黄色いカードは、アクションカードといって公国の拡張スペースには配置することができませんが、
プレイすることでプレイヤーにとって魅力的な効果を発揮するものです。
ゲームは、
各プレイヤーが交互に手番を実行して進めていきますが、各手番で実行される具体的な内容は以下の通りです。
1.ダイスロール
生産ダイスとイベントダイスの2個のダイスを振り、結果を両方のプレイヤーに適用する。
2.アクションフェイズ *以下のアクションを何回でも実行できる。
1)手札のプレイ
・コストを支払って拡張カードを公国に配置する。
・アクションカードをプレイする。
2)センターカードのプレイ
・コストを支払って道路や開拓地、都市を建設する。
3)資源の交易
・同種の資源3と任意の資源1を交換する(交易船を使用すれば2:1の交換ができる)。
3.手札の枚数のチェック *手札上限は3枚だが公国の発展ポイント数だけ上限はアップする。
1)手札上限より少ない場合はドロースタックから不足分を引く。
2)手札上限より多い場合は過剰分を対応するドロースタックの底に戻す。
4.手札の交換 *不要なカードを1枚だけ手札から抜き取りドロースタックのカードと交換できる。
1)資源を支払わないでカードを交換する場合は、ドロースタックの任意の山の一番上のカードを取る。
2)任意の資源2を支払えば、
任意のドロースタックの山1つの全カードを確認し、中から1枚を選ぶことができる。
1.ダイスロール
生産ダイスは普通の6面体ダイスを使用し、出目に相当する領地の資源が1つだけ生産できます。
写真1の公国では、出目1で黄金、出目2で材木、出目3でレンガ、出目4で羊毛、出目5で鉱石、出目6で穀物
がそれぞれ生産できます。
それぞれの領地で生産された資源の数は、領地のカードを90度ずつ回転することにより管理します。
写真1の公国では黄金以外の全ての領地で資源を1だけ保有しています。黄金の領地には資源はありません。
各領地で保管できる資源は3つまでです。
【写真4】イベントダイス

イベントダイスを振って以下のイベントの一つがランダムに発生します。
・盗賊の襲撃
公国内に資源を8つ以上持っていたら、保管している全ての黄金と羊毛を失う。
ただし、貯蔵庫に隣接する領地の資源はカウントしない。
・交易
交易優位(後述)であるプレイヤーは、任意の資源1を得る。
・祝賀会
最も多くの技術ポイント(後述)を持っているプレイヤーは、任意の資源1を得る。
技術ポイントが同じなら、両プレイヤーがともに任意の資源1を得る。
・豊作
両プレイヤーが任意の資源1を得る。
・イベントカード
イベントカードの山の1番上のカードを引き、イベントを解決する。
【写真5】ベーシックセットのイベントカード

イベントカードの山札の作り方:
キリスト降誕祭のカードを除き、他の全てのイベントカードをシャッフルした後、
裏向けで3枚を置き、その上にキリスト降誕祭のカードを置き、さらにその上に残りのカードを重ねて作ります。
ゲーム中に、イベントカードの山からキリスト降誕祭のカードを引いた場合、
前述の方法を用いて全てのイベントカードで山札を作り直して、イベントカードを引き直します。
この方法で山札が作られるために、
イベントカード(ベーシックセットでは9枚)のうち、毎回ランダムで3枚が使用されないことになります。
イベントカードには豊年や旅の商人など歓迎すべきものから、争いや兄弟ゲンカなど厄介なものまで様々です。
通常は生産ダイスを処理してから、イベントダイスを解決しますが、
イベントダイスが盗賊の襲撃の場合は、イベントダイスを解決してから生産ダイスを処理します。
2.アクションフェイズ
1)手札のプレイ
【写真6】ベーシックセットの拡張カード

拡張カードの左上には、公国に配置するために必要なコストが明示されています。
必要な資源を公国の領地から支払って、任意の空きスペースに拡張カードを配置します。
拡張カードが公国に配置されると直ちにそのカードに書かれている効果を発揮します。
それ以外に、カードに描かれているマークによって拡張カードは公国を発展させます。
斧のマークは戦力を、天秤のマークは商業力、ハープのマークは技術ポイント、本のマークは発展ポイント、
旗のマークは勝利点 をそれぞれ表しています。
旗のマーク、すなわち勝利点マークは開拓地や都市のカードにも描かれています。
公国の戦力が3以上で、かつ相手より勝っている場合、貴方は武力優位を獲得できます。
また公国の商業力が3以上で、かつ相手より勝っている場合、貴方は交易優位を獲得できます。
武力優位と交易優位を獲得すると、公国に1勝利点をもたらします。
しかしながら、ゲーム中で相手の戦力が自分より上回った場合、
持っていた優位が(勝利点も)失われるだけでなく、優位が相手に移行することも起こり得ます。
どちらの優位も、
拡張カードの効果やイベントの解決、アクションカードのプレイで有利に働くケースが頻繁に生じます。
アクションカードのプレイは資源の支払いを必要としませんが、
プレイするために必要な条件付きのものもありますので、注意が必要です。
相手の建物に火を放ったり、英雄をやっつけたり、
相手から資源を略奪するような攻撃的なものも数多く登場します。
2)センターカードのプレイ
【写真7】センターカード

道路と開拓地、領地、都市のカードはセンターカードと呼ばれ、拡張カードなどと区別されています。
道路と開拓地、都市の3枚のカードは、拡張カードと同様に建設に必要な資源を支払い公国に配置します。
領地は開拓地が建設されると、資源を支払うことなく開拓地の隅にランダムに選ばれた2枚が追加されます。
開拓地や都市のカードは枚数が限られていますので、建設はできるだけ急がなければなりません。
3)資源の交易
同種の資源3で任意の資源1と交換できます。
また、レンガ交易船などの交易船を建造すると交易対象の資源の交換比率が2:1に改善されます。
3.手札の補充
とても重要なことですが、
修道院などのように建物によって発展ポイントが付加されている拡張カードが存在していて、
これらの建物を建設して公国に発展ポイントが加わると、そのポイント数だけ手札の枚数上限が増えます。
手札枚数が多いほど、良いカードを獲得できるチャンスが広がり、
勝敗に大きく影響しますので、発展ポイントの付加された拡張カードは逃さず建設しましょう。
【写真8】黄金の時代のイベントカード

【写真9】黄金の時代の拡張カードとアクションカード

黄金の時代のテーマセットには、このようなカードが含まれています。
【写真10】動揺の時代のイベントカード

【写真11】動揺の時代の拡張カードとアクションカード

【写真12】発展の時代のイベントカード

【写真13】発展の時代の拡張カードとアクションカード

残り二つのテーマセットにも、それぞれこのような新しいカードが含まれています。
【写真14】インターラクション

海の脅威ガドランのように公国に海賊船を建造していると、相手から黄金2を略奪するアクションカードや、
カンダミールのように公国に配置すると、一挙に戦力が4アップして容易に武力優位に立てる拡張カードなど、
自分の公国だけに気を取られていると、相手に手痛い目にあわされるようなカードが数多く存在します。
このような3つのテーマセットを使用して、
過去の時代を年代順に一つずつプレイすることで、拡張カードと追加ルールを段階的に修得していきます。
最終的には、全てのカードを用いた公子たちの対決をプレイします。
公子たちの対決では、先に13勝利点に達したプレイヤーが勝利します。
開拓地カードは公国に初期配置される2枚以外に5枚、都市カードは7枚と数が限られています。それも奇数枚。
先にも述べましたように、
開拓地を相手より多く配置すると、その分だけ資源を生産する領地が増え、都市も多く建設できるので、
当然ながらゲームを有利に進められます。
【写真15】フェスティバルホール

この拡張カードのように、
建設すると一挙に2勝利点獲得できるものもありますので、勝利点が10点を超えるようになったら要注意です。
また弓兵や裏切り者、放火犯などのアクションカードや、疫病などのイベントカードなどの災いをもたらすものが
数多く登場しますので用心が必要です。
ツレとのプレイでは接戦が続いていて、いつもハラハラした展開となります。勝率は今のところ五分五分です。
ライバルカタン The Rivals for Catan プレイ人数2人 10歳以上 プレイ時間45-60分間

この作品には、導入ゲームである「カタン島の始まり」をプレイするためのベーシックセットに加えて、
「黄金の時代」と「動揺の時代」、「発展の時代」の3つの過去の時代をプレイするための、
それぞれの時代に対応するテーマセット3組が含まれています。
プレイヤーは、導入ゲーム「カタン島の始まり」をプレイすることにより、自分の公国を知り、
ゲームの基本を学びます。
【写真1】ゲーム開始時の公国

ゲーム開始時、プレイヤーの公国には道路(中央)で結ばれた2つの開拓地(中段の右端と左端)が存在します。
それぞれの開拓地の4隅に隣接して4つの領地があり、それぞれの領地からは羊毛(上段左)や材木(上段中央)
穀物(上段右)、黄金(下段左)、レンガ(下段中央)、鉱石(下段右)が生産されます。
開拓地は、道路を介して横方向に増やしていくことができます。
新たな開拓地には新たな領地が追加され、公国の資源の生産量がアップしていきます。
【写真2】都市

開拓地の上に都市を建設して、公国の更なる発展をはかります。
また領地と領地の間の空いたスペース(開拓地の上と下のスペース)には、
開拓地の拡張カードが配置でき、公国の機能を高めることができます。
開拓地が都市に発展すると、都市の上下に拡張スペースが2スペースずつ与えられます。
この上下に拡張されたスペースには、都市に配置できる拡張カードのみプレイすることができます。
【写真3】ベーシックセットの拡張カードとアクションカード

拡張カードとしては、隣接する領地での生産を倍増する工場や、資源を保管するための貯蔵庫、
発展ポイントを高める修道院などの建物だけでなく、資源を交換するための交易船や公国の能力を高める英雄など
多種多様なカードが登場します。
下段の黄色いカードは、アクションカードといって公国の拡張スペースには配置することができませんが、
プレイすることでプレイヤーにとって魅力的な効果を発揮するものです。
ゲームは、
各プレイヤーが交互に手番を実行して進めていきますが、各手番で実行される具体的な内容は以下の通りです。
1.ダイスロール
生産ダイスとイベントダイスの2個のダイスを振り、結果を両方のプレイヤーに適用する。
2.アクションフェイズ *以下のアクションを何回でも実行できる。
1)手札のプレイ
・コストを支払って拡張カードを公国に配置する。
・アクションカードをプレイする。
2)センターカードのプレイ
・コストを支払って道路や開拓地、都市を建設する。
3)資源の交易
・同種の資源3と任意の資源1を交換する(交易船を使用すれば2:1の交換ができる)。
3.手札の枚数のチェック *手札上限は3枚だが公国の発展ポイント数だけ上限はアップする。
1)手札上限より少ない場合はドロースタックから不足分を引く。
2)手札上限より多い場合は過剰分を対応するドロースタックの底に戻す。
4.手札の交換 *不要なカードを1枚だけ手札から抜き取りドロースタックのカードと交換できる。
1)資源を支払わないでカードを交換する場合は、ドロースタックの任意の山の一番上のカードを取る。
2)任意の資源2を支払えば、
任意のドロースタックの山1つの全カードを確認し、中から1枚を選ぶことができる。
1.ダイスロール
生産ダイスは普通の6面体ダイスを使用し、出目に相当する領地の資源が1つだけ生産できます。
写真1の公国では、出目1で黄金、出目2で材木、出目3でレンガ、出目4で羊毛、出目5で鉱石、出目6で穀物
がそれぞれ生産できます。
それぞれの領地で生産された資源の数は、領地のカードを90度ずつ回転することにより管理します。
写真1の公国では黄金以外の全ての領地で資源を1だけ保有しています。黄金の領地には資源はありません。
各領地で保管できる資源は3つまでです。
【写真4】イベントダイス

イベントダイスを振って以下のイベントの一つがランダムに発生します。
・盗賊の襲撃
公国内に資源を8つ以上持っていたら、保管している全ての黄金と羊毛を失う。
ただし、貯蔵庫に隣接する領地の資源はカウントしない。
・交易
交易優位(後述)であるプレイヤーは、任意の資源1を得る。
・祝賀会
最も多くの技術ポイント(後述)を持っているプレイヤーは、任意の資源1を得る。
技術ポイントが同じなら、両プレイヤーがともに任意の資源1を得る。
・豊作
両プレイヤーが任意の資源1を得る。
・イベントカード
イベントカードの山の1番上のカードを引き、イベントを解決する。
【写真5】ベーシックセットのイベントカード

イベントカードの山札の作り方:
キリスト降誕祭のカードを除き、他の全てのイベントカードをシャッフルした後、
裏向けで3枚を置き、その上にキリスト降誕祭のカードを置き、さらにその上に残りのカードを重ねて作ります。
ゲーム中に、イベントカードの山からキリスト降誕祭のカードを引いた場合、
前述の方法を用いて全てのイベントカードで山札を作り直して、イベントカードを引き直します。
この方法で山札が作られるために、
イベントカード(ベーシックセットでは9枚)のうち、毎回ランダムで3枚が使用されないことになります。
イベントカードには豊年や旅の商人など歓迎すべきものから、争いや兄弟ゲンカなど厄介なものまで様々です。
通常は生産ダイスを処理してから、イベントダイスを解決しますが、
イベントダイスが盗賊の襲撃の場合は、イベントダイスを解決してから生産ダイスを処理します。
2.アクションフェイズ
1)手札のプレイ
【写真6】ベーシックセットの拡張カード

拡張カードの左上には、公国に配置するために必要なコストが明示されています。
必要な資源を公国の領地から支払って、任意の空きスペースに拡張カードを配置します。
拡張カードが公国に配置されると直ちにそのカードに書かれている効果を発揮します。
それ以外に、カードに描かれているマークによって拡張カードは公国を発展させます。
斧のマークは戦力を、天秤のマークは商業力、ハープのマークは技術ポイント、本のマークは発展ポイント、
旗のマークは勝利点 をそれぞれ表しています。
旗のマーク、すなわち勝利点マークは開拓地や都市のカードにも描かれています。
公国の戦力が3以上で、かつ相手より勝っている場合、貴方は武力優位を獲得できます。
また公国の商業力が3以上で、かつ相手より勝っている場合、貴方は交易優位を獲得できます。
武力優位と交易優位を獲得すると、公国に1勝利点をもたらします。
しかしながら、ゲーム中で相手の戦力が自分より上回った場合、
持っていた優位が(勝利点も)失われるだけでなく、優位が相手に移行することも起こり得ます。
どちらの優位も、
拡張カードの効果やイベントの解決、アクションカードのプレイで有利に働くケースが頻繁に生じます。
アクションカードのプレイは資源の支払いを必要としませんが、
プレイするために必要な条件付きのものもありますので、注意が必要です。
相手の建物に火を放ったり、英雄をやっつけたり、
相手から資源を略奪するような攻撃的なものも数多く登場します。
2)センターカードのプレイ
【写真7】センターカード

道路と開拓地、領地、都市のカードはセンターカードと呼ばれ、拡張カードなどと区別されています。
道路と開拓地、都市の3枚のカードは、拡張カードと同様に建設に必要な資源を支払い公国に配置します。
領地は開拓地が建設されると、資源を支払うことなく開拓地の隅にランダムに選ばれた2枚が追加されます。
開拓地や都市のカードは枚数が限られていますので、建設はできるだけ急がなければなりません。
3)資源の交易
同種の資源3で任意の資源1と交換できます。
また、レンガ交易船などの交易船を建造すると交易対象の資源の交換比率が2:1に改善されます。
3.手札の補充
とても重要なことですが、
修道院などのように建物によって発展ポイントが付加されている拡張カードが存在していて、
これらの建物を建設して公国に発展ポイントが加わると、そのポイント数だけ手札の枚数上限が増えます。
手札枚数が多いほど、良いカードを獲得できるチャンスが広がり、
勝敗に大きく影響しますので、発展ポイントの付加された拡張カードは逃さず建設しましょう。
【写真8】黄金の時代のイベントカード

【写真9】黄金の時代の拡張カードとアクションカード

黄金の時代のテーマセットには、このようなカードが含まれています。
【写真10】動揺の時代のイベントカード

【写真11】動揺の時代の拡張カードとアクションカード

【写真12】発展の時代のイベントカード

【写真13】発展の時代の拡張カードとアクションカード

残り二つのテーマセットにも、それぞれこのような新しいカードが含まれています。
【写真14】インターラクション

海の脅威ガドランのように公国に海賊船を建造していると、相手から黄金2を略奪するアクションカードや、
カンダミールのように公国に配置すると、一挙に戦力が4アップして容易に武力優位に立てる拡張カードなど、
自分の公国だけに気を取られていると、相手に手痛い目にあわされるようなカードが数多く存在します。
このような3つのテーマセットを使用して、
過去の時代を年代順に一つずつプレイすることで、拡張カードと追加ルールを段階的に修得していきます。
最終的には、全てのカードを用いた公子たちの対決をプレイします。
公子たちの対決では、先に13勝利点に達したプレイヤーが勝利します。
開拓地カードは公国に初期配置される2枚以外に5枚、都市カードは7枚と数が限られています。それも奇数枚。
先にも述べましたように、
開拓地を相手より多く配置すると、その分だけ資源を生産する領地が増え、都市も多く建設できるので、
当然ながらゲームを有利に進められます。
【写真15】フェスティバルホール

この拡張カードのように、
建設すると一挙に2勝利点獲得できるものもありますので、勝利点が10点を超えるようになったら要注意です。
また弓兵や裏切り者、放火犯などのアクションカードや、疫病などのイベントカードなどの災いをもたらすものが
数多く登場しますので用心が必要です。
ツレとのプレイでは接戦が続いていて、いつもハラハラした展開となります。勝率は今のところ五分五分です。
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