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世界のボードゲーム

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ベガス Vegas レビュー特別版(孫3人プレイ)

長男の息子のK君(小学生3年生)とH君(幼稚園年長組)と次女の息子のR君(幼稚園年中組)の3人でベガス

ルールは意外とスンナリ理解。念のために2ラウンド程度テストプレイしたが問題なし。

ゲーム開始に先立ち、じいじ(私)からのいつのも説教。

自分がされて嫌なことを人には絶対しないこと

怒ったり、泣いたりしないこと

 ここで3人に質問。「怒ったりすると誰が一番損するか?」

 我が家の近くに住んでいて、ほとんど毎日来ているR君が元気よく「ハイ!」と手を挙げて、
 大きな声で「自分が一番損する!」、正解!

 彼の話が続く、「特に怒ると頭の中が悪いことで一杯になるからダメ!」、正解!
 みんな、ゲームがしたい一心で正座して神妙に聞いている。

「よし、ゲームをやるぞ!」「おぉう~!」

ゲームの準備をしながら、じいじの追加の説教。

「負けて悔しくて、隣の人を叩いたり、カードなんかを放ったりする人とは、じいじは2度と遊ばないからな。」
「負けても、勝っても楽しくな。」「おぉう~!」なかなか、みんなノリノリだ。

H君は負けず嫌いで、家族で人生ゲームをやった時に、
負けていて悔しくて、途中でゲーム盤をひっくり返したことがあったそうです。

とても頭の良い子で一本気なところがある、私にとってはとても興味深い子です。

ゲーム当初はそのH君がリードして、その後をR君とK君が追う形。
年長のK君が弟のH君の強気の攻撃に押され気味で、運にも見放されてヤル気を喪失気味。

年長のK君、ちょっと気が弱い。

近くの公園に遊びに行った時のこと。

公園の中央にある大きなジャングルジムのテッペンにいる同年齢らしき男の子に声をかけられた。
「勇気さえあれば、ここまで登れるよ。登るのは簡単だから。」

彼の返事。「僕は勇気が無いから、駄目だ。」 横にいたパパ、チョットがっかりした様子。

そんなK君だけど、我が家からバイバイする時は車の中でいつも泣いてくれる心優しい子

ゲーム中盤には、R君が息を吹き返してきてトップのH君と僅差に。
負けず嫌いのH君は気合十分迎え撃つ感じ、R君は意外と粘り強く食い下がり、K君は気持ちがグダグダに。

R君はと言うと。

K君とH君の二人と一緒に、じいじばあばのお家でお泊りするといって二人と布団を並べて寝るのですが、
決まって夜10時を過ぎたあたりで寂しくなって、一人起き出して泣きじゃくり、
結局はじいじとばあばの部屋で、二人の間に布団を敷き直して寝ることに。

これを3日間続けて、漸くいつも通り最初からじいじばあばの間で寝ることに落着。まあ甘えん坊の代表格。

ゲームプレイに話を戻します。

勝負の神様は、子供には公平でした、最後のラウンドはK君の一人勝ち。

最終の結果発表。

1位 R君
2位 H君
3位 K君

H君とK君の差は、ほんの僅かでH君が逃げ切る形に。

K君に「最初のほうでも、あきらめずに頑張っていれば勝てたのに。」と私が言うと、
H君がすかさず「お兄ちゃんは、絶対に勝つんだと思っていないから負けるんだ!

すごい、とても幼稚園年長組さんの言葉とは思えません。

でも、プレイ後はみんな上機嫌で明日もやろうとノリノリでした。
残念ながら次の日の再戦はかなわず、K君とH君とはバイバイとなりました。再戦は夏休みかな、楽しみです。

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プロフィール

boardgameaddiction

Author:boardgameaddiction
ボードゲームが大好きで、プレイするだけでなく、
集めてルールを読むだけで十分満足している、
生きることに結構真面目な、
そこら辺にゴロゴロしている、ごく普通の人です。

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