- Date: Thu 11 04 2013
- Category: ボードゲームのお話
- Tags: ねずみ達と魔法使い Mice and Mystics 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのお話" ジャンル "趣味・実用"
- Response: Comment 8 Trackback 0
「ねずみ達と魔法使い Mice and Mystics」を連続13回プレイしました。

以前にもお話ししましたが、我が家では新しくボードゲームを入手しますと、
ルールを確認するためのテストプレイを1回もしくは2回行い、その後で本プレイを実施します。
稀に本プレイでもルールの誤りがあったりして、次の日に再度本プレイを行うケースがあります。
ということで、多くても初回のプレイは4回までが我が家の慣例となっていたのですが、
最近になって、「メイジ・ウォーズ」が8回連続プレイ、
さらに「ねずみ達と魔法使い」にいたっては、13回連続プレイと異常な状態が連続しました。

「メイジ・ウォーズ」は本プレイで決着がなかなかつかず、1日2時間程度のプレイが数日間続くという異例の長時間プレイとなったためにプレイ回数が増えたわけです。

1回のプレイが数日にわたって続いたと考えればプレイ回数は増えることはなかったのですが、途中であろうとなかろうとプレイを始めて終わった時点でプレイ回数1回とカウントしているために、「メイジ・ウォーズ」は初回から8回連続プレイという結果となりました。

「ねずみ達と魔法使い」は、「メイジ・ウォーズ」のように1回のプレイが長かったのではなく、
実際に13回連続してプレイしたわけです。
プレイするのは大抵夜の8時頃から11時頃までで、正確にいえば13夜連続してプレイしたわけです。
次の日の朝、
朝食をとってすぐプレイするといったことも数回あったので、厳密に言えば先の表現も正しくありません。
プレイのかなりの部分は、
6歳の孫が加わった3人プレイ(孫がプレイする日は、その夜我が家にお泊りで明朝再プレイとなるパターン)、
それ以外はツレとの2人プレイでした。

プレイが白熱した日など、長時間プレイとなりお泊りした孫が夜中に熱を出したりして大騒ぎしたことも…。
夜の12時近くまで6歳の孫を巻き込んで、
長時間プレイしたわけですから最悪のジジババです。このことは、娘には内緒ですが…。
では、なぜ13回も繰り返しプレイしたのかということについて。

このゲームはシナリオが10以上あって、
その最初のシナリオが、このコリン王子以下4名(ねずみに変身するので正確には4匹)が、
お城の牢屋から下水道を通って、キッチン下のトンネルに出て、キッチンにいるマギーというコックを助け、
その後、さらにトンネルを通ってお城の庭の隅にある大木の根元にある穴に逃げ込むというもの。

このシナリオ、簡単そうでなかななのもの。途中このようなゴキブリやラット戦士、毒蜘蛛、ムカデが登場してコリン達の行く手を阻むわけです。敵はこれ以外にも飛び道具を装備したエリートラット戦士も登場。
さらに手強いのは、
城をうろついている雄猫のブロディと庭にある石の彫像のカラス(魔女によって命を吹き込まれた)で、
敵味方見境なく攻撃を仕掛けてきます。
釣針と糸を使って、下水道を渡りキッチンのテーブルの上によじ登り、
フォークをカタパルト代わりにブドウを投擲して敵を撃退したり、なんとか全員で力を合わせ突き進むわけです。
コリン王子以外に、めっぽう力が強い鍛冶屋のネッズ、魔法使いのマギノス、医者のチルダ。
稲妻の連鎖などの強烈な魔法や、燕返しといった二段攻撃などを駆使して戦う4匹のねずみ。
いやー、ハマりました。なんとか13回目にして、漸くこのシナリオをクリアしたわけです。
レビューをお楽しみに。(次回は「メイジ・ウォーズ」のレビューです。)
- Date: Tue 02 04 2013
- Category: BGA賞受賞作品
- Tags: ねずみ達と魔法使い Mice and Mystics 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "BGA賞受賞作品" ジャンル "趣味・実用"
- Response: Comment 0 Trackback 0
第六回月間BGA賞受賞作品 2013/4/2
第一回月間BGA賞受賞作品 2012/10/1
第二回月間BGA賞受賞作品 2012/11/2
第三回月間BGA賞受賞作品 2012/12/1
第一回年間BGA賞受賞作品 2013/1/2
第四回月間BGA賞受賞作品 2013/2/2
第五回月間BGA賞受賞作品 2013/3/2
第六回月間BGA(Board Game Addiction:ボードゲーム中毒)賞を発表します。
直前の1ヵ月間に我が家でプレイされた以下のボードゲームのみが、この賞の選考の対象となっています。
ノミネート作品(順不同)
数エーカーの雪
トワイライト・ストラグル
ストーンエイジ
メディチ対ストロッチ
メイジ・ウォーズ
ねずみ達と魔法使い
選考は本ブログの主催者の独断と偏見によるもので、ゆえに著しく公平性を欠くものであり、
世の中の一般的評価や常識とも大きく乖離するもので扱いには注意が必要です。
第六回月間BGA賞受賞作品
「ねずみ達と魔法使い」 Mice and Mystics

講評
先月は、その後半を新しく登場した「メイジ・ウォーズ」と「ねずみ達と魔法使い」の2作品で、
それぞれ1週間ずつ連続してプレイするという異例の展開を見せました。
新しく登場した作品は、通常はテストプレイを1~2回実施した後に本プレイを1回行うパターンで、
長くて3回連続してプレイする程度なのですが…。
「メイジ・ウォーズ」は2回のテストプレイ後に、
6日間連続プレイ(トータル10時間以上)で本プレイが決着するという異例の長時間プレイとなりました。
また「ねずみ達と魔法使い」は、
テストプレイか本プレイか区別がつかない状態で、今日まで8回連続してプレイが続いている状態。
途中で孫も加わって、日によっては午前と夜の一日に二回もプレイする有様。
8回もチャレンジしていますが、いまだに最初のシナリオを達成できず脱出途中で全員が再び捕らわれの身に。
このような状態でしたので当然ながら、「メイジ・ウォーズ」と「ねずみ達と魔法使い」の決戦となりました。
すでに「メイジ・ウォーズ」は、このブログでも少し紹介しましたが、
魔法使いの戦いをテーマにしたカードゲームにおいて、間違いなく最高峰に輝くレベルのものです。
ただ「ねずみ達と魔法使い」は、数少ない協力プレイ型の久々の大作。
TRPG的なプレイ感が漂う、とても新鮮な冒険ファンタジーで子供だけでなく実は大人向けとも言える作品。
迷いに迷った末に、より幅広くボードゲームファンを楽しませてくれる本作品に軍配が上がりました。
ねずみの父親が息子を寝かしつけるためにベッド脇で語る物語。
遠い昔の人間の王国のお話、優れた王のもとで栄えている王国に、
遥か遠くの国から黒ずくめの騎士団を引き連れた王女が訪れるところから物語は始まります。
この国の王の御妃は既に亡くなっていて王は男手ひとつで王子を育てていましたが、
なんと意外にも訪れた王女は、いつのまにかこの国の王の御妃になることに…。
まもなく王は病の床に伏せるようになり、医者はお城で起こりつつある異変に気付きます。
さらに、王に仕えている鍛冶屋やコック、魔法使いまでもがその異変に気付きます。
夜に王女がお城の中を空中浮揚して、飛び回っているとか、
お城の中の鍛冶場では、ひっきりなしに大きな音が轟いているといった噂が国中に流れ出しました。
危険を感じた聡明な王子は、ある夜にお城の会議室に主要なメンバーを招集しました。
みんなで相談した結果、怪しげな王女とその騎士団には彼女の遠い国に帰ってもらうことにしました。
しかしながら時すでに遅し、会議室の扉は蹴破られて殺到した黒の騎士団に全員捕らわれの身となります。
お城の牢屋の中で、
捕らえられた王子を含む勇者たちは、下水道から逃れるために魔法でねずみに姿を変えて脱出を試みます。
最初のシナリオは、お城の牢屋からの脱出です。
つり針と糸で下水道から脱出したり、ディナーフォークをカタパルトとしてブドウを投擲して敵を倒したり、
くるみの殻の胸当てや指ぬきの兜、爪楊枝の剣、コインの盾、ドングリのヘルメットなどを装備し、
空中浮揚やチーズのゴーレムの召喚などの魔法を駆使して、
ゴキブリやラット戦士、毒蜘蛛、ムカデ、雄猫ブロディなど王女が差し向ける敵と戦います。
ストーリーを追ってチーム全員で道を切り開き、
勇士たちはそれぞれの技や魔法を磨きレベルアップをはかり、装備を整え、来たるべき強敵との戦いに備えます。
遊び心いっぱいの本作品は、プレイする人の年齢や性別を選ばず、幅広く数多くの人々に愛されることでしょう。
このような素晴らしい作品を世に出すことに尽力された全ての方々と開発者の方々に大きな拍手を贈ります。
近日公開しますレビュー記事をお楽しみに。
第二回月間BGA賞受賞作品 2012/11/2
第三回月間BGA賞受賞作品 2012/12/1
第一回年間BGA賞受賞作品 2013/1/2
第四回月間BGA賞受賞作品 2013/2/2
第五回月間BGA賞受賞作品 2013/3/2
第六回月間BGA(Board Game Addiction:ボードゲーム中毒)賞を発表します。
直前の1ヵ月間に我が家でプレイされた以下のボードゲームのみが、この賞の選考の対象となっています。
ノミネート作品(順不同)
数エーカーの雪
トワイライト・ストラグル
ストーンエイジ
メディチ対ストロッチ
メイジ・ウォーズ
ねずみ達と魔法使い
選考は本ブログの主催者の独断と偏見によるもので、ゆえに著しく公平性を欠くものであり、
世の中の一般的評価や常識とも大きく乖離するもので扱いには注意が必要です。
第六回月間BGA賞受賞作品
「ねずみ達と魔法使い」 Mice and Mystics

講評
先月は、その後半を新しく登場した「メイジ・ウォーズ」と「ねずみ達と魔法使い」の2作品で、
それぞれ1週間ずつ連続してプレイするという異例の展開を見せました。
新しく登場した作品は、通常はテストプレイを1~2回実施した後に本プレイを1回行うパターンで、
長くて3回連続してプレイする程度なのですが…。
「メイジ・ウォーズ」は2回のテストプレイ後に、
6日間連続プレイ(トータル10時間以上)で本プレイが決着するという異例の長時間プレイとなりました。
また「ねずみ達と魔法使い」は、
テストプレイか本プレイか区別がつかない状態で、今日まで8回連続してプレイが続いている状態。
途中で孫も加わって、日によっては午前と夜の一日に二回もプレイする有様。
8回もチャレンジしていますが、いまだに最初のシナリオを達成できず脱出途中で全員が再び捕らわれの身に。
このような状態でしたので当然ながら、「メイジ・ウォーズ」と「ねずみ達と魔法使い」の決戦となりました。
すでに「メイジ・ウォーズ」は、このブログでも少し紹介しましたが、
魔法使いの戦いをテーマにしたカードゲームにおいて、間違いなく最高峰に輝くレベルのものです。
ただ「ねずみ達と魔法使い」は、数少ない協力プレイ型の久々の大作。
TRPG的なプレイ感が漂う、とても新鮮な冒険ファンタジーで子供だけでなく実は大人向けとも言える作品。
迷いに迷った末に、より幅広くボードゲームファンを楽しませてくれる本作品に軍配が上がりました。
ねずみの父親が息子を寝かしつけるためにベッド脇で語る物語。
遠い昔の人間の王国のお話、優れた王のもとで栄えている王国に、
遥か遠くの国から黒ずくめの騎士団を引き連れた王女が訪れるところから物語は始まります。
この国の王の御妃は既に亡くなっていて王は男手ひとつで王子を育てていましたが、
なんと意外にも訪れた王女は、いつのまにかこの国の王の御妃になることに…。
まもなく王は病の床に伏せるようになり、医者はお城で起こりつつある異変に気付きます。
さらに、王に仕えている鍛冶屋やコック、魔法使いまでもがその異変に気付きます。
夜に王女がお城の中を空中浮揚して、飛び回っているとか、
お城の中の鍛冶場では、ひっきりなしに大きな音が轟いているといった噂が国中に流れ出しました。
危険を感じた聡明な王子は、ある夜にお城の会議室に主要なメンバーを招集しました。
みんなで相談した結果、怪しげな王女とその騎士団には彼女の遠い国に帰ってもらうことにしました。
しかしながら時すでに遅し、会議室の扉は蹴破られて殺到した黒の騎士団に全員捕らわれの身となります。
お城の牢屋の中で、
捕らえられた王子を含む勇者たちは、下水道から逃れるために魔法でねずみに姿を変えて脱出を試みます。
最初のシナリオは、お城の牢屋からの脱出です。
つり針と糸で下水道から脱出したり、ディナーフォークをカタパルトとしてブドウを投擲して敵を倒したり、
くるみの殻の胸当てや指ぬきの兜、爪楊枝の剣、コインの盾、ドングリのヘルメットなどを装備し、
空中浮揚やチーズのゴーレムの召喚などの魔法を駆使して、
ゴキブリやラット戦士、毒蜘蛛、ムカデ、雄猫ブロディなど王女が差し向ける敵と戦います。
ストーリーを追ってチーム全員で道を切り開き、
勇士たちはそれぞれの技や魔法を磨きレベルアップをはかり、装備を整え、来たるべき強敵との戦いに備えます。
遊び心いっぱいの本作品は、プレイする人の年齢や性別を選ばず、幅広く数多くの人々に愛されることでしょう。
このような素晴らしい作品を世に出すことに尽力された全ての方々と開発者の方々に大きな拍手を贈ります。
近日公開しますレビュー記事をお楽しみに。