- Date: Wed 21 01 2015
- Category: ボードゲームのレビュー
- Tags: バトルロア BattleLore 世界のボードゲーム ボードゲーム boardgame 二人プレイ 二人用ゲーム
- Community: テーマ "ボードゲームのレビュー" ジャンル "趣味・実用"
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バトルロア BattleLore 2014/11/20 その3 維持フェイズ
レビュー記事一覧
BGA賞受賞作品 世界のボードゲームランキング ボードゲームのルール ボードゲームのプレイアビリティの改善
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その1 準備
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その2 メインフェイズ
コマンド&カラーのシステムを採用した最新作、数多くのフィギュアを使ってファンタジー世界の戦いを描く「バトルロア」。

「バトルロア BattleLore 」 プレイ人数2人 14歳以上 プレイ時間 90分間
★★★★★★★★★☆

鼓動するルーンバウンドの世界、ここはそのテリノス(鋼鉄の地という意味らしい)。
戦争で破壊つくされた戦場で
王国の守護者であるダカンの領主の貴族と、残虐で野蛮な血に飢えた闇の部族ウチュク・イレアンが激突します。

ゲームはメインと維持の二つのフェイズからなり、各フェイズはさらに複数のステップから構成されています。
今回は、維持フェイズについて。 維持フェイズは以下の3つのステップから構成されています。
a.勝利点ステップ
バナーマーカーがあるヘクスの占拠およびシナリオに明記されている目標の達成により勝利点を獲得する

これがバナーマーカーです。シナリオで決められた場所に置かれます。

このステップでバナーが置かれたヘクスを自軍のユニットで占拠していれば1勝利点を獲得できます。
その他にシナリオごとに特有の目標が設定されていて、その達成条件を満たしていればさらに勝利点を獲得できます。

このように、シナリオカードの右下に書かれた勝利点ステップの項に勝利点獲得条件が明記されています。
互いに異なるシナリオをプレイしますので、この勝利点獲得条件は相手と異なります。
相手の勝利条件を良く認識して、容易に相手が得点できないように戦うことになります。
b.ドローステップ コマンドデッキからカードを1枚引く
メインフェイズのコマンドステップでコマンドカードを1枚プレイしますので、このステップで1枚補充します。
c.ロアステップ
以下のアクションから1つを選び実行します。
・ロアトークン2個を得る
・ロアトークン1個を得ると共にロアカード1枚を引く
・ロアカード2枚を引き、うち1枚を捨てる(残り1枚が手札となる)
プレイヤーはターンに1枚だけロアカードをプレイできます。

これらはロアカードの1例です。
ダカンの領主の貴族(上段)と闇の部族ウチュク・イレアン(下段)とでは登場するカードが異なります。

ロアカードの左上に書かれている数字はカードをプレイするのに必要とするロアトークンの数です。
カード下半分には、カードの名称とカードをプレイするタイミング、プレイした時の効果が書かれています。

当然ながら、プレイした時の効果が高いカードほどプレイするのに必要とするロアトークンも多くなります。

これがロアトークンです。ロアカードをプレイする時に必要です。
ロアトークンはロアステップ以外に戦闘ダイスでロアの出目を出すと獲得できます。
ロアカードは4枚まで手札として保有できますが、
4枚を超える場合はロアステップの最後に4枚以下にしなければなりません。
ロアカードの中には戦局を大きく変える強力なものも存在しますので、
相手が多量のロアトークンをため込んでいる場合は特に注意をしなければなりません。
第一プレイヤー(ゲーム開始時にスタートプレイヤーとなった人)が新しいターンを開始する際に、
どちらかが16勝利点以上を獲得していたら即時ゲームは終了、獲得した勝利点が多いほうのプレイヤーが勝利します。
このように「バトルロア」は、
軍団の編成やシナリオの選択、ユニットの配備に始まり、拠点の獲得をめぐる戦いにロアカードも加わり、
非常にプレイヤーを熱くさせる、まさにコマンド&カラーの集大成といえるでしょう。
「バトルロア」のレビューは今回で終わります。 ごきげんよう、さようなら。
BGA賞受賞作品 世界のボードゲームランキング ボードゲームのルール ボードゲームのプレイアビリティの改善
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その1 準備
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その2 メインフェイズ
コマンド&カラーのシステムを採用した最新作、数多くのフィギュアを使ってファンタジー世界の戦いを描く「バトルロア」。

「バトルロア BattleLore 」 プレイ人数2人 14歳以上 プレイ時間 90分間
★★★★★★★★★☆

鼓動するルーンバウンドの世界、ここはそのテリノス(鋼鉄の地という意味らしい)。
戦争で破壊つくされた戦場で
王国の守護者であるダカンの領主の貴族と、残虐で野蛮な血に飢えた闇の部族ウチュク・イレアンが激突します。

ゲームはメインと維持の二つのフェイズからなり、各フェイズはさらに複数のステップから構成されています。
今回は、維持フェイズについて。 維持フェイズは以下の3つのステップから構成されています。
a.勝利点ステップ
バナーマーカーがあるヘクスの占拠およびシナリオに明記されている目標の達成により勝利点を獲得する

これがバナーマーカーです。シナリオで決められた場所に置かれます。

このステップでバナーが置かれたヘクスを自軍のユニットで占拠していれば1勝利点を獲得できます。
その他にシナリオごとに特有の目標が設定されていて、その達成条件を満たしていればさらに勝利点を獲得できます。

このように、シナリオカードの右下に書かれた勝利点ステップの項に勝利点獲得条件が明記されています。
互いに異なるシナリオをプレイしますので、この勝利点獲得条件は相手と異なります。
相手の勝利条件を良く認識して、容易に相手が得点できないように戦うことになります。
b.ドローステップ コマンドデッキからカードを1枚引く
メインフェイズのコマンドステップでコマンドカードを1枚プレイしますので、このステップで1枚補充します。
c.ロアステップ
以下のアクションから1つを選び実行します。
・ロアトークン2個を得る
・ロアトークン1個を得ると共にロアカード1枚を引く
・ロアカード2枚を引き、うち1枚を捨てる(残り1枚が手札となる)
プレイヤーはターンに1枚だけロアカードをプレイできます。

これらはロアカードの1例です。
ダカンの領主の貴族(上段)と闇の部族ウチュク・イレアン(下段)とでは登場するカードが異なります。

ロアカードの左上に書かれている数字はカードをプレイするのに必要とするロアトークンの数です。
カード下半分には、カードの名称とカードをプレイするタイミング、プレイした時の効果が書かれています。

当然ながら、プレイした時の効果が高いカードほどプレイするのに必要とするロアトークンも多くなります。

これがロアトークンです。ロアカードをプレイする時に必要です。
ロアトークンはロアステップ以外に戦闘ダイスでロアの出目を出すと獲得できます。
ロアカードは4枚まで手札として保有できますが、
4枚を超える場合はロアステップの最後に4枚以下にしなければなりません。
ロアカードの中には戦局を大きく変える強力なものも存在しますので、
相手が多量のロアトークンをため込んでいる場合は特に注意をしなければなりません。
第一プレイヤー(ゲーム開始時にスタートプレイヤーとなった人)が新しいターンを開始する際に、
どちらかが16勝利点以上を獲得していたら即時ゲームは終了、獲得した勝利点が多いほうのプレイヤーが勝利します。
このように「バトルロア」は、
軍団の編成やシナリオの選択、ユニットの配備に始まり、拠点の獲得をめぐる戦いにロアカードも加わり、
非常にプレイヤーを熱くさせる、まさにコマンド&カラーの集大成といえるでしょう。
「バトルロア」のレビューは今回で終わります。 ごきげんよう、さようなら。
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- Date: Sat 20 12 2014
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バトルロア BattleLore 2014/11/20 その2 メインフェイズ
レビュー記事一覧
BGA賞受賞作品 世界のボードゲームランキング ボードゲームのルール ボードゲームのプレイアビリティの改善
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その1 準備
コマンド&カラーのシステムを採用した最新作、数多くのフィギュアを使ってファンタジー世界の戦いを描く「バトルロア」。

「バトルロア BattleLore 」 プレイ人数2人 14歳以上 プレイ時間 90分間
★★★★★★★★★☆

鼓動するルーンバウンドの世界、ここはそのテリノス(鋼鉄の地という意味らしい)。
戦争で破壊つくされた戦場で
王国の守護者であるダカンの領主の貴族と、残虐で野蛮な血に飢えた闇の部族ウチュク・イレアンが激突します。

ゲームはメインと維持の二つのフェイズからなり、各フェイズはさらに複数のステップから構成されています。
今回は、メインフェイズについて。 メインフェイズは以下の4つのステップから構成されています。
a.コマンドステップ コマンドカードを1枚プレイする

コマンドカードは上のように様々なものが用意されています。

これらは代表的なコマンドカードです。
指定されたエリアに存在する自軍のユニットに対して、指定されたユニット数だけ命令を下すことができます。

左の「騎兵の突撃」は、存在するエリアに関係なく自軍の騎兵ユニット3つに命令できます。
さらに、味方の騎兵ユニットが戦闘する時に、戦闘ダイスを1つ多く振ることができます。
右の「死に物狂いの作戦」は、存在するエリアに関係なく自軍のユニット2つに命令できます。
さらに、明記されているような戦闘効果も得られます。

さらに、「逆襲」のように直前のターンで相手がプレイしたコマンドカードをコピーして全く同じアクションを実行できるものや、
「猛攻撃」のように、歩兵ユニットだけに発令できるものまで、コマンドカードには非常に多種多様なものが存在します。
プレイヤーは、ゲームスタート時点でコマンドカードデッキから、6枚のカードを引いて内4枚を選び手札とします。
プレイヤーは、この手札4枚から1枚を選んでプレイすることになります。残りの2枚はデッキの一番下に戻します。
b.命令ステップ 命令するユニットを宣言する
コマンドカードの指令に従って、ボード上に存在する自軍のユニットのうち、どのユニットに命令を下すかを宣言します。
コマンドカードで自分のユニットに命令を下せるのは、せいぜい3ユニットまでです。
数多く存在するユニットの中から、現時点で行動させて最も効果的なユニットを厳選しなければなりません。
これがこのゲームで最も悩ましいところで、戦いが始まると戦場のいたるところで火の手が上がりますので、
どのエリアを優先すべきかが勝負の行方を左右することとなり、総司令官として指揮力が問われるところです。
また、
手札である4枚のコマンドカードの中に自分が希望するものが無くて自軍に適切な命令が出せない場合も生じてきます。
右のエリアのユニットを動かしたいのですが、手札は全て中央または左のエリアに関するものばかりといった状態。
このような場合、救済策として、
どのようなコマンドカードでもその書かれている内容に関わらず、自軍のユニット1つに命令を下すことができます。
コマンドカードをこのように使用すると、ユニットを自由に選べますがたった1つしか動かすことができません。
すなわち、将棋や囲碁のように自分のターンに1つしか行動させられないわけです。
c.移動ステップ 命令した各ユニットをその移動能力値の範囲内で移動する

ユニットごとの能力や特徴が書かれたユニットリファレンスカードの下に書かれている数字はユニットの能力値で、
左から移動力、戦闘力、ライフを表しています。
一番左の数字に等しいヘクス数だけ、命令を受けたユニットは移動することができます。
ただし、前出のルール早見表で詳しく説明されているように地形によってユニットはその移動が制限されます。
森や建物、コマンドテント、浅瀬に侵入した場合、ユニットは直ちにその移動を停止しなければなりません。
また、浅瀬や橋のない水域には移動することができません。

しかしながら、Roc Warriorのように飛行特性を持ったユニットは地形の影響を受けることなく、何処へでも移動できます。

さらに、採用するシナリオによって地形効果に関するルールが変わる場合もあります。
d.攻撃ステップ 命令した各ユニットごとに1回攻撃を行う

RunGolems(青)が移動してきて、バナーの前に立ちはだかるBloodHarvesters(赤)と対峙しました。

RunGolemsのユニットリファレンスカードです。
このユニットの戦闘力は3で、攻撃する時は戦闘ダイスを3個振ります。
また、このユニットは以下のような独自の能力を備えています。
不動1:敵から攻撃されて退却となっても、相手の戦闘ダイスの退却(士気)の出目を1つだけ無視できます。
気絶させる一撃:相手を攻撃する際に、戦闘ダイスで英雄的行為の出目が出たら相手を気絶させることができます。

RunGolemsがBloodHarvestersを攻撃しました。
3つの戦闘ダイスの出目は「英雄的行為」と「士気」、「殴打」でした。

「英雄的行為」の出目で、BloodHarvestersは気絶させらて、気絶トークンが置かれます。
ユニットに気絶トークンが置かれている間は、回復以外の全てのアクションがとれません。
さらに、「士気」の出目で1ヘクス後方に退却させられ、「殴打」の出目で1ダメージを受けてフィギュア1体を失います。
この後、RunGolemsは敵が退却したので敵が元いたヘクスへ前進することができます。
もし、BloodHarvestersがRunGolemsの攻撃で退却も気絶もさせられず、元いたヘクスにとどまっていたら反撃できます。
しかしながら、ユニットが攻撃を受けて退却や気絶したりすると反撃が出来なくなります。
攻撃するユニットによっては、動きが素早いためにどのような相手からも反撃を受けないものや、
敵が退却した場合、その後を追いかけてもう1度攻撃する、すなわち追撃ができるものもいます。
両軍ともに、
ユニットごとにとてもユニークな能力を備えていますので、彼らの能力を最大限に生かした戦術が求められます。
また採用するシナリオによって地形や得点方法が変化するため、
戦術はもちろんのこと、ユニットの選択から戦場における配置に至るまで、プレイするごとに柔軟な対応が求められます。
次回「バトルロア BattleLore 2014/11/20 その3 維持フェイズ」に続きます。
BGA賞受賞作品 世界のボードゲームランキング ボードゲームのルール ボードゲームのプレイアビリティの改善
バトルロア BattleLore 2014/11/20 その1 準備
コマンド&カラーのシステムを採用した最新作、数多くのフィギュアを使ってファンタジー世界の戦いを描く「バトルロア」。

「バトルロア BattleLore 」 プレイ人数2人 14歳以上 プレイ時間 90分間
★★★★★★★★★☆

鼓動するルーンバウンドの世界、ここはそのテリノス(鋼鉄の地という意味らしい)。
戦争で破壊つくされた戦場で
王国の守護者であるダカンの領主の貴族と、残虐で野蛮な血に飢えた闇の部族ウチュク・イレアンが激突します。

ゲームはメインと維持の二つのフェイズからなり、各フェイズはさらに複数のステップから構成されています。
今回は、メインフェイズについて。 メインフェイズは以下の4つのステップから構成されています。
a.コマンドステップ コマンドカードを1枚プレイする

コマンドカードは上のように様々なものが用意されています。

これらは代表的なコマンドカードです。
指定されたエリアに存在する自軍のユニットに対して、指定されたユニット数だけ命令を下すことができます。

左の「騎兵の突撃」は、存在するエリアに関係なく自軍の騎兵ユニット3つに命令できます。
さらに、味方の騎兵ユニットが戦闘する時に、戦闘ダイスを1つ多く振ることができます。
右の「死に物狂いの作戦」は、存在するエリアに関係なく自軍のユニット2つに命令できます。
さらに、明記されているような戦闘効果も得られます。

さらに、「逆襲」のように直前のターンで相手がプレイしたコマンドカードをコピーして全く同じアクションを実行できるものや、
「猛攻撃」のように、歩兵ユニットだけに発令できるものまで、コマンドカードには非常に多種多様なものが存在します。
プレイヤーは、ゲームスタート時点でコマンドカードデッキから、6枚のカードを引いて内4枚を選び手札とします。
プレイヤーは、この手札4枚から1枚を選んでプレイすることになります。残りの2枚はデッキの一番下に戻します。
b.命令ステップ 命令するユニットを宣言する
コマンドカードの指令に従って、ボード上に存在する自軍のユニットのうち、どのユニットに命令を下すかを宣言します。
コマンドカードで自分のユニットに命令を下せるのは、せいぜい3ユニットまでです。
数多く存在するユニットの中から、現時点で行動させて最も効果的なユニットを厳選しなければなりません。
これがこのゲームで最も悩ましいところで、戦いが始まると戦場のいたるところで火の手が上がりますので、
どのエリアを優先すべきかが勝負の行方を左右することとなり、総司令官として指揮力が問われるところです。
また、
手札である4枚のコマンドカードの中に自分が希望するものが無くて自軍に適切な命令が出せない場合も生じてきます。
右のエリアのユニットを動かしたいのですが、手札は全て中央または左のエリアに関するものばかりといった状態。
このような場合、救済策として、
どのようなコマンドカードでもその書かれている内容に関わらず、自軍のユニット1つに命令を下すことができます。
コマンドカードをこのように使用すると、ユニットを自由に選べますがたった1つしか動かすことができません。
すなわち、将棋や囲碁のように自分のターンに1つしか行動させられないわけです。
c.移動ステップ 命令した各ユニットをその移動能力値の範囲内で移動する

ユニットごとの能力や特徴が書かれたユニットリファレンスカードの下に書かれている数字はユニットの能力値で、
左から移動力、戦闘力、ライフを表しています。
一番左の数字に等しいヘクス数だけ、命令を受けたユニットは移動することができます。
ただし、前出のルール早見表で詳しく説明されているように地形によってユニットはその移動が制限されます。
森や建物、コマンドテント、浅瀬に侵入した場合、ユニットは直ちにその移動を停止しなければなりません。
また、浅瀬や橋のない水域には移動することができません。

しかしながら、Roc Warriorのように飛行特性を持ったユニットは地形の影響を受けることなく、何処へでも移動できます。

さらに、採用するシナリオによって地形効果に関するルールが変わる場合もあります。
d.攻撃ステップ 命令した各ユニットごとに1回攻撃を行う

RunGolems(青)が移動してきて、バナーの前に立ちはだかるBloodHarvesters(赤)と対峙しました。

RunGolemsのユニットリファレンスカードです。
このユニットの戦闘力は3で、攻撃する時は戦闘ダイスを3個振ります。
また、このユニットは以下のような独自の能力を備えています。
不動1:敵から攻撃されて退却となっても、相手の戦闘ダイスの退却(士気)の出目を1つだけ無視できます。
気絶させる一撃:相手を攻撃する際に、戦闘ダイスで英雄的行為の出目が出たら相手を気絶させることができます。

RunGolemsがBloodHarvestersを攻撃しました。
3つの戦闘ダイスの出目は「英雄的行為」と「士気」、「殴打」でした。

「英雄的行為」の出目で、BloodHarvestersは気絶させらて、気絶トークンが置かれます。
ユニットに気絶トークンが置かれている間は、回復以外の全てのアクションがとれません。
さらに、「士気」の出目で1ヘクス後方に退却させられ、「殴打」の出目で1ダメージを受けてフィギュア1体を失います。
この後、RunGolemsは敵が退却したので敵が元いたヘクスへ前進することができます。
もし、BloodHarvestersがRunGolemsの攻撃で退却も気絶もさせられず、元いたヘクスにとどまっていたら反撃できます。
しかしながら、ユニットが攻撃を受けて退却や気絶したりすると反撃が出来なくなります。
攻撃するユニットによっては、動きが素早いためにどのような相手からも反撃を受けないものや、
敵が退却した場合、その後を追いかけてもう1度攻撃する、すなわち追撃ができるものもいます。
両軍ともに、
ユニットごとにとてもユニークな能力を備えていますので、彼らの能力を最大限に生かした戦術が求められます。
また採用するシナリオによって地形や得点方法が変化するため、
戦術はもちろんのこと、ユニットの選択から戦場における配置に至るまで、プレイするごとに柔軟な対応が求められます。
次回「バトルロア BattleLore 2014/11/20 その3 維持フェイズ」に続きます。