約2週間前、十数年ぶりにぎっくり腰になりました。
娘の家で孫と遊んでいてソファから立ち上がった瞬間に、まさに腰の辺りで「ぎっくり」と大きな音が聞こえるぐらいまともに。
そのまま床にうずくまり、痛さでしばらくはどうにもならない状況に。
救急車を呼ぶかとどうか迷った末に、ツレが家から持ってきたコルセットを装着してなんとか立ち上がれるようになり、
ツレに車で連れて行ってもらって、近所の総合病院で診察を受けることとなりました。
痛み止めとシップで2週間経過した今日、有難いことになんとかコルセットを外せるまでに回復しました。
ぎっくり腰になり総合病院でレントゲンを撮ってもらった時のことです。
担当された若い男の先生がとてもとても親切な方で、
撮影時に姿勢を変える度に痛がる私を思いやって、時間をかけて出来るだけ痛くないようにご配慮いただきました。
しんどい時に受けた人の親切は、とても心を打ちます。
実は、ぎっくり腰にからんでもう一つ。
ぎっくり腰になる前日に奥歯を治療し型取りしてもらっていまして、一週間後に出来た歯を入れることになっていました。
治療当日になってもコルセットをしてなんとかゆっくりと歩ける程度、不安な気持ちで歯科医院に出かけました。
待合室は患者さんで一杯、予約した時間の5分前にいつも不機嫌そうな看護婦の方に受付を済ませると、
後ろから「○○さん、どうされました?」と声がかかりました。
これこれしかじかと説明すると、即座に「ああ、そうですか。それなら直ぐ診察室に入ってください。」と。
「たくさんの患者さんが待っておられますが…」「いや、構いません、大変な時はお互い様ですから、直ぐ入って」
私に向かってそう言い放って、今度は診察室の先生に向かって
「ぎっくり腰になられた患者さんに直ぐ入っていただきますから、よろしくお願いします」と。
診察室で待っている患者さんに「お先にすみません」と何度も頭を下げながら診察室に入ると、
先生や看護婦さんが椅子の角度はこれでよいかとか、うがいは極力しないですむようにするとか、
座るときや立ち上がるときには、いくつもの手と肩が差し出されて、もう至れり尽くせりで最後には涙が出そうになりました。
普段不機嫌な看護婦さんなんて思ってスミマセン。
こういう風に人から親切にしていただくと、普段の自分自身の行動がとてもみじめに思えてなりません。
まあ歳を取ったとはいえ、まだまだ生きていくわけですから、これから心を入れ替えて恩返ししなければと思う次第です。
話は少し変わりますが、
私はぎっくり腰や風邪で寝込む、食あたりするといった軽い病気や事故などは良しとしています。
なぜかと言いますと、地震に例えると軽微な地震が普段に適当な頻度で起こって、
小刻みに地殻のズレを矯正してくれたほうが、大きいのがドンとくるより、ましな気がするからです。
私の残りの人生も、今回のぎっくり腰のように軽微な災いが小刻みに来て、大きなのを避けられたらと願う次第です。
ごきげんよう、さようなら。
娘の家で孫と遊んでいてソファから立ち上がった瞬間に、まさに腰の辺りで「ぎっくり」と大きな音が聞こえるぐらいまともに。
そのまま床にうずくまり、痛さでしばらくはどうにもならない状況に。
救急車を呼ぶかとどうか迷った末に、ツレが家から持ってきたコルセットを装着してなんとか立ち上がれるようになり、
ツレに車で連れて行ってもらって、近所の総合病院で診察を受けることとなりました。
痛み止めとシップで2週間経過した今日、有難いことになんとかコルセットを外せるまでに回復しました。
ぎっくり腰になり総合病院でレントゲンを撮ってもらった時のことです。
担当された若い男の先生がとてもとても親切な方で、
撮影時に姿勢を変える度に痛がる私を思いやって、時間をかけて出来るだけ痛くないようにご配慮いただきました。
しんどい時に受けた人の親切は、とても心を打ちます。
実は、ぎっくり腰にからんでもう一つ。
ぎっくり腰になる前日に奥歯を治療し型取りしてもらっていまして、一週間後に出来た歯を入れることになっていました。
治療当日になってもコルセットをしてなんとかゆっくりと歩ける程度、不安な気持ちで歯科医院に出かけました。
待合室は患者さんで一杯、予約した時間の5分前にいつも不機嫌そうな看護婦の方に受付を済ませると、
後ろから「○○さん、どうされました?」と声がかかりました。
これこれしかじかと説明すると、即座に「ああ、そうですか。それなら直ぐ診察室に入ってください。」と。
「たくさんの患者さんが待っておられますが…」「いや、構いません、大変な時はお互い様ですから、直ぐ入って」
私に向かってそう言い放って、今度は診察室の先生に向かって
「ぎっくり腰になられた患者さんに直ぐ入っていただきますから、よろしくお願いします」と。
診察室で待っている患者さんに「お先にすみません」と何度も頭を下げながら診察室に入ると、
先生や看護婦さんが椅子の角度はこれでよいかとか、うがいは極力しないですむようにするとか、
座るときや立ち上がるときには、いくつもの手と肩が差し出されて、もう至れり尽くせりで最後には涙が出そうになりました。
普段不機嫌な看護婦さんなんて思ってスミマセン。
こういう風に人から親切にしていただくと、普段の自分自身の行動がとてもみじめに思えてなりません。
まあ歳を取ったとはいえ、まだまだ生きていくわけですから、これから心を入れ替えて恩返ししなければと思う次第です。
話は少し変わりますが、
私はぎっくり腰や風邪で寝込む、食あたりするといった軽い病気や事故などは良しとしています。
なぜかと言いますと、地震に例えると軽微な地震が普段に適当な頻度で起こって、
小刻みに地殻のズレを矯正してくれたほうが、大きいのがドンとくるより、ましな気がするからです。
私の残りの人生も、今回のぎっくり腰のように軽微な災いが小刻みに来て、大きなのを避けられたらと願う次第です。
ごきげんよう、さようなら。
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ぎっくり腰は痛いですよね。
私も2回くらいなりました。
よくなってきたという事ですが、お大事に。